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日曜の夕方の事。
サブリーナタウンの帰りに、市役所の前を車で通行しようとしたとき、なにやら前が混んでいた。 数メートル先には交番…。 …なんか嫌な予感。 こんなとき、俺の感は良く当る。(笑) 案の定、小雨降る中ごくろうな事で、検問をしていた。 俺は咄嗟にシートベルトをしたが、横に乗る娘が気づいてない! 「シ!シートベルト!」 俺の荒げた言葉に、娘も、ただならぬ気を感じたのか、慌ててしようとしたが上手くささらない。 そうこうしているうちに、2台前の車が、横の交番前の駐車場に強制停止させられていた。 (なんだ?事件か?強盗でもあって検問してるのか?…) そして、俺の目と遠くにいるポリさんの目が合った。 (しまった!…見られたかも…) 今は横の娘もちゃんとベルトをさしている。 (だいじょう、止められる事はない…) 普段以上にゆっくりと車を進め、通り過ぎようとした時、 「こっちに入って!」 ギクッ! 手を大きく横に振るポリさん。 車を強制的にポリ署の前に誘導された。 (ちっ…免許持ってたよな…シートベルトはしてるし…何でだ?…強盗犯は俺と同じ車種か?…俺は犯人に似てたのか?…) そんなこんな事を思いながらエンジンを止めた。 駆け寄るポリさん。 ウィ~ン(自動ドアを開ける音) 俺「何んでしょ?」 ポリ「すいません、シートベルトしてました?」 冷たそうな表情でポリさんが聞いてきた。 俺「してましたよ」 ポリ「…隣は?」 俺「…(間が空いて)してました」 ポリ「…そうですか… 後ろは…してませんねぇ…」 後部座席でのんきに漫画を読んでいた、上の娘を覗き込む様に言った。 ポリ「シートベルトは着用してくださいね」 俺「はぁ…」 ポリ「分かりました、けっこうです。」 俺「! ( ゜Д゜)はぁ?! 分かりました? けっこう? あのな~?勝手に止めといて、証拠がないから良いです? それじゃあ俺がバカ正直に「はい、今そこでベルトしました。すいません。ぺこりん」って、言ったらキップ切ったんかい!点数引くのかい! ええぇ! だから、正直者が馬鹿を見る世の中だって言うんだ!え!ポリさんよぉぉぉぉぉ!」 てな、事は言わず、静かにその場を去る俺であった。 (^~^:)あぶねい、あぶねい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2003.07.09 15:26:23
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