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俺「おい、ミスを1球もせず、ネットの向こう側に返したら、お小遣いUPだ」
上の娘(以下上)・下の娘(以下下)「え!ホント?!」 俺「ああ、それも3倍だ!3倍!」 下「やった~!よーし、頑張る!」 上「…でも1球も、って厳しくない?」 下「5球にして…お願い~」 俺「…仕方ねー、5球にしてやるわ。その代わり、2倍ね(笑)」 上・下「やった~!」 下「まず私からね」 上「頑張れ!」 俺達はオートテニス場に来て、ただ打つだけじゃ面白くないので 賭けをした。 最近、娘等はテニスにはまっていて、(「テニスの王子様」の影響か?)よく公園でやっているらしい。 で、オートテニスに連れて行けってうるさく言うので、来たのだ。 しかし、あまりにも下手。 見事なばかりに下手 数年前も、何度かこのオートテニスに連れて来た事があったけど、 さっぱり打ち返せなかった。 マイブームになった今も、 やっぱり下手だった。 基本がなってない。 隣で、スパンスパン打ち返してる、上から下までテニスルックでコーディネートされたにーちゃんを指差し、 俺「見たか?ああいう感じで打つんだ」 上「へ~上手」 下「って、偉そうに言うけど、おとうさんは出来るの!?」 俺「…聞くな!…俺が上手になっても誰もお小遣いくれないだろ?だから。俺は良いんだ。分かったか!」 と、ナイスなまくりで逃げ切った俺。 結局、下の娘は5球どころか、 26球も打ち返せなかった。 オートテニスは80球出て来る。その内の26球ミスしたって事は、 3球に1球はミスしたってことだ。 途中から、泣きながら打っていた。(笑) 上「じゃあ、私が挑戦してきまーす」 何かオートマシーンのスイッチをゴソゴソとやって打ち始めた。 Д´)<! スローボールかい! 無茶苦茶遅いボール。 敬老会の運動会を見てるように、 ボールが遅い。 上「へへへ、作戦成功~ああ~楽ちんだわ~これでお小遣いUP間違いない~へへへ」 コートのなかで、笑いながら打つ上の娘。 下「ずるい!」 泣きながら悔しがる下の娘。 下「おとうさん、インチキしてもお小遣いUPなわけ?!」 俺「む~仕方ない。UPすると言った以上約束を守る」 下「…」 上「あ~楽しいなぁ~テニスって~」 80球中、50球が成功していた。 俺「あと、30球!」 やばいな…こりゃ、マジでお小遣いUPか…。 と、思った時、下の娘が中に入って行って、 マシーンのスイッチをガチャガチャと捻った。 上「あ~!こ、こら~!」 スピードが速くなった。 さっぱり打ち返せない。ハイスピードらしい。 上級者でも難しそうなスピードである。 下「ケケケ~下手くそ~」 泣いた顔がもう笑ろている。 上「止めて~」 と、下の娘が触っているマシーンに駆け寄って来る。 俺「お~い、打たないと。ボールが出て来るぞ~」 上の娘は振り返り、慌てて帰る。 空振り。 下「へたへたへた~」 上「コラ~!」 また、こちらに来ようとする。 俺「ほら、また来たぞ」 上「あ~~!」 結局、上の娘も失敗…。 …ほ…。 ナイス、下の娘 ドンマイ、上の娘。 └(・∀・└)))ハッスルハッスル♪ └(・∀・└)))ハッスルハッスル♪ └(・∀・└)))ハッスルハッスル♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.05.08 07:38:07
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