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カテゴリ:奈良
神楽(かぐら)、特に巫女神楽はアメノウズメに起因する…って神話レベルの古さです。正確には巫女に憑依するのではなく、依り代と呼ばれる巫女に持つ榊、鈴などの物にとりつくのだそうです。 ここまででわかるように日本で神社に祭られているのは人間であり御先祖様です。実在の人物であることも少なくありません。氏神さまは基本的に写真撮影しても何も問題はありません。写真撮影が嫌われるのは「祟り神」、その代表格が私の好きな菅原道真でしょう。日本最強の祟り神、天神様です。天満宮は祟りを抑えるための神です。機嫌を損ねれば大きな災いが起きかねません。 そこで写真の話。先ほど紹介したように神は「物に憑依」します。神社、つまりが鎮魂の社では怨霊が写真に憑依し鳥居と言う結界の外に出て祟りを起こすと考えられているのではないでしょうか。その神が憑依する巫女さんを撮影することに嫌悪感を覚える方が多いようです。怨霊でなくても神が憑依している姿を写すことは失礼にあたると思われる方が多いかもしれません。 春日大社は藤原氏の氏神、祟り神ではないですし歴史上の人物撮影だと思って許してください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 10, 2010 06:52:13 AM
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