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カテゴリ:奈良
さすがに奈良時代に建材としての透明なガラスはありません。床には消防法の関係もあってコンクリートも多用されています。しかたない、しかたない。ただ、大極殿の形は比較的オリジナルに近いものと信じています。見ての通り、東大寺の大仏殿に近い雰囲気がありますよね。 大極殿は天皇が鎮座する場所(住処は別でしょうが)と言う印象がどうも持てません。大極は太極から来た言葉だそうで、万物の根源と言うような意味があるようです。建物の中央にある飾りは寺院などでときどき見かけます。宝珠の形をしており真下には天皇陛下がおられるわけです。 しかし記念行事のためとはいえ、良くこれだけの巨大建造物を再現できたなと驚きます。予算不足が叫ばれていた博覧会でしたが、大成功に終わったのはせんとくんのおかげばかりではなく、この不況の時代に打ち勝つ迫力のある建物が建った事に「関西もやればできる」と感じました。 まるでパワースポット、元気が宝珠に向かって集まってくるかもしれませんから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Mar 17, 2011 07:22:37 AM
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