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カテゴリ:奈良
植物の種によって葉の色が変わる時期は異なります。もみじと言う楓科の植物は紅葉の時期が遅く11月後半から最近では12月になることもあります。しかし桜やカエデの紅葉時期は早く、モミジでも葉が大きくカエデに近いものは10月末頃から紅葉が始まります。秋篠寺でも日があたる葉で色が変わり始めていました。 秋という中国から伝来した漢字、日本では「あき」と読みます。のぎ偏は穀物を意味し、そこに火という文字を組み合わせています。暑くは無い時期なのに火という漢字がついたのは、穀物が実り、葉の色が紅に変わるからでしょうか。実りの秋、火を用いておいしい料理が食べられる食欲の秋。「あき」という読みは「あか」から変化したという説もあるようです。いずれにしても紅を想像させる漢字で、紅葉は秋という漢字を作った立役者かも…。 真っ赤に染まる紅葉は美しいのですが、デジタルカメラ特有の難しさに困惑します。赤がつぶれるのです。RAW写真を使ったり、色合いを抑え目に撮影したり、いろんな工夫をしてみます。そして原色に近づけるため加工する事が多いのですが、それも微妙な調整が必要です。一面の紅葉ですとカメラがホワイトバランスを誤り、青を強くして撮影してしまう場合があります。そんな失敗に苦労している私のような素人には、色が変わりきっていない緑や黄色が残るモミジは失敗無く撮影できます(笑) まあカメラに任せすぎる私に問題があるのですが… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Apr 8, 2011 06:42:03 AM
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