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カテゴリ:いろいろと思うこと
今日はお嬢の学校の食事当番だった。お嬢の学校では給食ではなく、父母が交代で食事を用意する。だいたい8人で260人分ほどだ。学生時代は600人分を20人ほどで用意していたし、当時は今ほど道具もよくなかったので、それを思えば楽勝。当然それは卒業生だからで、経験のない人には緊張もし疲れる作業だ。
私は「卒業生」というワクから少々(かなり??)外れるタイプらしく、今回私を最初から卒業生と思っている人は少ないようだ。なので「初めてにしてはできるよね」という賛辞が多いのだが、卒業生とわかると「だったらできて当たり前だよね」となる。そう言いたい気持ちは激しくわかる。事実、慣れているんだしできるし。でもね、でもね、卒業生という一言で全部片付けるなぁぁぁぁぁぁぁ(/-"-)/┫┻┻ 私だって当番前夜は(今回は当番長だったから準備を始めてからずっと)緊張して眠れないし、今朝だってやたらと早く起きたし、一緒に家をでたお嬢を追い抜かして1本早い電車にのったし、どきどきもんで当番に臨むのだ。卒業生だからなんでもわかっている訳ではない!!!ついでに、卒業生と知ったら私を裏切りものにするな!わざわざ「卒業生でーーす」と言わねばならんのか?最初の父母会で先生から「卒業生もいるでしょう、兄弟がいて、経験豊富な方もいるでしょう、もちろん初めての方もいるでしょう。でもこの組は全員が初めてですから、ひとつひとつ作って行きましょう」ってお話があったじゃないか。もちろん、当然、卒業生の方がわかることもたくさんある。それは当然だ。だけど、卒業生という一言で私の努力を切り捨てるなぁぁぁぁぁぁぁ! でもこの叫びが決して受け入れられないことを私は知っている。だって卒業生だもの。「必ず全てのことが」できないといけないのだもの。仕方ない… 最近のお嬢は「嫌だと思うこと」と言うようになった。今日は帰り道、後ろを歩いていた女の子2人がこそこそとお嬢ともう1人の女の子のことを言っていたのだそうだ。それは明らかにお嬢と女の子に聞こえているので「やめてよね」と言ったところ「なにも言ってないよ」と言い返されたのだそうだ。これは本当に嫌な気分になったらしく、珍しくお嬢のいやがる顔なんてものを見てしまった。お嬢に対しては一つの心配があった。それは「嫌なことをされても黙っていて、ある日突然自殺してしまう」こと。これはあながち思い過ごしではなく、相談した何人かで否定した人は少ない。それぐらい黙ってしまう人だったのだが、最近、それが薄れてきた。できれば、このまま薄れて欲しいもんだと思うが、さて、山あり谷ありだろうなぁ。明日は懇話があるので、この話と少し前、唾をはかれたことを言うそうだ。これはお嬢はたいしたこととは思っていなかったのだが、私が「それは違う」と言ったのだ。こういうことは好きではないのだが、私が転校した時、私のランドセルに男の子達が唾をはき、それに砂をかけるということが続いたのだ。転校したばかりで友達もなく、方言も話せず、なぜ自分がそんな目にあうのかもわからず、ただただ辛かったのだ。結局こういう事が続き、小学校3、4年は学校へ行っていない。なので過敏反応かもしれないが、許せることではなかった。 今まで、ブラウスを破いて帰ってきたとか、やぶにつっこんでけがしたとか、転んだところに走り込んできた子がいて顔をけられたとか、大抵のことは「ま、遊びの延長」と思っていたが、こればっかりはだめだ。しかも唾をはかれたのが、制服だった。実はこれをやった子のお母さんは卒業生だ。そして影で「卒業生のくせに子供めちゃくちゃ」と言われているのを知っている。だけど決して卒業生の子供だからではない。人として、どんなに小さい子でもしちゃいけないことだろう?と思うのだ。 小さい子供だからいいのだろうか… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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