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カテゴリ:いろいろと思うこと
今日も電車内でぶるぶるぶる。今から乗ると言う電車は、私が乗っているのと同じ。乗る場所はだいたい分かっているので、お嬢が見えるところまで移動した。途中で一緒に乗っている子達が私に気がついた。と、1車両分、走って近付いた。されど連結は渡ってはいけないので、私のいる車両まではこない。近付いたことに気がつくと、また走ってお嬢のいるところへ戻った。単に遊んでいるだけ。それはわかっている。がしかし、動いている車中、混んではいないとはいえ、公共の場だ。ふっと一息はいて連結を渡った私をみた子供達は、さらにふざけて逃げようとした。が、私の顔を見たお嬢が固まった。動くな、と目に物言わせたのだ。
私の顔色よりも、固まったお嬢、すなわち友達にびっくりした子供達。「電車の中を走るのは、人の迷惑だし、危ないよ。もしあなたたちがけがをしたら、先生やお母さんやお父さんがとってもとっても心配するんだよ」横でお嬢が「ごめんなさい、ごめんなさい」と言っている。お嬢は私の激しさを知っている。怒る時は容赦しない。1人は叱る私の顔をしっかり見ていた。もう1人はうつむいて何もいわない。叱られたことないのかなぁとふと思った。「先生や、お母さんやお父さんを心配させるようなことはしないんだよ」と繰り返し言って、あとは服装のことなどを話した。叱られた内容よりも、叱られたことだけが残るのだろうなぁと、多少むなしい思いをした。近所のうるさいおばちゃん、今となっては貴重だ。私、このおばちゃんになりつつあるのかもしれない。が、単にうるさがられるだけのような気がする。 帰宅しておさらいをすませたあと、おさらいの仕方で少し説教めいた話しになってしまった。この時、ごそごそと動き、しっかりと聞いていないようだったので、「聞かないんだったら、話すのむだ」と切り上げた。しばらく泣いていた。さらにヒトモメあったが、夕食の時には学校の話しなどしていた。おもしろいもんだなぁと思うのは、こちらから聞いてやらねばなにを話せばいいのかわからないのだ。困ったこと、嫌だったこと等は特に。困ったことを聞いていると、すでにお嬢の問題ではなく、相手の問題だと思うこともある。が、それを1年生がわかるわけもなく、また1年生に「合わない人もいるさ」とも言えず、母娘で悶々としてしまったりもする。とにかく、こちらが思うより問題発生が早い。3、4年生でこういうことがあるだろうな(私の頃はそれぐらいだった)ということが、すでに起きている。ところが所詮は1年生。許容量オーバーだ。どう乗り越えて行けばいいものやら。 夜、むちゃくちゃ久しぶりに決めた時間にベッドにはいることができた。とすると読書タイムだ!あまりにもひさしぶりなので、本を選ぶところから始める。確か夏はリンドグレーンのやかまし村を読んでやったはず。続けてリンドグレーンもいいけど、お嬢の好きな動物がたくさんでてくるものがいいし、読むこちらも楽しいのがいいので、「黒ねこミケシュのぼうけん」というのにした。これは私が大好きだった本だ。私は本を読むのが好きだったので、小学校に入った頃には、小学生高学年向けの本を読んでいた。だからこれもその頃読んだのだと思うが、まず猫好きにはたまらない!ちょっとかなしいこともあり、それこそぼうけんもあり、あたまでっかちな思い込みで失敗をしてしまったりと、読みながらはらはらどきどきしたものだ。そして最後にはとってもハッピーになる。お嬢、続きが読めるように、毎日ちゃんとベッドに入っておくれね。久しぶりだから、一緒に読んで行けるように、読まないでおくから(^o^) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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