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カテゴリ:家のこと
京都二日目は知恩院へ。
父の命日は五月、母は一月で、とても両日はこられないので、 私の代になってからは、春のお彼岸に行くことにしている。 父は次男だし、子供は女子のみなので、お墓は作らず、 納骨堂に納めてある。 システムとしては、お知らせのハガキが返却されるようになったり、 誰もお参りをしなくなって数年経つと、今の納骨堂からは出て、 無縁仏の納骨堂に移されるらしい。 それでも、知恩院がある限り、供養はしていただけるので、 うちのような家系にはありがたい。 父は昨年二十七回忌、母は今年十三回忌であったが、どちらもお参りすることはできず、 今回のお彼岸回向で勘弁してもらうことに… 小雨振る中、お参りを済ませ、円山公園へ。 今年はちらほらと桜が咲いている。 円山公園からすぐに母の実家のお墓があるのは知っているけれど、 毎回素通り。 そういえば、今年の初めに父の実家のお墓のあるお寺に強盗がはいったっけ(^^;) 祖父母に感謝の念がないわけではないけれど、 結婚してしまうと、自分の親だけでも精一杯。 それを目の当たりにしているので、 「墓守をしなくてはならない」と養子をとったりすることが とてもばかばかしく思えてしまう。 今回、初めてお嬢に聞かれた。 「ハハは(お墓は)知恩院さんがいいの?」 「そうだね、あっちはいやだな」 べつに夫を同じお墓に入るのが嫌なのではない。 (姑とはいやだが…) うちもお嬢一人だ。しかもお墓は宮城にある。 京都なぞという絶好の観光地に親の墓がありながら、 思うように行けない私を見ているせいだろう、 自分だってどうなるかわからない、と考えたようだ。 死んだ人間にお嬢が縛られることがないように祈るのみだ。 ゆっくり京都も歩きたいけれど、教育費が終わるまでは我慢だな… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年03月25日 12時24分25秒
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