|
カテゴリ:それ以外、もしくは、
本気で死にそうな、不死鳥のような当ブログです。
![]() どうもオークションも銀塩は減ってきたかな、等と思いつつ落札したのが、これ。 富士FlashFujica ZoomDateです。 フラッシュフジカに同社の一眼レフ用レンズが乗っかっている感じというか、 まさに、フラッシュフジカに(おそらく、勢い余って) 37-55mmF3.5のズームレンズを付けてしまったカメラ。 ボディはプラスティック製の普及機でボディやシャッタの質感は身分相応だが、 (おそらく当時の一眼レフ用と同じ設計の)レンズの質感と操作感は ズームレンズをつんだコンパクトカメラのなかでは群を抜く。 (マニュアルフォーカス+ズームのコンパクトカメラは他に知らないけど) フィルタ口径58mmのレンズの存在感は、 殆どノーマルと変わらないボディとのアンバランスさを乗越え、 同社の中版のレンジファインダと充分対抗出来る存在感である。 角フードなどで武装するのもいいだろう。 ![]() ファインダは38mmの固定式の視野のなかでブライトフレームだけが変動するタイプである。 レンジファインダの酸いも甘いも知っている人はズーム式より感動するはず。 ライカもコシナもキヤノンもニコンもなしえなかった、レンジファインダのレンズとファインダの不仲を富士は人知れず解決していたのだ。 これで、絞り優先AEができて、距離計が付いていれば、 まさに当時の富士のレンズシャッタのフラグシップ機なのだろうけど、 残念ながらプログラムAEのゾーンフォーカスである。 レンズにもEBCの表記はない。 全部載せを作ろうと思って、全部載せたらはみ出たので、 ヤッパリ少し外したといった感じ。 中途半端なのか、すごいのか解らないまま、多分あまり売れず、 時代に消えていったフラッシュフジカの幻のフラグシップ機である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[それ以外、もしくは、] カテゴリの最新記事
|