minolta SR-T101
dimage G600出品者から推理するに、70年代後半に使われたあと、東北地方の湿度管理された蔵か倉庫に仕舞いこまれ、なんだかのきっかけで古物商の手に渡り、一式そのまま未整備でネットオークションに出品され、(なぜか大判カテゴリに)地酒のダンボールと大量の新聞紙に包まれ此処に来たミノルタ。ブラックボデーに標準50mm1,7と広角35mm2,8。という組み合わせが渋い。やはりマニヤか、それともカメラ屋にだまされたか、そんな感じがする選択である。この後のミノルタはXシリーズから電化し、ライカとの提携期のXDなど名機も多い。しかし先進的な電気化により、逆に今日では修理が難しくなってきている。SRT-Superは信頼と実績の最後のフルメカニカル・ミノルタである。必要以上に乾燥した環境にあったらしく、黴はないが、革ケースはぼろぼろと表面が崩れているし、内部の機械油は乾ききり要メンテの状態。露出計も動いているので、オーバーホールに出したい。附属のストロボのケースの底にこんなものが。未使用のは初見。。。もしかして使えるか、と思いテスタで計測するが、電圧0。