タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密
★★★+鑑賞No:02205製作:2011年/アメリカ・ニュージーランド/107分監督:スティーヴン・スピルバーグ声の出演:ジェイミー・ベル/アンディ・サーキスブリュッセルののみの市。少年タンタンはある店でひときわ目を引く精巧な帆船の模型に魅了され購入する。ところが購入直後、2人の男に売ってくれとしつこくせがまれる。その様子から、この模型は伝説の軍艦、ユニコーン号に違いないとタンタンは予想する。そして模型のマストから古い羊皮紙を見つけたタンタンは・・・・・。まず驚かされたのが映像。CG技術は日進月歩だが、この映画の人の映像はすごい。(たぶんわざとだと思うが)アニメっぽくデフョルメされていると思うが、リアルさはピカ一。これだけリアルに作れるのであれば、もはや俳優もロケもいらないと思えるほど。ともかく映像に圧倒される作品。ただ、CGゆえ何でもアリの世界がチョット気になり、静止画的にはリアルだが、動画的にはリアルさがなかった。ストーリーも特筆するほどの内容ではなく、分かりやすいがありきたり。スピルバーグを知らない子供世代にはいいかもしれない。ラストは最近お決まりの、続編を予感させる終わり方だが、さほど続編を観たいと思わせるようなラストではなかった。「タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密」 予告編