ワン・ミス・コール
★★鑑賞No:01675製作:2008年監督:エリック・ヴァレット出演:シャニン・ソサモン/エド・バーンズ三池崇史監督、柴咲コウ主演のホラー映画「着信アリ」のハリウッド・リメイク版。心理学専攻の女子大生ベスはルームメイトのパーティで友人のレアンと、自宅で事故死した友人のシェリーの話をしていた。そこにレアンの携帯電話に着信があり、3日後の日付でレアンの悲鳴のような声が録音されていた。3日後、レアンはベスと電話中、踏切りの歩道橋から飛び降り、列車に轢かれて死んでしまう・・・・。基本的なストーリーは日本版と同じで、ある意味忠実に作られている。ということは何のためにリメイクしたのかがよく分からない映画。日本版はどちらかというと心理的な恐怖を強調しているが、ハリウッド版はビジュアル的な恐怖の強調が印象として残る。でもその程度の違いしかなく、少なくとも日本人は日本版を観ればあえて本作を観る必要なないかもしれない。予告編で象徴的に見えた不気味な顔の女性がもっとストーリーに絡むほど出てきて、ハリウッド版ならではのオリジナリティが出てればもっとよかったと思う。