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カテゴリ:トラドキスタン潜入記
私は動揺を隠さずにはいられなかった。なにしろ、その新聞記事の見出しが「文庫の世界地図 米が席巻」となっていたのだから。 「少なくとも1980年ごろはまだ、フランス文学、特にヌーボーロマンを読まないと学生じゃないというムードがあった」――。筑波大専任講師の今橋映子さん(比較文化文学専攻)は振り返る。「今の学生は『読め』と言われない限り、フランス文学どころか何も読みませんよ」。筑波大では現代思想、マスコミ論、宗教学に押されて文学専攻の人気は最下位だという。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.11.10 00:02:27
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