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2007年04月29日
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カテゴリ:つれづれ
今日は、朝は撃沈の私、実家に行く予定をキャンセルしました。
…が、お昼頃からすこーし体調もよくなってきて、実家に顔をだしてないので、行ってきました。

実家には新しい車が来て、弟が運転の練習を始めてます。ペーパー歴は私よりも長いでしょう。3月下旬からちょっとずつ乗っているいるようです。
うちの車と、実家の車と、2台に分かれて、近くの大型ショッピングセンターに行きました。

最初は、買うものが違うので、二手に分かれて買い物をしました。30分後に合流予定だったけど、互いに買い物が終わらないので、携帯で連絡を取り合って、さらに30分ほど合流の時間を延ばしました。…そしたら、ひろーーーい店内なのに、「あら~」と。

父・母・弟組み、ダンナ・私組みだったのですが、ここで父がこちらに加わることになりました。でも、父は、母と弟だけで動いて、私たちと一緒に動くということを聞いていなかったようで、母と弟の姿が消えた後に二人を追い始めたようでした。でも、二人の買いたいものが何かは聞いていないし、どの売り場へ行くかも聞いていないのです。

ものすごいスピードで、歩いていく父は、目標は母と弟だけど、どこにいるかはまったく考えてなくて、ただ、当てもなく母と弟に出会うまで歩く…と言う感じでしょうか。ちょっと追いかけてやめるかと思ったら、さらにスピードアップする父を見て、ダンナが「ヤバイよ、わからなくなっちゃうよ」と言ったので、走って父を追いかけて、母と弟とはあとで待ち合わせてるから、一緒に買い物しよう…と言って、私たちと一緒に買い物をすることにしてもらいました。

私たちは、照明の売り場に行きました。父とダンナと私とで話しながら照明を見ていると、父は、最初は会話に加わっているものの、自分の家のことではないから、つまらなくなってしまったのかもしれません。そんなに長い時間でもなかったのですが、ふっと気づくと父が離れた場所にいます。視界の端に入れつつ、照明を見ているうちに父が別の場所へと動いているのが見えてきました。

これは、ちょっとムリだなと思って、父を連れて、母と弟と合流することにしました。

何気ないことで、大きなホームセンターならたいしたことではないように思うのですが、父が何か変だと思いました。数日前に、実家に電話した時、母がちょっぴりこぼしていた父のことは、これだったのかと思いました。

上手く説明できないのですが、小さな子供がいたら常に視界の端に入れて買い物をして、どこかへ行ってしまったり、何かいたずらをしないかと見ていたりするのだと思うのですが、父の場合もそうしていないと、ふと気づくと本人はしらないうちにどこかへ行ってしまうのです。

父は、ホームセンターの入り口がすでにどこにあるか…は売り場を少し歩いた後には、わからなくなっています。でも、入り口を自分がわかっていないことは、ホームセンターを出ようと思うまで気づきません。そして、入り口がわからなくなったら、売り場のあちこちにある、地図や表示を見るという冷静な思考がなくなります。売り場の人に聞くということは、恥ずかしくてできません。昔は、1回通った道は、絶対に忘れなかったし、帰りに反対方向になっても、道を覚えていました。だから、大丈夫!と思っています。だから、困るのです。

今まで、私が気づいてきた父の病状の悪化はどちらかというと、身体機能の低下でした。細かい作業ができなかったり、手が震えたり、機敏な動作が取れなかったり…。多少、会話がループしたりもありましたが、こちらがあわせればよい程度と思っていました。

けれど、母から少しは聞いていたけれど、私が今日気づいた父の病状の悪化は、明らかな思考能力の低下でした。

ホームセンターでの話を母にしたら、昨日は、夜にトイレに入って「鍵が開かない!」と大騒ぎになったそうです。外から鍵が開く構造になっていたから、すんなり対処できましたが、鍵を開けてもらったら「寝ぼけてた」と父は言ったそうです。

この類のことが毎日、1回はあるようです。

母はクタクタ。
弟もクタクタ。
でも、弟は、車に乗って皆で少し遠くに行きたいといいます。
車の運転が楽しいし、父をどこかに連れて行きたいと思っているのでしょう。

父の病気が発症して、5年近くが経つでしょうか。
経過としてはゆっくりの進行です。
できることをしていくだけ。

弟がちょっと頼もしく思えた1日でした。





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最終更新日  2007年04月30日 00時51分31秒
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