西川町「玉貴のひなまつりとひな膳料理」を体験してきました!(「ひな人形」編)
お待たせいたしました!今回は、西川町間沢地区・清流料亭「玉貴」さん(別ウィンドウ開きます) の“ひなまつり”「後編」。このたび、当ブログで公開致しますのはなんと玉貴さん門外不出の貴重な人形の数々でございます!同じ西川町のよしみということで、ブログ掲載のお話を申し出ましたところ特別に、若女将さんに撮影の許可をいただいたものばかり。(まずは専用に用意されたパンフレットをご覧あそばせ)と、その前に。既にご存知の方も多いとは思いますが、一言書き添えておきますと山形のひな祭りは、その由来を「最上川舟運」と「紅花商人」に持つものが殆ど。そろいも揃った山形県内の豪商達が、我が家の蔵で長年・大切に保管してきたお雛様を、一般の方に向けて公開してくれるのが「やまがたの雛まつり」。2月~4月中旬(旧暦の3月3日)を含む頃まで、本館に別館にずらり並べて、お客様をもてなしてくれるイベントです。・山形県観光サイト やまがたへの旅「やまがたの雛」特集ページ(別リンク開きます)にざっと目を通すと、最も数多くの雛人形を有する旧家が揃っている地域は、貿易の中心地だった庄内地区「酒田市」と「鶴岡市」周辺のようで。荷の集積地たる港町の繁栄ぶりが、はっきりと分かる形です。ついで、紅花産地村山地区の「河北町」、「天童市」や「東根市」と、最上地区の「新庄市」などがならび、最上川での交易が、どこでどのように発達していたのかを、雛人形が伝えてくれる結果になってます。さて、一方の西川町。一般公開に協力してくれている雛人形をお持ちの館は「玉貴」さん1件のみ。最上川から、ちょろ~っと離れてしまった場所にあるという、そんな地理的要因が垣間見えておりますが、まあ、そこはとりあえず横に置いといて。・・・・・・・・撮影者の腕のせいで、つたない画像となっておりますがわが町が誇る、間沢の料亭「玉貴」さん所蔵の貴重な雛人形の数々です!!(こちらが「ひなまつり」期間にだけ見学可能な「別室の間」でございます)(雛人形の素晴らしさは「道具」を見れば分かるとのこと。見事な細工の品々にうっとり)(京都で特別に作られるという、お雛さま専用の雛菓子から)(山形ならではの「くぢら餅」まで、これまた素晴らしいお供えの数々です)(個人的にHITしたのはこの牛車。一生懸命さがプリティで大変気に入りました^^)(県内で、玉貴さんにしかないという随一の人形がコチラ「次郎左衛門雛」!)(時の経過を思わせる、高貴な面差しの御内裏様と御雛様ばかりでございました)裏話になりますが、今回は撮影の為に、見学も一人にしていただくなど、玉貴さんには、大変なご助力をいただいております。んが。ワタクシ、そのようなVIP待遇(?)が、初めての経験でございまして!(ひな壇にしっかり「カメラ禁止」の文字が見えているんですよ)あまりの畏れ多さに、いつも以上に写真の乱れが出ております。何卒ひとつ、ご容赦をいただければと思います……m(_ _)m西川町繋がりでのご縁をいただいたのだなあ、と、貴重で有り難い経験、この場を借りて玉貴さんへは、心よりご協力への御礼を申し上げます。さて、これらの玉貴さん所蔵の雛人形たち。実際に西川町まで足を運んでいただける方には・見学のみ500円・お茶・デザート・解説付案内見学1,500円・ひな膳料理 ¥4,042円~(税・サービス料込)といったラインナップで、玉貴さんの「ひなまつり」を存分に体験することが可能です。ご覧いただける期間は、2月1日(水)~4月25日(水) という予定。ちょっと西川町までは無理…という方には玉貴さんのHPでご覧いただくのが、何より一番ですね。「時代雛特集・ひな人形「時代雛」について」(別ウィンドウ開きます)ということで、由来や謂れなどが、しっかり画像・解説付で特集ページがまとめられていますのでコチラも必見でございますよ!(月山の里・西川町のちょっと遅いひなまつり、是非・直接体験してみてくださいね♪)