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カテゴリ:朝ドラ「ウェルかめ」
結局、波美は勝乃新と共に、歓迎会に行きました。 その店の名前が、「アルデナイデェ」でした。 ふざけた名前ですね。 ホワイトボードにあった「5時 あるで」はこの店のことでした。 でも、乾杯をしてすぐ、須堂啓に電話がかかってきて、スポンサーがスポンサー料を下げたいとのこと。 そりゃ困ると慌てた吉野さんは、啓さんと、シゲさんを連れてその社長に会いに行ってしまいました。 結局、早くも歓迎会はしらけて、うやむやに・・・ 勝乃新はここのバイトを1年位しているとか、勝乃新との交友を深めただけの印象でした。
そして、仕事の方は、「チャレンジャー10」の企画がうまくいかず、波美は吉野が求める人物像が分かりません。 吉野「今一つ、パッとせんね。 心がぞめかん。 こう何て言うのかな? 胸から鼻の奥にかけて突き上げてくるようなハとか、ヘとか、ホとか、心に響くもんが欲しいのよ。 『ハ・へ・ホの原則』やわ。 ゾメキトキメキやわ!」
ゾメキとは、騒ぎ踊るというほどの意味。 阿波踊りの急調 のことも言うそうです。 胸が騒ぎ、踊るような気持ちになる感動が欲しいんでしょうね。 「は~!」とか「へえ~!」とか「ほお~!」と心に響くということでしょう。 でも、心に響くものが吉野さんと波美とは全然違うようです。 菊の品種改良が縁で結婚した夫婦は、ラフまでいったけど、離婚してしまってボツになってしまったそうです。 アユ釣りの改良を試みてる小学生は、両親や親戚まで皆が出たがって後回しにしているそうです。 吉野さんは、こういう人物を求めているようです。
一方、波美が提案したのは、 「確か、ニューヨークから戻って来て新しく鳴門にインテリアショップを開いた若い男性がいるはずなんです。そこは、ニューヨーク直輸入の・・・」 全然、相手にされませんでした。
めげずに、何点かメモして吉野さんに見せました。 吉野「コンセプトは? あんたのメモの」 波美「世界を舞台に活躍が期待できる徳島の人達です」 吉野「ほっか。言葉で言ってもわからんか。 これはこれで皆、素晴らしいチャレンジャーよ。 けどな。違うのよ。 うちらのポリシーとは。 うちらはね、有名人になる人には興味は持たん。 言うたやろ? もっとパッとするネタよ! 心にハ! ヘ! ホ!」
波美は家で、昔の雑誌を見ましたが・・・ 波美「分からん。 何がええんよ! どこがこうパッとしとんのでぇ!」
昔の雑誌に載っている人の傾向を見れば、どういう人が求められているか分かると思うんですけどね。 波美は分からないのではなくて、自分の価値観から抜けられないんじゃないのでしょうか? 少なくとも、波美と吉野さんは、心にハヘホと響くものが違いそうな気がします。
語り「まあ、この雑誌には、波美さんの憧れの世界の欠片もないんですな」
一方、浜本家では、テッシーが10年ぶりにサーフィンを始めました。 電話で父と話した波美は、父に進められて・・・
波美が書いている企画書をシゲさんが覗いて読みました。 「・・・というわけで、40代にして再び徳島の海に戻ったテッシー浜本の・・・タヒチに店を出す夢を追うチャレンジャー企画、まとめてみました」 吉野「浜ちゃ~ん、あんたってええ子やなあ。 けどなあ、自分の父親を取材対象にする編集者はプロではおらんで」 シゲさんも笑いました。 確かに。
でも、思えば『つばさ』では家族やご近所がラジオに総出演みたいでしたね。 そっちがヘンだったのかも? コミュニテイラジオとタウン誌は全然違うのかしら? とにかく、波美、まだまだ前途多難なようです。 頑張って!
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