今、NHK夜7時のニュースで速報が入りました。
鳩山首相は、藤井財務相の辞表を受理し、後任は、菅直人副総理が兼務することに決まったそうです。
そして、菅副総理が兼務していた国家戦略相を仙谷行政刷新相が兼務し、科学技術担当は川端文部科学大臣が兼務するそうです。
無難な人事ですね。
大変でしょうけれど、頑張ってください。
【Yahooニュースより】 (1月6日19時26分配信 読売新聞)
財務相後任に菅副総理、国家戦略相は仙谷氏兼務
鳩山首相は6日夜、健康上の理由で同日に辞表を提出した藤井財務相(77)の辞任を認め、後任に菅副総理・国家戦略相(63)を横滑りさせ、国家戦略相を仙谷行政刷新相(63)が兼務する人事を決めた。
菅副総理が兼務していた科学技術担当は川端文部科学大臣が兼ねる。民主党の小沢幹事長は首相から電話で人事の連絡を受け、了承した。閣僚数は一減となったが、首相は当面、補充の人事は行わないとしている。
鳩山政権発足から100日余りでの主要閣僚交代により、今後の政権運営への懸念も出ているが、5日に藤井氏が首相に辞意を伝えてから、早期に後任選びを決着させたことで、政権の混乱は最小限に抑えられそうだ。
鳩山政権発足後、閣僚の辞任、交代は初めて。首相は6日夜、菅、仙谷両氏と首相官邸で会談した後、記者団に一連の人事を発表した。7日午後に辞令を交付する。
菅氏の財務相起用について、首相は「(政権への)ダメージを最小限にするために、予算案を作るにあたって一番近くで見てきた方を後任にした」と述べ、18日召集予定の通常国会を目前に、主要閣僚の交代による2010年度予算案の審議などへの影響を最小限に抑える狙いだったことを明らかにした。
また、「私の一存で決めた。決めてから、小沢幹事長に伝えた」と強調、藤井氏の後任選びにあたって、小沢氏と事前に調整しなかったと説明した。首相によると、小沢氏は「総理の決めることだから結構です」と応じた。
藤井氏の辞表は6日午後に提出され、「閣僚として公務をこなすのは困難」とする医者の診断書が添えられていたという。首相は当初、藤井氏の慰留に努めたが、「健康上の問題でどうしようもないので、辞表を受け取ることにした」と述べた。藤井氏が通常国会での予算審議などに耐えられないと判断したものだ。
一方、藤井氏の辞意には10年度予算案の編成作業を巡る小沢氏との確執も作用していたとの見方があることに関し、首相は「全くそういう話ではない。すべて体調の問題だということだった。その言葉を100%信じている」と反論した。
菅氏は弁理士、市民運動家を経て政界入りした。衆院東京18区選出。衆院当選10回。96年の橋本内閣で厚相として初入閣し、薬害エイズ問題の真相究明に取り組み、隠されていた資料を発掘するなどして国民的な支持を集めた。民主党代表時代に、小沢氏が党首を務めていた自由党との合併を主導した。
藤井氏辞任の理由
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