これがお役人というものか
昨日の日記には「答弁書は事前に見ない」と書いたが、職員は私にメールで送ってきていて、ついつい好奇心から見てしまった。心のどこかに「期待」があったのだろうか。それとも企画財政部長自ら筆を執ったというメールの文章に心引かれたのだろうか。 結果は…。やっぱり見なきゃよかった。まず、びっくりするのはさも真摯に答えているような文章だが、よくよく読んでみると私の質問には一切答えていない、ということだ。 例えば私は、あるときは自治会、あるときは事務区と使い分けがなされ、はたしてその実態はなんなのか、答弁を聞いていると混乱するばかりだから再度説明をして欲しい、と質したのに答弁では、市民からも区長からも混乱しているとの声はない、という。私はそんなことは聞いていない。 だいたい市民から混乱と言う声がないとはあまりにあたり前すぎて思わず笑ってしまった。そもそも市民は事務区と町内会が別のものだと思っていないし、市当局は市民に規定規則と実態の乖離を巧妙に隠してきて、市民は町内会と事務区の違いが分かっていないのだから混乱など最初からありえない。 地域では「町内会」を名乗ってその規約に、加入しないと「広報あげお」を各戸配布しない、とはっきり書いているところもある。しかも町内会といいながらその長は「区長」となっている。これを混乱と言わずになんと言うのか。 そしてその区長は町内会未加入世帯と脱退世帯には「広報あげお」を配布しない。「区長」なのに規定に基づいた仕事はしないで、こういうときは事実上、「町内会長の顔」をする。これも混乱と言わずになんと言うのか。こういうのを放置していることについて、何度当局の説明を聞いても屁理屈にしか聞こえない。 いずれにしても私は答弁が混乱しているから再度わかりやすく説明して欲しいと質しただけなのだ。 これ以外にもこんな調子で聞いたことにはまったく答えていない。なのでこの答弁書はお返しします。再度練り直してください。 まあ、まだ登壇まで残り2日と2、3時間はあるだろうから、どうとでもなると思います。※人気ランキング投票に参加しています。 ↓ ↓ 人気blogランキングへ