奮闘する「大器晩成」日記

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• 誰が頼んだ？「かけあってみます｣

  　今日、さいたま市方面に出かけた。通りかかった家の塀に国会議員のと、政党ポスターが張ってあった。　その政党ポスターを見てびっくり。書いてある文言に我が目を疑った。　「それ、総理にかけあってみます」　？。正直意味が分からなかった。総理にかけあうって「やっぱりダメでした」とでも言うのかしらん。　内閣総理大臣は王様ではない。例え総理大臣が了解しても出来ないものなどたくさんある。安倍前首相が突然止めたのはインド洋での給油が一時にせよ中止せざるを得なかったからではなかったか。つまり国会の議決があってこその総理大臣ではないか。　明らかに国会軽視、国民を軽んじているポスターだ。　調べてみるとこのポスターはシリーズ化されていて、全部で８種類もある。その中でも際立って最悪なコピーだ。　「福祉の党、平和の党」だったこの政党は今でははっきりと弱者切捨て政策に与する党に変貌した。その結果が「･･･かけあってみます」のポスターになったように感じられてしょうがない。　老婆心ながらどうかと思う。

  July 28, 2008

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• 一転にわかに掻き曇り

  　夕方、まさに「一転にわかに掻き曇り」雷鳴ともに土砂降りになった。　こうなると我が愛犬Ｂｕｄｄｙ君は膝の上に乗って絶対に下りようとしない。雷鳴がとにかく怖いのだ。　トイレに行きたくなって、膝から下ろして椅子から立って柵を越えて隣室に行くと、なぜかＢｕｄｄｙ君も柵と壁の隙間からついて来た。普段はその隙間から隣室には絶対に来ないのだが、今日は雷鳴に追い立てられてしまった。　不安でしょうが無い。息が荒くなっている。呼んでも振り向きもしない。　こうなると、普段呼ばれて振り返るなんて行為は、私たち飼い主を喜ばせるためにお犬様が「やれやれ」とでも思いながらやってくれているのかしらん、なんて思ってしまう。　Ｂｕｄｄｙ君が落ち着いたのは雷鳴が去ってかなり経ってからだった。犬の聴力では人間が聞こえなくなってもまだまだ聞こえていたのかもしれない。

  July 27, 2008

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• 最終回

  　本格的な夏が来た。日中はとにかく暑い。これだけ暑ければ外に出る気にもならない。　最近は曜日の感覚が無くなってきた。気が付けば今日は土曜日、週末だ。どおりでそこここで町内の夏祭りをやっている。　そうそう、今日はドラマ「ROOKIES」の最終回だ。午後７時からの２時間拡大放送だ。　私はこのドラマに結構ハマッていた。どうしてだろう。多分今は忘れつつある「夢中になっていたあの頃」を思い出させてくれたから、だろうか。　純粋にひたむきに没頭する、これまでの人生でこんなに夢中になった時期があっただろうか。そんなほろ苦い思いもある。　それと「仲間」の存在だ。人間は１人では生きてゆけない。当たり前のことだが、当たり前すぎて見えなくなっている人がなんと多いことか。　一人一人はそれぞれ全力を尽くす。だが、それが集まってこそもっと大きな力になる。そのことに気付かされ、そして「気付く自分」に気付いてまた感動する。また次に向かって頑張ろうという気持ちになる。　その気付きのきっかけをくれるのが先生、だ　このドラマは、きっと自信を無くしているだろう「先生」への応援歌でもあるのだろうと思う。先生という職業には４０を超えた今もって大いなる憧れがある。私自身の経験でも、何気ない先生の一言を支えに頑張れたことがたくさんある。　先生は偉大だ。先生の対応１つで生徒には大きな影響がある。単なるドラマだと侮ってはいけない。そりゃ今だって一生懸命な先生はたくさんいると信じているが。　「愚直」「真面目」という価値観の大切さを教えられるのは「先生」しかいないはずだ。　さて最終回、だ。腰を据えてじっくりと見ます。

  July 26, 2008

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• 雷の影響

  　今日は東京での会合に出席するために、１７時過ぎに最寄り駅から「ニューシャトル」に乗った。駅に歩いている時は今にも雨が落ちそうな雲行きだった。遠くで稲光も見えていた。最初は北西方向の空が真っ暗だったが、次第に我が上尾上空にも真っ暗な雲がかかってきた。夕立に降られる前に駅にたどり着いた。　ニューシャトルに揺られていると、ちょうど「加茂宮駅」から「鉄道博物館駅」の間で、突然車内の灯りが消え、エアコンが止まった。　！。　なんでも落雷で停電してしまったそうだ。１０分から１５分程度、車内に文字通り「閉じ込められた」。　と、そこに大粒の雨が降ってきた。見る間に大豪雨となった。雷鳴轟き、稲妻がはしり、そのうちに雹が降ってくる事態となった。　停電で電車内に閉じ込められるなんてそうそうできない経験だが、とにかくあの暑さには閉口した。たまたま座ることができていたから良かったが、もし立っていたならば相当に体力を消耗しただろう。　そんなわけで今日は疲れました。

  July 25, 2008

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• 正念場に立ち向かう

  　　頻発する通り魔事件は「不安な心」が引き起こしているとは思うが、だからといって他人を傷つけて良い訳が無い。　「誰でもよかった」とはつまり“知らない人なら”「誰でもよかった」ということだと友人が自身のブログで指摘していた。まったくそのとおりだ。　当然、犯人は許されるわけも無い。　「困難は乗り越えられる人にしか降りかかってこない」　たしかにそうだ、と思う。　私自身、経済的にも、精神的にも、体力的にも疲労が溜まっている今現在は、まさに「正念場」だ。ここでの踏ん張りが大きく開ける未来に繋がる筈だ。　不安な気持ちに打ち勝つのは「やりきった」「ベストを尽くした」という自信しかない。この自信は結果を恐れない心を生む。良い意味の「開き直り」だ。　くよくよしたって始まらない。逃げたって結局は自分に戻って来るだけだ。　人間万事塞翁が馬。よくいったものだ。

  July 24, 2008

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• 不安な心

  　また、通り魔事件が発生した。２２日夜９時半過ぎに八王子でおきたこの事件でも、犯人とはまったく係わりの無い人が犠牲になった。　「誰でもよかった」。逮捕された容疑者はそう供述したそうだ。６月の秋葉原の事件の記憶が消えない中で「またか」という思いが湧きあがる。　この犯人は工場に勤めていた。今年５月に転職したが、勤務を始めてすぐにプレス機に指を挟んで入院、現在はリハビリ中だった。　秋葉原の事件は「非正規雇用」だった。　どうもこの２つの事件を見ていると、言いようの無い不安な気持ちに耐えかねて、それが怒りに変わり、人を刺すというとんでもない行為のハードルが低くなって、とにかく世間が大騒ぎするというこの一点で事件を起したもの、という印象を感じた。　手っ取り早く怒りをぶちまけた、という感じ、だ。　この「不安な気持ち」がこれまでになく大きくなっているのが「現代」なのかな、と思う。　なかなか「これ」と思うに仕事に就けない。いつクビになるかわからない。「ワーキングプア」「ネットカフェ難民」他人事ではない。３３歳を超えて展望が開けない。このままでは将来はどうなるのだろうか。　こんな不安を持つ３０代が増えているのだろうと思う。派遣法の改正によって、労働者はまさに「マシーン」という扱いになってしまった。　日本人のメンタリティとして何かの集団に属するということがたいへん大きな心の安定を生みだしているのではないか。アメリカの個々の「契約」という概念ではなく、「居る場所」があるということがもっとも心を安定させるのではないか。　さてさて･･･。　余りに眠くて「公開する」をクリックしないで寝てしまった。朝になってしまった。　

  July 23, 2008

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• 歳月の重み

  　我がマンションの廊下を歩いていると、年のころは２０代半ばの青年から挨拶をされた。一応９０世帯を超える戸数があるマンションなので、話をしたことの無い人もたくさん住んでいるが、その青年にはどこかで会ったような気がした。　そうだった。同じフロアの３軒ほど隣の家の息子さんだった。引越してきた当時はまだ小学生だったのにずいぶんと立派になったものだ。　私が住むマンションは平成４年の３月末の完成だった。もう１６年も前だ。あの頃小学生だったならばもう２０代の半ばから後半になろうという年齢だ。私がこのマンションに引越してきた年齢は２０代半ば過ぎ、２７歳のことだった。　いつまでも若いつもりでいたが、時の流れは時に重く、時に残酷だ。気が付けば中年といわれる年齢になった自分がいる。自分はこれまで何を成し遂げてきたのだろうか。　しみじみと汗も滴る「大暑」の夜。

  July 22, 2008

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• 液体歯磨き

  　割と口呼吸で寝ているためか、朝起きたときに口の中が乾いて気持ち悪い。これを少しでも防ぐために寝る前には「液体歯磨き」で口をゆすいでから寝る。　先日、量販店で安かったので、「リステリン」のソフトミント、刺激が少ないと書いてある１リットルボトルを２本まとめ買いした。　ところが使ってみると刺激が少ないなんてとんでもない、国内メーカーの低刺激のものと比べたらとんでもなく刺激が強い。むしろ国内メーカーの通常の刺激のものと比べても、もしかしたらリステリンの低刺激のもののほうが強いかもしれない、そんな感じがした。　さすがに国内メーカーは、こういった口の中の刺激を嫌う国民性を分かっているようだ。　こういったマーケット調査は大切だが、時にはまったく受け入れられないかもしれない企画を実施してみるという冒険も大切だ。多くのヒット商品は事前の評価があまり高くないものが実際には多く人々に受け入れられている、という話もよく聞く。　ビジネスはマーケットの評価も作り上げてゆく努力が大切なのかもしれない。　

  July 21, 2008

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• あー夏休み♪

  　夏が来た。暑い１日だった。だが、今日はそれでも湿度がさほど高くなかったようで蒸し暑さはそれほどでもなかった。　暑さが苦手の私にとって蒸し暑くないということはそれだけで大きな救い、だ。　夕方から夜にかけては北よりの風が家の中を抜けていく。なかなか涼しい。　カーラジオからは、今日から夏休みになったのに早くも水の事故のニュースが流れていた。思いで一杯の夏休みにするためにも事故にはくれぐれも気をつけて欲しいとつくづく思った。

  July 20, 2008

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• 幕明け準備

  　どうやら関東地方も梅雨が明けたと見られるらしい。今日の暑さは尋常ではなかった。まさに夏本番という感じだ。じっとしていても汗が流れる。この季節ははっきり言って嫌いだ。　さてさて･･･。　何とか新しいビジネスを立ち上げようともがいている。コストを考えればやっぱりネット上で商売するのが一番良い。　私にとっての問題は「何を売るのか」だった。商材がなかなか見つからない。これといったものになかなかめぐり会えないでいた。　今週に入って友人が海外に買い付けに出かけていった。月末には帰ってくるという。毎日メールでこんな商品を探してくれと、思いつくままに写真などを送ってもらっている。　友人がどんな商材を探して来るのだろうか。月末が楽しみだ。

  July 19, 2008

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• 冷たい制度

  　久しぶりに「太田総理」を見た。ワーキングプアについてだった。提案された「マニフェスト」は「１年間バイトやハケンを続けた人は正社員にします」というものだった。同じ事業所で１年間勤めたならばきちんと正社員雇用しようということだった。　ちなみに今現在の「労働者派遣法」では「３年間」ということになっている。この期間を切るというルールが実は企業の側の大きな隠れ蓑になっている。よく聞く話に、ハケンは２年を超えるといつ契約を切られるかわからないという不安な状況になるという。３年にならない前に切られてしまうのだ。　多分その意味で「１年」となっても同じことになるのでは、という危惧は消えない。　さて、番組の中では、出演している自民党の国会議員や会社経営者などが反対の立場だったが、これらの人たちの意見を聞いていると、どうもワーキングプアに対する見方がたいへん偏っているのでは、と思わせる発言が多くあった。　ワーキングプア状態に陥っている人は決して努力していないわけではない。むしろ自分なりにやりがいのある仕事を求めたが上手くめぐり合えず、その日その日を食べるために低賃金労働で妥協したと理解するべきことだ。　１日１万円程度を稼ごうと思えば仕事は見つけられるだろう。だが、毎日長時間拘束の労働で「普通」の人に人一倍の努力を求めることに無理があると思わないのだろうか。　休んだら収入が減る。正社員ならば何がしかあるだろういわゆる「ボーナス」だってまったく無い。社会保険も無い。この無い無い尽くしではどうにも展望が開けていかないではないか。　今や非正規雇用は労働者全体の３割にも上る。これは明らかに法改正によって制度が変わったから増えたものだ。それまでは１５％程度だった。　最低賃金も先進国中最も低いままだ。番組では自民党の国会議員や会社経営者などから、個人の努力を問う声が多かった。しかし現実は日本という国が大きく舵を切ったことで個人が翻弄されているとしか言い様が無い。　毎日の生活を送るのに精一杯の国民にそれでも努力が足りないというのは、余りにも残酷、そして成功者の奢りに聞こえるのは私の「ひがみ」だろうか。

  July 18, 2008

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• これ以上はもう耐えられない

  　燃料代の高騰で漁を止めた漁業１７団体。さすがにまだスーパーなど店頭価格への影響は殆んど無いようだが、これも時間の問題だろう。　この間の原油価格の高騰の原因はひとえに政治の無策にある。　世界で起っていた高騰に各国はなんら具体的な対応が取れなかった。まさかアメリカ大統領ブッシュの家業に遠慮したためとは思わないが、経済のルールとして規制を加えるべきだった。　こういう状況での消費税の増税論は、たとえそれが福祉目的だとしても国民には受け入れ難いものになった。　現実には国保税を滞納したがために資格証明書が発行され、子どもの病気ですら病院にいけないといった話も耳にした。こうなると社会保障負担はまるで「借金の取立て」のように見えてくる。それほど容赦が無い。　一昨日の日記に書いたとおり、明らかに通行する車の数が減ったということだ。であればどうして向こう１０年間も道路を作り続けなければならないのか。道路特定財源となっている揮発油税を廃止してもなんの問題があろうか。　生活への圧迫は近年に無い厳しいものだ。そこに少しでも思いが至るのだったならばとにかく早くに財政出動を含む対策を採るべきだ。　今回の物価上昇は明らかに政治の失敗によるものだ。

  July 17, 2008

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• 「四方山話」で感じること

  　最近、この日記のカテゴリー分けがめっきり「四方山話」ばかりになってきた。記事の数は当然「政治について」がまだまだ多いが、ここ何日も「政治について」の話題には触れていない。　サミットも行われていたし、内閣改造の噂もあるし、民主党の代表選挙はやっぱり今回も無投票の可能性が高くなった、とか、ガソリン高騰に対してなんら対策をしない、とか、政治がらみのさまざまな話題があるのだが、残念ながら「斬り込もう」という意識にならない。　どうしてだろう。　やはり「閉塞感」というか「諦め」なのだろうか。　最近際立って世の中に「否定」の空気というか「排除」の論理というか、そういったネガティブなムードが蔓延しているように感じられてしょうがない。　その半面で、世論を平気で無視する様な政治家に対しては諦め、無関心な国民がますます増えているようにも思う。　個人の小さな力がどれだけの影響力を持てるのか。日々自問自答している中で、話題は「四方山話」となってしまう。

  July 16, 2008

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• 道路が空いてきた

  　今日、夕方から会合に出席したが、その雑談で最近はっきりと車が減った感じがするという話題が出た。ガソリン価格の異常な高騰のために、幹線道路を走る車が減ったというのだ。ちなみにその話題を切り出した人は環状７号線沿いに住んでいるのだそうだ。これは実感だろう。　そういえば最近トラックドライバーから聞いたのだが、東名など高速道路もはっきりと通行量が落ちていると感じるそうだ。　ニュースでは高速バスの利用者が増えているという報道もあった。　環境を考えて車が減っているのならばいいけれど、ガソリンが高くて減っているとなると、それこそ漁船の休漁ではないが、流通が滞り単なる物価上昇ということになっている。　物流が減ることは景気にとってまったくいいことではないと思う。

  July 15, 2008

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• 日々迷うこと

  　今日もよく晴れて暑かった。が、明日からは天気が悪くなるらしい。涼しくなればいいのだけれど蒸し暑くなってしまうとそれはそれで辛い。今もこの日記を書き込みながら汗が首筋を滴っている。今夜は風もなくひたすら蒸し暑い。　さてさて。　毎日この日記を書いているが、ハテハテ今日は何を題材に書こうか、正直に言って毎日迷っている。中身が無い「徒然」日記では、書いている自分が何かつまらないような感じにさいなまれる。　もっとも、だからといってなかなか書きたいからといって書いていいものかどうか迷うところだ。個人の名誉や気持ちを傷つけたり、私自身の思い込みで事実とずれたことを書いてしまったり、といったことはあってはならないことだ。　それだけに記事の内容や表現には気を使う。だから結構字の打ち間違いは多いのかもしれない。以上「言い訳」でした。

  July 14, 2008

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• 逃げ出したい暑さ

  　･･･今日は暑かった。並みの暑さではなかった。日差しが射すようだった。　エアコンだが、修理に来てもらったもののやっぱりなんか冷えが悪いようだ。こうなるともう一度修理にきてもらわなければならないか。　今日は夜になってもじっとしていると汗が流れてくる。首から提げたタオルはかっこ悪いがそんなこといってはいられない。もはや必需品だ。　関東地方はまだ梅雨明けしたわけではないと思うが、それにしても夏本番の暑さ。これから２ヶ月弱の期間は今日のような暑い日が続くのだろうか。　お手軽避暑地としてそれこそ冷凍庫に逃げ込みたいなぁ。

  July 13, 2008

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• 「痛い」週間

  　今日不覚にも滑って転んでしまい、尾てい骨をしたたか打った。腰の曲げ伸ばしにはビミョーな痛みがある。先日は左ひざを思いっきりぶつけてしまい、このときは息もできないくらいの痛さだった。今週は水曜日からムシ歯の痛みに耐えかねて、歯の治療にも通い始めた。　どうやら今週は「痛い」一週間だ。　エアコンの修理に来てもらった。さまざま捜して見つけて電話をしたらすぐに来てくれた。どうやらガスが抜けていただけだったようだ。今夜は今年初めての熱帯夜になるやも知れないと言う天気予報だったので助かった。　もっとも修理代は「痛かった」

  July 12, 2008

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• 今年最初の「酷暑日」予想

  　今日も晴れて暑かったが、明日の予報は熊谷で３５℃、つまり今年最初の「酷暑日」となるらしい。　我が家のエアコンは壊れているようで実はまったく冷えない。電気屋さんに修理を依頼したいのだが、お金もかかることだし、もう少しもう少しと先延ばしにしてきた。さすがにもうこれ以上は無理かもしれない。　我が家はやや西向きの部屋で、西日が部屋の中まで差し込む。これが部屋の温度を尋常じゃないレベルまで押し上げる。　当然私の帰宅は日が暮れてからだが、すっかり暖まった家具や壁から「遠赤外線効果」と思しき熱がいつまでも発せられている。寝苦しさゆえの寝不足は翌日の仕事に大きく影響する。　ベランダにすだれやよしずをかけようとも思う。暑さを和らげるには部屋の外で日射をさえぎらなければならないそうだ。部屋の中のカーテンでは確かに日射は遮られるが、カーテン自体が熱を帯びて部屋の温度を上げるのだそうだ。よって部屋の外で日射を遮る必要がある。　梅雨明けは来週に持ち越されそうだが、事実上の「夏」に突入となってしまうのだろうか。この暑さは二酸化炭素とどう関係があるのか。先日の日記にも書いたこの関係の検証はもう少し時間をください。

  July 11, 2008

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• 焦らず迅速に

  　最近つくづく考えることのひとつに「自分の強みは何だろうか」ということがある。　何をやってもなにかいまひとつ満足いく結果が得られない、とか、こうやっておけばもっと違った結果になったに違いない、というような考えに囚われて次への切り替えがうまくできていない。　本来、ビジネスに限らず失敗の積み重ねの中に成功のカギが転がっているのだろう。と、思うのだが上手くいかないことが続くと焦りから準備を端折ってますます上手くいかないという悪循環に陥る。　再度、心を落ち着けて改めて新しいビジネスに取り組む最後の機会だろう。　悔いのないようにじっくりとしかも迅速に、まず最初の売り上げを立てることが目標だ。　焦ってはならないが、迅速にことを進める。成功すれば格段に大きい自分が待っている。　

  July 10, 2008

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• 目論見と皮算用

  　気が付けば七夕も過ぎサミットも終わった。人間の営みは壮大な無駄の積み重ね、とも言うが、サミットはどういう意味があったのか。結局何が決まったのかさっぱりピンと来ない。　地球温暖化にかこつけて「原子力発電所」を売り込みたいという野望が見え隠れする参加国と、食糧問題の被害者であることを訴えて、援助をもぎ取ろうとするアフリカ諸国、といったぶった切り方では余りに短絡的過ぎるか。　こういうのを壮大な無駄というのだろう。もっとも無駄と無価値は必ずしも同一ではない。むしろ無駄の中に新たな価値が隠れていることが多い。　残念ながら私のビジネスではなかなか新たな価値に出会えなくて行き詰っている。販売商品の仕入れ交渉にさまざま調整していたが、目論んでいたとおりになかなかことが進まない。　そんなわけでもう一度ゼロから組み立て直しが必要だ。商材探しから始めよう。これだ、と思える商材にめぐり合わないが、もう一度心落ち着けて構想を練らなければ。

  July 9, 2008

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• 地球温暖化とＣＯ２の関係

  　最近不思議に思うことに１つに地球温暖化とＣＯ２の関係がある。ＣＯ２が温室効果ガスだなんて中学高校の科学の授業で聞いたことがなかった。けっして寝てなかったと思うけど。　で、この因果関係を調べてみても化学的にはどうにもこうにもはっきりしない。むしろ「ＣＯ２は地球温暖化の原因だとする説がある」といったいわば「仮説」というレベルでふれている文献ばかりだった。　地球温暖化問題の歴史を調べてみると、科学者が警鐘を鳴らしたことが発端ではなく当初から「政治問題」として登場したことがわかる。　果たして地球の気温上昇は人類の責任なのか、それとも４５億年の地球の歴史の中で繰り返された氷河期から温暖期への過渡期なのか、どうなんだろうか。　この件はもう少し調べてみようと思う。

  July 8, 2008

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• 大名旅行か？

  　今日も暑かった。午前中は東京都東部で大雨洪水警報が発令されていたようだが、ここ埼玉上尾では殆んど関係なく、ほんの少し、ぱらぱらと降っただけだった。　５日間の海外旅行代金一人当たり９５万円。　今月２２日から２６日の日程でオーストラリアへの出張旅費として補正予算計上された行く予定の市長を含む計４名分の３８１万円を、１人に換算するとだいたいこの金額となる。　ちなみに旅行ハイシーズンであるが、一般のツアーでオーストラリアへ行くと概ね２０万円というところだ。激安Ｈ．Ｉ．Ｓならば１５万円くらいだ。　まっ、そんなツアーと同一視する気は無いけれど、それにしても９５万円と２０万円、その差７５万円というこの違いはなんだろう。　ちなみに行く先はオーストラリアでもゴールドコーストの方面らしい。当然ゴールドコースト視察も含まれているのだろう、か。　市民の税金を使ってゆくのだから全行程の報告だってきちんと公開していただけるのだろう。必ず有意義な視察となることだろうから。

  July 7, 2008

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• 今日も暑かったです

  　今日も暑かった。梅雨明けしたのではと勘違いする。ガソリン価格がこれだけ高騰しているのにもかかわらず仕事の移動は車だ。顔と腕がかなり日に焼けた。運転しているのだから右腕が特に焼けているが、左腕も時計の跡がある。　気が付けばこのブログのアクセス数も５０，０００カウントを超えていた。　開設以来６８８日目の今日、５０６０９カウントになっている。本当に大勢の方々に訪問していただいた。暖かいコメントもいただいている。そういったことを励みにこれまで途切れることなく書き続けてきた。　私のホームページの活動日記を始めたのは２００４年の７月１４日からだ。そこから数えれば間もなく丸４年となる。ホームページのアクセス数と合計すると延べ９０，０００カウントを超える。　こんなに続くなんて自分でも驚くばかりだが、これからも書き続けようと思う。　そういえば、私は２０００年の５月のある日まで、タバコをすっていた。それも１日に１箱半くらいの量だった。ところがその日を境に今日まで一本もすっていない。　特に苦労したこともなく、ただすわない日を１日１日と積み重ねたら今日まで来てしまった、という感じなのだ。この話を人にすると皆一様に「すごい。よく止められたね」と驚かれるが、そんな難しい決意ではなく、ただ単にすわない日を１日１日を重ねただけだ。　禁煙やこの日記などと同じように、きっと人生も織り成されてゆくのだろう。

  July 6, 2008

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• まるで「夏本番」

  　朝から暑い１日だった。　もう梅雨が明けてしまったかのような日ざしとムッとする熱気で気持ちがゲンナリなる。　こんな日が続くのが埼玉の夏だ。　栄養のあるものを食べてゆっくり寝て体力の回復を図らなければ早くもバテそうだ。　こんな日は早く寝るに限る。

  July 5, 2008

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• 構造は変わらない

  　今日は暑かった。東京では今年初の「真夏日」だったそうだ。埼玉はそれ以上に暑い。仕事で熊谷方面に行っている。･･･暑かった。　さてさて。　上尾市議会６月定例議会が終了して１週間余りが過ぎた。新市長になって２回目の定例議会だった。　文化センターの改修などの補正予算案が出ていたが、またかという印象だ。毎年毎年必ずどこか「改修」している。どういうことだろうか。　この文化センターを始め、市の多くの施設は「指定管理者」によって管理されているが、この指定管理者には「財団法人上尾市地域振興公社」が指定されている。この文化センターやコミュニティセンターといったホールなどを抱える施設や公園の管理、斎場つつじ苑など主な市の施設８ヶ所で合計９億７千万円となっている。　この「上尾市地域振興公社」の理事長は前市長が継続して就任している。　現職当時から地域振興公社理事長も兼務していたが、市長退任後も引き続き公社理事長のポストだけは手放さずに続けているように見える。なにせ年間１０億円に近い売上げが約束されている組織の長だ。なにか「旨み」があるのだろうか。　こういったことも含めて、新しい市長になったけれど、支配の構造はなんら変わっていないように見える。むしろ市議会のパワーが損なわれている分、状況は悪くなっていると思ってよい。　そういえば毎年中学生の海外派遣先になっているオーストラリアのロッキャバレー市に、上尾市制施行５０周年記念事業への参加のお願いに、市長と秘書室長と学校教育部長と議会議長の４人が訪問するそうだ。補正予算で３８１万円が組まれている。　国際交流は無駄だとは言わないけれど、秘書室長も同行するなんてまさか選挙の･･･。と思えてしまうのは私だけ？

  July 4, 2008

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• 制度設計と「思惑」

  　最近知った話。　埼玉県議会は６月定例議会が７月４日、つまり明日まで開会中だが、その一般質問で「後期高齢者医療制度」についての質問があったそうだ。　最近ではマスメディアではまったくと言っていいほど取り上げられなくなった話題だ。　答弁で上田知事は特に「広域連合で運営していることを評価している」といった旨の発言をしているそうだ。　私はこの制度の本質的な問題の１つはこの「広域連合」での運営にあると思っている。過去の日記にも書いたとおり、地方公共団体という位置付けであるがゆえに、間接選挙で選ばれた広域連合議会の議員がさまざまなことを決めるが、これでは果たして市民レベルの要望が反映されにくいのではないかといった心配が消えない。　また、４７都道府県それぞれに新たな地方公共団体が設置されるわけで、特殊法人の統廃合に揺れる厚労省にとっては、これこそ新たな天下り先の確保ではないか、と新たな疑いが生じる。　つまり、どう考えても高齢者医療を維持する責任を負わされかねない都道府県と、天下り先確保という利益があった厚生労働省の思惑が一致した結果だったのでは、という推測が成り立つではないか。　ちなみに後期高齢者医療制度については民主党会派の議員からは質問がまったく出ていないらしい。これもまたどう評価するべきか。　これまで、広域連合では責任の所在が曖昧だ、という指摘もしてきた。それだけに今回の上田知事の答弁は私の指摘が正しかった証明のように感じている。

  July 3, 2008

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• 気が付いたら

  　昨日の日記にも書いたが、改めてしみじみと考えたら早くも７月、だ。今年も半分が終わった。　気が付いたら色々なモノが値上がっている。ガソリンやスーパーで売っている日用品だけではない。忘れた頃にやってくる電気やガスといった請求書が届くたびに値上がりが実感できるだろう。　２００８年の前半はアっという間だった。あまりに早くてこのまま調子では３年半なんてすぐ過ぎる。気が付けば３年５ヵ月後には次の市議会議員選挙だったりして。　日々「これで良いのだろうか」と自問しているが、答えなんぞはそうそう得られるわけも無い。　そうそう、気が付けば今日７月２日は我がお袋の誕生日だ。７１歳になった。年齢の割には若いお袋だ。息子は常に心配をかけているが、これもまた若さへの良い刺激だろう。･･･きっと。　いつまでも元気でいて欲しいと願っているのは言うまでも無い。　

  July 2, 2008

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• ７月突入

  　７月になった。昨日といい今日といい結構暑かった。まだ梅雨明けしていないのに今からこれだけ暑いと本格的な夏になったらどうなるのかと思いやられる。　またガソリンが値上がった。もうここに書くのも嫌だけど･･･。我が家の近所のガソリンスタンドでは大体１４円程度上がってレギュラーガソリンがリッター１７８円程度になった。　もう月末に並んで駆け込み給油をする気も起きなくなった。　だが、この高値は明らかに政治の無策の結果だ。ここは忘れてはならないとつくづく思う。何でも森元首相が講演で「解散は任期満了」といった発言をしたようだが、９月とは遅すぎると思うが明らかに来年になることは確実だと私も思う。　次の総選挙は国民の怒りをきちっと表現する大事な貴重な機会となる。それだけに今起こっているさまざまな出来事、政治家の発言、官僚の不祥事といったことを絶対に忘れては成らない。もはや寛容は美徳ではないのだ。

  July 1, 2008

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• 睡眠効果

  　さてさて。　最近は少々慢性的寝不足気味のためかすぐに眠くなる。例えば食事の後などはてきめんに眠い。　そんなわけで最近は昼寝をする。だがこれが曲者で、ちょっと長く、例えば１時間ほども寝てしまうとなかなか頭がすっきりしない。いわゆる「寝過ぎ」ということなのだろうか。　モノの本によると、完全に眠りに入らなくても１５分程度で起きる方が頭がすっきりするという。たしかにそうだ。１５分くらいならば体も頭もすぐに活動モードに戻るし、眠気も覚めてきている。　明日は晴れてそこそこ暑くもなるらしい。夜は早く寝て充実の１日を過ごしたい。

  June 30, 2008

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• 財務大臣発言に見る国民意識とのズレ

  　今朝はかなり強い雨が降っていた。雨足は昼前まで強かった。　財務大臣がこれからの高齢社会の福祉は消費税で広く薄く賄わなければ日本経済は沈没する、と発言したようだ。　消費税を上げていいのかどうか、という議論ならば私は即座に反対だ。これほどの借金まみれ国家に誰がしたのか、という責任がはっきりしない中で、ただ国民に負担せよ、それも福祉を「人質」に取った状態の中での消費税率アップは、これは本当にずるい。　何度もこのブログで書いているとおり、税率の議論ではなく、税収割合の議論とすべきだ。何でもかんでも一律課税ではなく、品目によって税率に差をつけなければならないだろう。その結果の標準税率２０％であるならばまだ説得力もあるだろうが、欧米の税率だけで日本は安いという議論は情報操作の臭いすら感じている。　生活の圧迫実感からすれば「新たな負担」の話は生活破壊に直結するものとして到底受け入れ難い。誰かが上手い汁をすすっている結果が、我が日本の大借金だし、今回の物価急騰だと思う。　かつて「貧乏人は麦を食え」と発言した内閣総理大臣がいたが、今回の財務大臣発言はそれに勝るとも劣らない、国民の生活実態を無視した発言だ。許し難い。

  June 29, 2008

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• 伝えたいこと

  　今日は会合で挨拶のスピーチをする機会をいただいた。大変に久しぶりだったので、何をどうしゃべればいいのか、少々戸惑った。　今の市議会の状況、定数３０議席に対して、市長派が２０名、市長に批判的な議員が１０名と、まるで衆議院のごとく３分の２を押さえられている状況だ。　こうなるとどんな問題が起きてくるのか。国会から推測すると、まず議員が不勉強になる。常任委員会も含めて必ず市長派は多数を占めているので、なんでも賛成すればことは足りる。よって不勉強になる。　後期高齢者医療問題がクローズアップされた時に小泉チルドレンのある衆議院議員は、法案審議の当時は「中身がよく分からないまま賛成してしまった」とのたまった人もいた。これが多数派の不勉強、だ。　このことと同じことが上尾市議会でもおこっていると思ってよい。　こうなると実質的な権力は誰の手に行くかというと、これは市職員となる。つまり議会が相対的に力がなくなれば行政当局が力を大きく伸ばす。　地方議会は二元代表なのだ。この２つの緊張関係こそが最も重要だ。　ところが現実の上尾市議会は絶対多数の「与党」の存在が、深みのある議論を妨げている。そもそも二元代表制に与党も野党も無いはずだが、まるで議院内閣制のように「何でも賛成」の「与党」が存在している。　これでは市民のための市政と成り得ないのではなかろうか。市民レベルでの厳しい監視が必要だ。　大体こんなことを述べた。こういった議会と行政の監視活動がこれほど重要な時期はかつてなかったのではなかろうか。

  June 28, 2008

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• ボリューム満点

  　今日帰宅すると早くも７月１日号の「広報あげお」がポストに届いていた。手に取るとなにやら分厚い。４０ページもあった。　中身は盛りだくさんで、７月１５日が市政執行５０周年ということもあってか特集記事が５ページ、後期高齢者医療制度の２ページ、国保税の値上げのお知らせに１ページ、ごみ減量に１ページ、といった具合に全４０ページに記事がびっしり詰まっている。　多分そのどれもが市民にとって大事なのだろうけれど、この４０ページを読む人ってどれくらいいるのだろうか。私にしてもかなり負担を感じる作業だった。　特に後期高齢者医療制度の記事は「～となります」「～をしてください」「～が必要となります」の羅列で、ただでさえ細かい字が高いハードルになっているのに、わかりづらい文章構成になっていて、これでは市民の理解が得られようか。　もっともこれは市役所だけが悪いのではなくて、そもそもの制度の分かりにくさに問題がある。もっとはっきり言えばこういうわかりにくい制度を作ることがそもそもの間違いだ。　それにしてもこれだけボリューム満点の「広報あげお」は実際にどれだけの中身が読んでもらえているのか。「広報あげお」は発行することがそれ自体が目的ではなく、発行することによって市民に情報が行き渡ることが目的だ。　その意味でもこのボリュームでは必要な人に必要な情報が届くのだろうか。発行者の満足のみが高まっていないか。そんな心配が頭をもたげた。

  June 27, 2008

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• 先にやらなければならないことがある

  　学校校舎の耐震補強工事について新聞に埼玉県全７０市町村の状況が報道されていた。　我が上尾市は７０市中５７番目という順位だった。これはちょっと取り組みが遅いのではないか。　中国四川大地震や宮城岩手内陸地震といったこれまで大規模地震が記録されていない地域での大地震発生によって、この学校校舎の耐震補強工事への補助金はこれまでの８割から９割と増えた。　言い換えれば市町村の負担は半額に減るわけで、当然それらを活用して前倒しに工事を進める必要がある。　それこそ上尾駅舎と周辺整備改修で３８億円も一般会計から予算を使っている場合ではない。　

  June 26, 2008

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• 消費税増税に反対する

  　社会保障費の増大が都合の良い言い訳に使われている。これは明らかにすり替えとまやかしの議論だ。　１８日の日記に書いたとおり、日本の全税収に占める消費税収は欧米の付加価値税収と同等だ。標準課税率からすると低く見えるが、税額となると国民は充分に負担している。　これ以上の税率アップはただ単に国民に負担を押し付けるだけだ。むしろ法人税収が欧米に比べて低すぎるのではないか。　国民個々の社会保障負担が増加し、今後も限りなく増え続ける状況の中で、消費税率のアップは国民生活破壊の元凶となる。　逆累進性が高い消費税は、むしろ品目による課税率を変え、特に生活必需品や教育費には非課税措置を取るといった抜本改定を行い同時に標準化税率の議論ならば聞けないことも無いが、このままでは無能政府の穴埋めに終わるのではないか。　後期高齢者医療制度での負担増といい、政府の説明に信頼が無いことも重大な問題だ。この信頼の無い状態で更なる負担増などそもそも言い出せた義理はないと思うのだが。

  June 25, 2008

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• 今年も暑いか「埼玉」は

  　今日はよく晴れて暑くなった。こんなに暑くなると昨年の酷暑が頭を過ぎる。あまり思い出したくも無いが、暑いのは苦手だ。　今日と明日まで梅雨の中休みだそうだ。本当は木曜日まで晴れてもらいたいのだが。　いやいや贅沢は言わない。木曜日は晴れなくても良いが雨だけはカンベンしてもらいたい。　

  June 24, 2008

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• 四方山話的「総選挙時期予想」

  　「我が」民主党の小沢代表が秋に解散総選挙とたびたび発言している。　でも冷静に考えたらちょっとありえなく無いか。　秋の臨時国会は８月中に開けるそうだ。何でも「テロ特措法」の審議時間を充分に取るためだそうだ。「テロ特措法」ってアメリカとの約束だものね。たとえアメリカで政権が民主党に移ろうともこれだけは必死で通すのだろうな、福田内閣は。　そして総辞職となるか。　であれば総選挙は次の内閣（麻生内閣となるのだろうか。これも機会を見て四方山話的考察を書きましょうかね）で来年、それも７月に行われる都議選とのダブル、というのが濃厚ではないだろうか。　一般的にダブル選挙は公明党が嫌がるといわれているが、都議選とのダブルであれば逆に公明党は議席を伸ばす可能性も出てくるのではないだろうか。なんたって公明党は都議会で２２人を誇り、自民民主に続き第３党の位置にある。　私の記憶が確かならばこれまで落選者を出したことが無いはずだ。これは特筆すべきことだ。確実な硬い選挙をやっている。であれば衆議院とのダブルであれば自民党との選挙協力も然り、確実の２倍増で議席確保が期待できる。　つまり都議選とのダブルであれば公明党は最善とは言わないまでも次善の策として理解するのではないだろうか。　よって、総選挙は来年７月の第１日曜日の５日が怪しいという、四方山話的「総選挙時期予想」でした。

  June 23, 2008

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• 雨の日曜日

  　先週も先々週も週末の天気は悪くなかった気がする。でも今週は昨日は日まで射したのに今日は朝から雨だった。昼前から結構強く降った。　･･･で、思ったとおり･･･、蒸し暑くなった。まいった。　夕方になって北風となって、気温が下がったが、それでも湿度の高いモワっとした空気が部屋に居座っている感じだ。　こういうときはエアコンの除湿をかけるとなんか寒く感じるし、さりとてかけないとジメジメして嫌だ。　膝の裏からふくらはぎに一筋の汗が流れてきた。　こういう天気がもっとも困りものだ。満員電車で通勤しているサラリーマン諸兄はきっと上着も着ているのでしょうね。頭が下がります。　私は一昨年からのクールビズスタイルで最近はジーンズにポロシャツという姿が多くなってきた。夏のスーツ姿は汗みどろになってしまうだろう。　どうやら雨は明日も続くようだ。

  June 22, 2008

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• 「死神」とはあまりに軽率だ

  　朝日新聞に掲載されたという「鳩山邦夫法相は死神」。１任期の法務大臣が署名した死刑執行人数の新記録となったことからこういう言い方になったのだろう。　私は死刑制度にはきわめてネガティブな立場だが、それでも「死神」という言い方には同感できないしむしろ朝日新聞の危うさが感じられる。あまりに軽率だ。　さて、死刑についてだが、誤解を恐れずに書けば、最近の風潮として犯罪被害者の報復的な気持ちの表現として死刑判決を求める声が多くの国民の共感を呼んで世論形成されるように感じている。　私はある段階からたいへん危険な臭いを感じている。　人間は神ではない以上、その判断に絶対は無い。それゆえに誤判決もあるし再審制度もあるのだと思う。絶対ではない人間が、権力として命を奪うという判断が絶対でありうるわけが無い。そう思うのだ。　犯罪被害者や遺族の感情は察して余りある。私自身も例えば最愛の人の命を奪われた場合に個人として犯人を憎み復讐を誓うだろう。だが、これが世論となると少々意味が異なる。場合によっては魔女狩り的な不当な裁判結果さえも誘導するかもしれない。そういう恐れがある。　私は、法改正をして死刑ではなく永遠の懲役刑がいいのではないかと思う。死刑でなければ確実に自由の身になれる可能性があるのが今の懲役刑だが、その可能性は完全に絶った懲役刑というものを作るべきだと思う。　命を奪うよりもある意味厳しい刑ではないかと思うのだが。

  June 21, 2008

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• 梅雨中休み

  　雨が降りそうで降らないはっきりしない天気だった。　気温がそれほど上がらなくても、湿度が高くなってきた。これが苦手だ。しつこいようだが。　明日からはまた雨模様の天気になるようだ。梅雨の再登場だ。

  June 20, 2008

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• 消費税率引き上げの真の理由

  　昨日の日記にも書いたとおり、我が日本の消費税収は全税収の約２０％であって、世界各国と同水準にある。　５％の税率が世界各国と比較して高いか安いかという議論はまったく意味はなくて、全税収に占める消費税収が同程度の割合を占めている以上、国民の負担も同程度だと判断できる。　少なくとも世界各国に比べて日本の消費税率は低いという宣伝は、どうやらかなり意図的な操作がなされていると思って間違いない。確かに基準課税率は高いが、すべて一律ではなく日用品や食料品など品目によって軽減税率や非課税措置がなされている。　その点わが日本は、基本的にどんなものでも一律５％の課税となっている。　なぜ、消費税率の引き上げが行われるのか。これははっきりしている。８００兆円とも言われる国の借金返済のために増税しなければならない。ということに過ぎない。　なぜここまで借金が膨らんだのか。これははっきりしない。少なくとも政治家も官僚も明らかな失敗の結果なのにそれを認めようともしない。　で、借金返済のために増税しますとは言わず、高齢者の医療費がかかりすぎるから後期高齢者医療制度にして新たに負担をさせようとか、年金が破綻しそうだから消費税を当てようとか、そんな「止むを得まい」みたいな理由ばかりが宣伝されている。　収入の構造は欧米各国と変わらないのに、支出の構造は世界有数の借金大国であるがゆえにまったく違っているということなのだ。　国民を騙すかのような説明ではもはや納得できない。こんな見え透いた説明で許してしまったら日々一生懸命働いている国民は浮かばれまい

  June 19, 2008

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  「消費税率の引き上げ」はあまりに安直だ

  　福田首相が消費税率引き上げについて「決断の時期」と発言した。ところがお膝元の自民党の中からも異論が噴出しているという。　首相が消費税率引き上げに言及するのは理由がある。　０９年度から基礎年金の国庫負担を３分の１から２分の１に上げることが決まっている。このためには消費税の１％相当分の約２兆３０００億円が必要だ。国の借金は地方、中央を合わせて１０００兆円ともいわれており、少子高齢社会に突き進む日本は、切り詰めても社会保障費が上がる。　そもそも消費税が導入されたときその導入理由は「直間比率の是正」だった。所得税などの直接税の比率が高いので、物品税といった間接税の比率を上げたいとのことだった。当時クロヨンといわれた所得の捕捉率など、職によって不公平が顕在していた。　消費税であれば所得捕捉といった面倒な作業はいらない。しかも生活必需品にもしっかり課税すれば安定的な税収が見込める。　さて、今回の消費税率の引き上げについて国民世論でも「引き上げやむなし」という空気があるようだ。その理由のひとつには、諸外国に比べても５％という税率は低い、というのがあるようだ。　　この図を見ていただきたい。注目すべきは税収に占める消費税の割合だ。「日本の消費税率５％は、国際的にみれば低すぎる」、「福祉先進国のスウェ－デンの５分の１、欧州各国の４分の1」とよくいわれる。　しかし、この図を見ると、約２２％で全く同程度であることがわかる。　これは日本の消費税が前述の通り生活必需品だろうが、いわゆるぜいたく品だろうがすべてに「網羅的」に課税されているのに対し、欧州各国の付加価値税は、医療・教育から住宅取得・不動産・金融など幅広い非課税項目があること、食料品や医薬品など、生活必需品は軽減税率をとっている、といったことがある。　消費税はその最初の導入の時の議論を思い出せば、課税率ではなく税収総額に占める割合を議論するべきだ。標準税率２５％のスウェーデンと同程度だという事実は、消費税率をいじらなくても十分に高福祉に対応できるはずだという証左だ。　むしろ、税率引き上げはこれまでの政府と官僚の無駄遣いの穴埋めでしかないことがますますはっきりしたと感じる。　消費税率の引き上げは必要ない。

  June 18, 2008

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• 暑い１日でした

  　とにもかくにも今日は暑かった。朝から夏の日差しだった。しかも蒸し暑い。これが私は苦手なのです。　梅雨の中休みは明日まで、明後日からはまた、梅雨空が戻ってくるそうです。　洗濯は明日中に。

  June 17, 2008

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• 個人認証の登録

  　仕事で必要になってセキュリティの静脈登録のために東京に出た。　ＩＣチップ付きのＩＤカードに私の静脈情報をインプットする。ものの数分で終わる作業だった。　動作テストの際にあえて少しずらしたりして試してみたが、やっぱりそれでは作動しなかった。こうやって厳しいセキュリティシステムが日常的になってゆく。　そういえば銀行のキャッシュディスペンサーにもこの静脈認証装置が付いているものもある。本人確認が厳しくなると同時に、警備員といった職業も過去のものになるのかもしれない。　同時に、この静脈情報もどこでどう共有されるのかわからない、という懸念もある。個人情報流失事件の報道は後を絶たないが、それとて氷山の一角では、という観測もある。　なんにしても、静脈登録しても仕事そのものは激減しているのでどうなることか。もう少しで新たな仕事が立ち上げられると思うのだけれども。

  June 16, 2008

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• 着々と作る道路

  　９日の日記に書いた恩師の葬儀。先生の家は東京都町田市の鶴川街道沿いにあって、葬儀も近くのお寺で行われた。　行きは与野から首都高速に乗り、池袋から新宿に向けて新しくできた首都高中央環状線のトンネルを抜け、４号線から中央高速の稲城で降り、有料の稲城大橋を渡っていった。所要時間は概ね１時間半程度だった。大して遠くはない。　帰りは思い立って八王子から圏央道を川島インターまで通って帰ってきた。　中央道と圏央道のジャンクションは八王子インターのすぐそばかと思ったら、とんでもない１０キロ以上も先だった。雨も強く降ってきてかなりなドライブになってしまった。　圏央道は今は川島町の荒川の土手まで工事が終わっている。これから荒川を渡って桶川市内を抜けて菖蒲町を抜けて東北道は久喜インターのそばにジャンクションができる。急ピッチで工事が進んでいる。　桶川市内分が若干遅れているように見えるが、いずれにしても時間の問題だろう。　さて、揮発油税の暫定税率を廃止するのどうのともめていた頃に、国会の委員会でこの圏央道建設に対する影響はどうなるのかという質問があった。当然「遅れる」という答弁だった。　今考えても不思議な感じがする。暫定税率があったって、圏央道建設は充分に遅れている。今後プラス数年遅れたってきっと「誤差」の範囲でしかない。　むしろ、これだけガソリン価格が高騰すると利用する車がなくなるのでは、とそっちのほうが心配だ。収支計画がおかしくなって最終的にはプラスαの税金を投入せざるを得ないことになるのではないだろうか。　なにがなくても道路は着々と作るのだ。

  June 15, 2008

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• 揺れる地球

  　今度は宮城と岩手の県境付近で地震が起きた。ここ埼玉県上尾でも結構長い時間揺れていた。　先日の中国四川大地震といい今回の地震といい、警戒地域外で発生している。まだまだ未知の活断層の存在が心配される。　もっとも、地球の歴史に比べると、人間の有史なんて微々たるモノだ。人間の歴史に刻まれていなくとも、地球の歴史からすれば「地震地帯」なのかもしれない。　どこで何が起るかわからない。自然の脅威も人間の犯罪も。　今回の地震で被害に遭われた方々に心からお見舞い申し上げます。

  June 14, 2008

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• 夏の日差し

  　早朝から強い日差しだった。まさに夏到来だ。　ただ天気図を見るとまだ梅雨前線が日本の南にある。これが北に行って梅雨明け、消滅して本格的に「夏本番」だ。　６月も半ばになると、午前３時半には東の空がうっすらと明るくなってくる。季節の移ろいをもっとも感じる日の出の時間だ。

  June 13, 2008

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• 問責決議の意味するところ

  　憲政史上初めて参議院での問責決議が可決された。もっとも政府と自民公明与党は「法的拘束力無し」と無視するのだろうが。　もっとも衆議院で「信任案」が可決されたのだからあながち無視できないと考えたのだろう。　インターネットブログでもこの件について評論しているサイトが散見されるが、「問責決議は意味が無い」という法的拘束力が無いことを指摘している主張が目に付く。　だが、法的拘束力があるか無いかということよりも立法府で可決されたことを重要視すべきことではないのか。　メディアにも苦言を呈したい。そもそも今回の問責決議案の提出の理由が「後期高齢者医療制度の廃止に応じないから」という報道は言葉が足りない。「廃止に応じない」だけではなくて、「参議院で廃止法案が可決されたのに」ということが理由のはずだ。　こういったことを「子どものけんか」と例える向きもあるようだが、私からするとそういう蚊帳の外的な国民が多くいることが実はこういう「子どものけんか」レベルの国会を生んでいるのだと思う。　本来、成熟した大人の政治家であれば、参議院の問責決議をもっと重要に考えるだろう。法的根拠があるとか無いとか関係ない。三権分立の意味を考えれば、問責に対してはきちんと１つの対応をすべきだ。衆議院を解散しないまでも、総辞職して再度指名を得るといった手続きを経て改めて内閣を組織する方がよっぽど筋が通る。　昨年の参議院議員選挙で与野党が逆転した。この選挙結果は、国民が望むと望まないとに関わらず有効な結果だ。衆議院で３分の２を超える議席を自民公明与党が獲得したのも同じ様に有効な結果だ。　だから、衆議院で強行採決を行ったり、参議院で否決されたものを衆議院で再可決できたのだ。　このことは、憲法上の規定があるから有効なだけでなく、選挙で選ばれた議員と議会が行った議決だから有効だと考える方が、そもそもの自民公明与党のきわめて強硬な採決だって含めての民主政治なのではないだろうか。　その意味で、問責決議を軽視する自民公明与党とマスメディアの態度は、憲政の王道を危うくするものとして厳しく指摘したい。

  June 12, 2008

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• やりきれない怒り

  　今日も暑い１日だった。しかも蒸し暑かった。これが私は一番の苦手だ。　例の秋葉原の事件は、報道の方向がだんだんと生い立ちや両親との関係といったことにシフトしてきた。昨日の両親の会見の最中に、母親が突然泣き崩れたということが妙に親子関係の１つの象徴のように取り上げられていたように感じる。　きっと両親は自分たちのことを責めるのだろうがそれはそれでしょうがない。子どもとのかかわりの中でこういう結果となったのだろうから。その意味でこれまで犯人と関わった全員が何らかの影響を与えたということになろう。　これは、人は誰でも１人では生きていけないことの表れだ。　あえて誤解を恐れずに逆を返せば、今の日本はあまりにも個人の責任を追及しすぎていないか。あるいはあまりにも個人に責任を負わせる社会になっていないか。　そんな思いが「やりきれない怒り」になるのだ。

  June 11, 2008

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• 若者よ書を手に取れ

  　気が付けば６月も１０日。今日から上尾市議会の６月定例会も始まったようだ。　秋葉原の事件ではまたも「誰でも良かった」という犯人。なんともやりきれない。被害者の輝かしい未来をいとも簡単に奪った犯人。犯行に駆り立てたものは何だったのか。　メディアでは「格差社会」がどうのとか「雇用不安」がどうのという報道もあるようだが、そういった社会環境がまったく影響が無いとは言わないが、そういうことよりも何よりも、個々人の中にある「残虐性」をコントロールできない大人が増えているのだと感じている。　その意味でははっきりと教養の「勝ち組み」と「負け組み」という格差は存在している。　「書を捨てよ。まちに出よう」といったのは故寺山修司。今や「まちに出る前にまず書を手に取れ」なんだろうな。

  June 10, 2008

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• 千の風になる

  　６月５日の日記に書いた恩師の、昨晩は通夜、今日は告別式だった。最後の初七日法要まで出席した。　先生は、亡くなる直前には、奥様と３人のお子さんそれぞれに言葉を残して逝かれたそうだ。　「天国に行くのではなく、千の風になっていつも皆のそばにいる」　先生が母校を定年で退職されたのは今から４年ほど前のことだ。その際にＯＢ向けの校友会報に寄稿しているが、そのタイトルは「反官在野」だった。我が母校の伝統である「批判精神」を大いに発揮してまっすぐに人生を歩んで欲しい、というメッセージを私は感じた。　また、昨年９月の我が同期会に出席なさった後に「責任は果せたかな」ともおっしゃっていたそうだ。ご子息に伺うと、少し体調が良くなっていたこともあって少々無理をされたのかもしれないと感じた。　思い出す先生は、内に秘めた熱い思いとは別にどこまでも穏やかな先生だった。

  June 9, 2008

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