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カテゴリ:つれづれ
ボンは何とか登校しました。心配したけど元気に帰ってきて、その上お友だちに誘われて遊びに行き、学校のグランドでサッカーして帰ってきた!こんなん初めてや。うーむ子供のパワーあなどれん。
今日は教会の婦人会の日、そして1年半ほどこの町にいたオーストラリア人ミヤさんのお別れパーティだった。 彼女は私の半分ほどの年齢だが、結婚して彼の実家のあるこの町で出産し、1歳の誕生日を迎えて、そして帰国する。もう帰ってこないんだって。 日本語会話はほぼ完璧、外見はまさにガイジンの迫力ある長身と美貌、そしてものすごくしっかりしている。 若い2人がオーストラリア帰ってどうするのか、オバちゃんたちはみんな心配してるんだけど、 「全然大丈夫。オーストラリアなら普通にはたらいて40万位の給料あるから。マックでも30万くらいになるよ。時給1000円以下は法律で禁止されてるから。日本の会社は給料少なくって長い時間働いてかわいそうね。オーストラリアでも日本人の経営してるレストランは給料やすいよ。ワーキングホリデーの人は英語わかんないからそういう所で法律違反の安い給料で働いてる。」 「オーストラリアには専業主婦っていないの。みんな働いてるのが普通だよ。子供はオバアチャンとかに見てもらうよ。日本だと子供の誘拐とか殺人とかいっぱいでこわいよ。オーストラリアで殺人事件なんてほとんどないよ。子供かわいそうだよね。冬でも寒そうな格好で学校に行って。虐待って言われない?」 「シドニーは家賃が高いよ。私は街の真ん中に住みたいから、週4万円位するよ。でもそのためにすごくがんばってお金ためてきたから大丈夫。子供たち連れて遊びにきてね。」 彼女と話すのはいつも刺激的で楽しかった。日本しか知らない私の価値観に気持ちの良い風穴が開くような。この世界の隣に、この同じ時間、違う価値観で動いている世界がある。 もうすぐ帰ってしまうミヤさん。さようなら。あなたがここの町にいた日々を忘れないよ。パワフルな、強い精神を持った、美しいミヤさん。幸せに。 今日もダンナは終電に間に合わず、車で20分飛ばして迎えにいく。明日は東京だと。ちなみに火曜は九州日帰り。土曜も出勤。倒れそうな位疲れている。先週も毎日終電の上東京二日。 こんな働き方しかできないんだろうか。 ミヤさん帰ることを話したら「そうかあ・・もう1回会っときたかったなあ。・・日本は労働分配率が低いって最近話題になってるんや。世界最高の人件費やとかゆうてカットしていって、今は格差社会って騒いで。どういう経緯か数字で説明してもらいたいわ。」とぼやいてました。ダンナ、倒れんといてな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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