たのしい生活　

昨日からしんどそうだった花ちゃん。
合唱団の練習には行って元気に歌って踊っていたのだが、帰ってから熱を出した。今も続行中。38.7度。明日も休みやろうなあ・・
花ちゃんはしんどくなると、口の中で「う～ぅ～ウ～ウウ～」といい続け、大変気が滅入るが、もっとしんどくなるとひたすら寝る。今朝からひたすら寝るモードに入っててヒマ。

ボンだけ日曜学校に行き、そのままひとりで礼拝に出て、お昼食べて、教会で遊んで、さっき迎えに行ったら牧師先生が大きな公園に連れてってくれるとのこと、ありがたくお願いした。

この前から塾のことを色々考えている。
小学校の間は入れたくない。（・・というか、空き時間がこれ以上なくなるとキツイ）
中学の勉強・・これは、本人さえ聞く気があれば、私もダンナも教えられる。
しかし、「わかる」と「できる」の間のはるかな隔たり、これを埋める反復練習を自力で、家庭でできるのか。
受験・・昨年中学の勉強を垣間見た乏しい経験から、学校授業の不十分さと、普段の勉強内容と受験がかなりレベル差があること、内申の大切さ、きちきちと定期テストの点を積み上げることの重要さ、などがわかった。そのために塾は過去問など多くの情報を持ち、最大限のバックアップをしてくれる。塾ナシで受験までできるほど花ちゃんはカシコイか？？やる気があるか？？？

塾の先生の気持ちになれば、やはり中一の最初から来てほしいやろなあ。変な癖ついてる子を教えるのは大変。しかし安くても2万3万の世界(毎月オーブンレンジが買える！）それに、塾の方針･価値観に合わせて膨大な時間を拘束される（らしい）。
花ちゃんにはピアノや部活や、教会の中高生会（これは全会堂集まってるんでスゴク活気あって楽しいらしい）も積極的にやってほしい。

やはりチャレンジでがんばってもらうか？多分そうなるんだろう。でもコレにも一抹の不安。
何もかも、あまりにも手取り足取り親切すぎるのだ。英語だけでも「重要単語チェック集」とか「単語カード」とか「リスニング模擬テスト」「定期対策」「重要文法集」とか単元ごと科目ごと、学期ごとに懇切丁寧に小冊子や学習ツールがあるらしい。素直に従ってたら得点できるんやろうけど、これは本当の学力向上になるんだろうか・・？
自分でまとめたり調べたりする力はつくんだろうか？


そんなこんなをぼんやりと考えている時、ふっと検索で見つけた個人塾講師のブログに衝撃を受けた。学力を鍛える。鍛え、鍛えぬく。勉強に対する姿勢をたたきこみ、ただ目先の受験だけでなく将来のその子も見越した指導。直前のプレッシャーを上手にほぐし、心理的に優位に持っていけるよう心を砕き・・。すごすぎる。このブログからいろんな先生にリンクがあったが、いずれも個性ある素晴らしい先生方だった。

は～っ・・花ちゃんにもこういう刺激をあたえてやりたいものだわ・・
でもまあ、どこも県下1,2番のトップ公立校を目指す塾、モチベーションも違いましょう。
私は花ちゃんにどうなってもらいたいんだろう・・。
真面目で，今の所勉強に不自由はしてない。ガンガン叩いて伸ばせばかなり伸びるかもしれない。しかし、何かそうすることに迷いを感じてしまうのだ。かなりいい高校に行って有名大学に入って、ただプライドだけ高くなって人間としてなってない、そんな人も結構いる。自分にもそのケはある。
また、ある分野なら寝食忘れて勉強したい、とか頭が切れる、とかいうところもない。そこそこ何事もそつなくやる子なんだけれど。

親がぐらぐらしてたらいかんよなあ・・。

色々読んでて気づいたこと、私がなんで塾に行かすのに抵抗あるかといったら、自分が塾に通ったことがないのだ。数学が弱かったんで、中三から高三の四年間、国立大に行った教会の賢いお兄さんに1対2で見てもらっていたから、家庭教師の経験はあるのだが。

そのくせ、すごく怪しい塾で講師をした経験がある。
行くなり「今日授業して。小5の算数」「・・な、何教えるんですか？テキストは？」「えーっと、私は事務でようわからんから、生徒に聞いて」（実話）
土建屋さんが開いた塾で、その後違法開発で新聞ざたになり、その古い町一帯には「○○○は出て行け」「法律違反の○○○」と半紙に墨で書いたビラが貼りめぐらされて、たいそう肩身の狭い思いをしたものです。

そんな塾、今では存在せんやろうけど。

まだ新五年。なるべく家でひっぱって、見せ掛けでない学力をつけてやりたいものです。

で、ボンは？？まだ考えられへんなああぁ～。