テーマ:山登りは楽しい(12250)
カテゴリ:登山
8月9日(日)・10日(月)で主人と北岳・間ノ岳縦走に挑戦してきた。
1日目 広河原登山口(6:10)・・・分岐(6:35)・・・<大樺沢経由>・・・二俣(8:10~8:25) ・・・<右俣コース>・・・小太郎尾根(10:15)・・・肩の小屋(10:45~11:05)・・・ 山頂(12:00~12:30)・・・北岳山荘(13:30) 2日目 北岳山荘(4:50)・・・白根山(5:30)・・・間ノ岳(6:30~6:45)・・・ 北岳山荘(8:20~9:00)・・・八本歯のコル(10:10)・・・<左俣コース> ・・・二俣(11:30~12:00)・・・分岐(13:20)・・・広河原登山口(13:35) 8月8日(土) 早朝に芦安駐車場で乗り合いタクシーをゲットするために、 芦安温泉に宿泊。 早々に布団に入ったが、お茶の飲み過ぎか、ワクワクしすぎか、 主人も私もなかなか寝付けず、しかも12時には目が覚めてしまった。 8月9日(日) 「もう、起きよう。」 3時に宿を出て、芦安駐車場へ。 タクシー乗り場のある第2駐車場に止めることができた。ラッキー! 車中でしばし仮眠を取り(宿の布団よりよく眠れたトホホッ)、 5:10発の乗り合いタクシーで広河原登山口に向かう。 日曜日からの登山なので、行列することはなく、 適当に人もいてちょうど良かった。 登り始めると間もなく目指す北岳山頂方面が見えて来て、ワクワクする。 大樺沢沿いを二俣までグイグイ登ると、雪渓が見える。 左俣コースを行く場合、7月頃はあの雪渓を登っていくらしいが、 今は上には上がれず、脇の岩がゴロゴロした道を登っていく。 我らは右俣コースなので、雪渓に辿り着く前に右折した。 急な登りを約2時間の右俣コースはきついかと思ったが、 草原や花畑や白樺林が交互に現れて、大変だった覚えがないくらい。 素敵なコースだった。 尾根道に出ると、遠く近く、山々が見える。 以前に登った仙丈岳、隣に甲斐駒ヶ岳。その後ろに八ヶ岳。そして、富士山。 まだ、山に余り詳しくない私には余り馴染みのない鳳凰三山。 青空に聳える山々を堪能しながら、肩の小屋着。 ここで、持参したお結びでお昼ご飯に。 山頂が近づくと左方向からガスが出始めた。 北岳山頂着!我ながらスゴイ! ひ弱なおばさんの私が、日本で2番目に高い北岳山頂に立っているんだ。 山頂からの展望はなかったけど、さっきまでいっぱい見たから満足。 山頂から北岳山荘に下る道でも、崖下に向かってお花畑が広がっていた。 この黄色は、シナノキンバイかな? ナデシコ、トリカブト、イワギキョウ、ウスユキソウ、色々。 本当に大満足で1日目を終わろうとしていた・・・が。 山荘に近づくに連れ、頭痛が・・・まさか、これは。 呼吸も意識してしっかりし、水分補給も頑張った、これは高山病ではないぞと言い聞かせ、 着いてすぐに寝ると良くないと聞くので、眠り込まないように横になって休んでいた。 (後で聞いたところによると、横になるのも良くないらしい。) 夕食後、頭痛と吐き気に見舞われ、山荘の向かいにある昭和大学診療所のドアを叩いた。 血液中の酸素濃度が88で、やっぱり少なかった。 点滴をして頂き、頭痛と吐き気が収まった。 診て頂いている間も、山小屋のことなどをたくさん気さくに話してくれて、 リラックスできた。 先生と大学生の皆さん、本当にお世話になりました。 8月11日(月) 自然に起きるまで寝ていることにしたが、周りの物音で4時には起床。 万全とは言えないが、体調もかなり回復した。 本当に診療所の方々のお陰だ。 外に出てみると、辺りは薄明るくなり、テント場の向こうに富士山。 予定通り、間ノ岳を往復することにした。 途中の中白峰山手前でご来光を見た。 うっすらとピンクに染まった富士山。 何とも言えずきれいで、体調不良も吹っ飛んだ! 間ノ岳までの道のりは思ったよりも長く、 と言うか、コースタイム通りなのだが偽ピークに惑わされた。 北岳と間ノ岳はともに百名山なので、山荘に荷物を置いてピストンする人がかなりいた。 間ノ岳山頂から、それぞれに富士山を撮影していた。 三脚を抱えて撮影に挑もうとしている人・・・タイトル『富士を撮る』(笑) 間ノ岳から、北岳山頂方向を眺めながら山荘に帰った。 山荘に戻って、頂いたお弁当で朝食を済ませてから、下山開始。 下りは北岳山頂を巻いて八本歯のコルへ降りる。 どこもかしこもお花畑♪ 花たちと富士山をパチリ。富士山はどう撮っても絵になる。 巻き道は、岩伝いだったり、長いハシゴがあったり、スリル満点だった。 登りでこのコースを使うと、大樺沢沿いに急傾斜を登った後、急なハシゴの連続できついだろうな。 ハシゴが終わってから沢沿いの岩道を下るのが大変だった。 二俣まで来ると、渓流の音や流れ込む滝の姿を楽しみながら楽しく歩けた。 広河原登山口に戻って、北岳に登ったんだという感動がこみ上げてきた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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