・・・・・・・・・・◆

(その１の続き）

このキッズボランティアスクールの活動が終わったのは１７時。

暑さに弱い私は、くたくたでヘロヘロ状態じゃったんじゃけど
どうしても行きたい場所がもうひとつあったんよ。

今朝は「恋愛バトン」を私に渡したペコリさんに「うらむぞよ～！」と
書いたばっかりじゃけど（笑）この件では、本当に、本当に感謝です。

今、呉そごう６階で、宮本圭子さんの写真展「継承」を
行っとるいうことを、ペコリさんは教えてくれたんよ。(^^)

写真展の期間は８月９日～１５日ゆうこと。
そして、私はどうしても今日しか行くことができんかった。

で、日焼けをして、汗でどろどろの、なんともいえん風体で
デパートに入り（^^;）写真展へと足を運んだんよ。

そしたらね、写真家の宮本圭子さんがおられてお話もできたんよ～！
私が後１０分行くのが遅かったら
お会いできんとこじゃったわ・・。ほんまにラッキーじゃった。

宮本さんは、深津絵里似のきゃしゃで可愛い方！
だけど、お話して受けたオーラは（私はオーラが見えるわけじゃないけどね！^^;)
涼やかで凛として、まっすぐに進むエネルギー。
それも明るい強いエネルギー。

お話したのは、ほんの２～３分。
だけど、私は、ものすごいエネルギーをいただいとった。

この写真展は、宮本圭子さんが取材をして撮影をした
被爆体験者６０名の顔写真と、被爆体験談の説明パネルで構成されとるんよ。

でね・・この体験者の人のお話を見ようったら
ほんまに切なくて、戦争に憤りを覚えるんよ・・・
ほんまの体験をした人の言葉は、
無条件で胸にささってくるよね・・

でも、宮本さんの撮った写真は、皆さん、ええ笑顔で笑うとるんよね・・

「被爆体験は、消し去りたい記憶。本当なら忘れてしまいたい。
けれど、今の時代に伝えておかなくてはならないと思った」

と、宮本さんに向かって、話してくださっている体験談・・。

宮本さんに心を開いて、そして、見せてくださっている
今を生きる笑顔。
力強い、笑顔。

私はパネルを見て回っている間に、何度も何度も、涙を呑んだ。・・

私等は受け継がんといけん。

この思いを、受け継がんといけん。

８月１５日。終戦の日を目の前に、私は思うことがある・・。

今年は６０周年という節目じゃいうけれども・・

体験者の人にとっては、毎年毎年が節目で。
毎日が、記憶との戦いじゃったんじゃろうと・・。

そして、戦争を知らない世代の人たちが、この先、どう日本を担うのかと。
本当に憂いを感じてるんじゃないんじゃろうかと。・・

体験者の人の声を、たくさん聞こう。継承しよう。
それは、本当に大切なこと。

被爆体験者の人たちが、居なくなってしまたら・・。
それを思うと、怖い。

後５０年後あたりには・・戦争を知らない私たちの世代によって
広島の８・６の平和式典も、イベント化してしまうんじゃないじゃろうか・・
私はそう思うてしまう。

・・でも、そうなる（イベント化）としたら、５０年後も
戦争を知らない（戦争に参加しない、戦場になっていない）日本だということじゃけん、ええんじゃないん？いう意見もあるんじゃろうけど・・。

でも、だからこそ、今、聞こう。
耳を傾けよう。

そして、継承しよう─。

８月１５日までに、行ける人は是非、行ってみてください。
昼から夕方５時くらいまでは、宮本さんも、いらっしゃるそうです。
是非、お話してみてくださいね！

◆追記◆

ところで、昨日の８月１１日は宮本さんの、お誕生日だったそうなんです！
宮本さん、お誕生日、おめでとうございました！
宮本さんの新しい１年がすばらしい時間でイッパイでありますように！！

～☆みなさまへ☆～
現在、楽天の掲示板及び日記へのコメントの書き込み機能をお休みさせていただいております。なにか御座いましたら「風の日常的風景/掲示板」または本館掲示板でお気軽にお話していってくださいね。(^^)