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テーマ:最近観た映画。(38901)
カテゴリ:映画
別にわざわざ泣きに行こうと思った訳ではない。 主演のワンコの額にマイクロチップを埋め込んで、 犬目線で世界が見れるというカメラワークが 使われているらしいと聞いてとても興味深いと思った。 それと、『忠実』とは何か?そんなテーマを抱いて見てみる事にした。
実際に 「HACHI~約束の犬~」 を見てみると、 子供の頃に邦画の「ハチ公物語」を見終わった後に抱いていた やるせない引き裂かれるような気持ちはなかった。 それは、感情の捉え方や表現の仕方がハリウッドリメイク版では 違うからかもしれない。 ハチのそばに温かい人たちが常に居て、見守っている場面を 強調して描いていたので、ホッとしたのかもしれない。 でも、自分が大人になり、犬を飼い、一緒にしつけ教室で トレーニングしてきた今だからこそ解る感情がある。 ハチが待っていた理由は、究極の陽性反応と条件反射ではないのだろうか。 パーカー教授が駅のドアを開けて帰ってくるのを今か今かと待っているのは 報われない、むなしく、一方的な愛などではなく、 待つ事を楽しんで期待に胸を膨らませている幸せなワンコの姿でした。 その『忠実』とは英語でfaithfulは信頼、信念。 「きっと来る。必ず来る。」と待ち続けたハチは 希望に満ち溢れていたのではないでしょうか。 新たな理解を得られました。 ウチにも、毎日、待つ事を楽しんでいるワンコが二匹。 タンタンは、パパの帰る時間に、窓際で待ってます。 静かに、じーっと。 スノオも必ず、こうしてパパの帰宅時間には玄関で パパが現れた時の高揚感を味わいたくて、 ワクワク♪o(^o^o)(o^o^)oワクワク♪して待っています。 1~2時間のずれもなんのその。
私もこうして、毎日ダー様の帰宅を歓迎してあげているだろうか。 ワンコの忠実さは見倣うに値します。
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