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たんとの四季折々写真俳句   <第3版>

たんとの四季折々写真俳句 <第3版>

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2024.02.29
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靴音の軽やかなりて二月尽








​くつおとの かろやかなりて にがつじん​


​≪二月尽猫に夜の顔昼の顔 飯田龍太≫​
​​
■令和6年2月の俳句一覧
《令和6年2月》
No.6250 (二ン月や) 二ン月や桜の花の幕上る(20240201)
​No.6251 (身だしなみ) 身だしなみいつも清楚に水仙花(20240202)
No.6252 (冬果てて) 冬果ててかほり醸成ほのぼのと (20240203)
No.6253 (巻き寿司と) 巻き寿司と豆食ふ儀式節替り (20240204)
No.6254 (立春の) 立春の風に尻込みチューリップ​ (20240205)
No.6255 (敷妙の) 敷妙の床ふかぶかと春の雪 (20240206)
No.6256 (季外れの) 季外れの雪に燥げば春の雷 (20240207)
No.6257 (春雪の) 春雪のときめきにける午餐かな (20240208)
No.6258 (仲良きこと) 仲良きこと平和ともいふ春の鳥 (20240209)
No.6259 (眼を開けて) 眼を開けて眠る特技や浮寝鴨 (20240210)
No.6260 (あつあつを) あつあつをふうふう食ぶる春寒し (20240211)
No.6261 (青頸の) 青頸の持てる秘訣は派手好み (20240212)
No.6262 (春めくや) 春めくや顔の色つや活き活きと (20240213)
No.6263  (春光や) 春光や散水を得て虹の橋 (20240214)
No.6264  (猛禽を) 猛禽を尻込みさせる桜かな (20240215)
No.6265  (お披露目の) お披露目の刻ぞ到れり杉の花 (20240216)
No.6266 (ブロッコリー) ブロッコリー好物なりと春の鳥 (20240217)
No.6267 (紅すこし) 紅すこしお洒落ほどこし梅真白​ (20240218)
No.6268 (赤白黄) 赤白黄水面に揺れて風光る​​ (20240219)
No.6269 (​何パスタ?) 何パスタ? 問はれ即座に浅蜊貝 (20240220)
No.6270 (膨らみの) 膨らみの疼く息吹や木の芽時 (20240221)
No.6271 (春の雨) 春の雨うれし涙といふべけれ (20240222)
No.6272 (ドーナツの) ドーナツの三個の昼や春寒し (20240223)
No.6273 (どんぶりに) どんぶりにうどんの花や春しぐれ (20240224)
No.6274 (遠山や) 遠山や屏風絵のごと残る雪 (20240225)
No.6275 (一斉に) 一斉に大笑ひして初桜 (20240226)
No.6276 (誰しもが) 誰しもが腰折る癖や丁字の香 (20240227)
No.6277  (悠々と) 悠々と俗界離れ鴉の巣 (20240228)
No.6278  (靴音の) 靴音の軽やかなりて二月尽 (20240229)


■<宮日文芸・俳句 / 宮崎日日新聞> 
 *2月投句 … 4週×5句=20句
 
 *2月入選句(1月中旬~2月上旬投句分)
   ・地下鉄の一番出口春まぢか ・・・〇本村蠻 入選 (2024/2/5)





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Last updated  2024.02.29 07:01:16
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