全て
| カテゴリ未分類
| 鉄道の話題
| たぬきのつぶやき
| 旅の話題
| 街を歩いて見かけたもの
| ちょっとした話題
| ニュース拾い読み
| 京阪沿線ぶら歩き
| 乗り鉄の旅
| 海外へ行ってきました
| 国内観光スポット(関西)
| 国内観光スポット(関西以外)
| 季節
| 花鳥風月
カテゴリ:街を歩いて見かけたもの
世田谷線・上町駅の南に、ボロ市通りに面して世田谷代官屋敷があります。 表門 同上 世田谷代官屋敷は、代官を務めてきた大場家の屋敷跡で、大場代官屋敷とも呼ばれています。 寛永10年(1633年)、世田谷の15村(後に20村)が井伊家の領地になったのですが、そのときに代官に起用されたのが大場氏だそうです。 大場氏は、戦国時代には小田原城主・吉良家の重臣でしたが、豊臣秀吉の小田原攻め(天正18年=1590年)により吉良家が没落したあとは、世田谷で帰農していたということです。 元文4年(1739年)以降、明治4年(1871年)の廃藩置県まで、大場家は彦根藩世田谷領(2300石余)の代官職を世襲していました。 主屋 現存する屋敷は、元文2年(1737年)と宝暦3年(1753年)の2度の工事で完成したものです。 大名領の代官屋敷としては都内唯一の存在だそうです。昭和27年(1952年)には「都史跡」に指定されました。昭和53年(1978年)には、主家と表門が「重要文化財」に指定されています。 白州跡 白州通用門 母屋の脇に、白州の跡が残っています。住居と職場を兼ねていたことがよく分かります。 郷土資料館 代官屋敷の敷地内には、世田谷区立郷土資料館があります。常設展示では原始・古代から現代までの世田谷の歴史を見ることができます。 2010年12月11日から2011年1月30日まで、季節展「ボロ市の歴史」をやっています(休館日があります)。入館無料ですので、興味のあるかたはちょっと立ち寄ってみるのもいいですよ。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[街を歩いて見かけたもの] カテゴリの最新記事
|