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テーマ:介護・看護・喪失(5172)
カテゴリ:日常
「その方」が亡くなって1年になりました、死因はガンでした。
初見は腸閉塞だったけど、その時に大腸ガンも見つかったんです。 ガンは、すでに肝臓や肺をはじめアチコチに転移していた状態、 先は数ヶ月との事でした。 ガンの治療に関しては大腸ガンの腫瘍を切除しただけ、 その後は抗ガン剤を使った治療に耐えられるまでの体力が回復せず、 何も出来ないままでした。 1年前の今日は、天気は良かったけど、 風が強くて肌寒かった日でした。 ちょうどこれくらいの時間(←書いている時点)、 いつもの様に母親が見舞いに行くと、 「その方」は病室には居なかったそうです。 聞くと「誰か(家族や親類の知らない「その方」の知合い)」が、 「その方」を車椅子に乗せて外に連れ出した様でした。 体力が相当落ちていた状態で肌寒い中に出て行ったら、 致命傷になりかねません・・・ 病院の方や母親が総出で探していた所、 「気分転換に行ってた」との事で帰って来た「その方」 元々、医者やこっちの言う事は真面目に聞いてない様子でいたけど、 それよりも体力の落ちてる病人を、 許可なく外に連れ出した「誰か」の行動に怒り心頭だったそうです。 そして、帰ってきて数時間後に容態が急変し、 22時過ぎに、そのまま亡くなるんですが・・・ 容態を急変させる「直接のきっかけ」になったのは、 「気分転換」のための外出だったんじゃないかと今でも思っています。 「その方」が「誰か」と、どんな話をしたのかは分らないけど 「誰か」が直接関わった浅はかな行動は 殺人幇助とかにはならないんやろか・・・ 今でも、そんな事を考えます。 考え始めるとキリがないけど、 少なくても前日までは、体力がないなりにも安定していた事を考えると、 その疑いは拭いきれません。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年05月07日 01時07分03秒
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