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小出裕章先生 たね蒔きジャーナルの発言記録

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恐怖のタヌキ野郎

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Nov 20, 2017
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永岡です、報道するラジオ 第272回、今週も毎日放送アナウンサーの水野晶子さんの司会で放送されました。
 国会が開始して、与野党の質問時間をどうするか、民主党政権で2:8に当時野党の自民党の要請でなったのに、自民党は5:5を主張、今日の国会論戦、モリカケ問題、憲法について速報、さらに、大阪大学大学院の政治学者、平和学者の木戸衛一さんが、ドイツ連邦議会での与野党の質問時間配分、国会のあり方について解説されます。木戸さんはドイツの政治に詳しく、今の日本の政治を見たら、一般論で理念が交錯するものの、多数、力のあるものが何もしてはいいのではなく、日本では民主主義=多数決だが、少数派がどれだけ尊重されるか=多様性を認める、もちろんナチス時代の反省で、少数派、多様性を尊重=ナチスは少数派切り捨ての暴力支配であり、今の日本の政治状況、麻生氏がナチスを真似られないかといい、しかしナチスの憲法はなく、民主主義を装い民主主義を破壊したのがナチス、今の日本の政治はナチスの手口をまねており、これを放置したらエライことなのです。

 ニュースは千葉猛さんの担当でした。今日の国会の代表質問、午後から衆院本会議、所信表明に対して、立憲民主党、自民党、希望の党、主題は与野党の質問時間の配分、与党2に対して野党8、これについて法律、規則はなく与野党の協議によるもので、与党の意見は政策に反映+民主党政権時に自民党が野党の質問時間を増やせと要求して今の与野党の2対8、しかし自民党は5対5、半分ずつにすることであり、野党の質問を封じる、議員は与党の方が多いのが理屈であり、今も揉めて、衆院の加計学園の委員会では与野党1対2、与党が増えて、しかし4対8が2対8=野党が半分に減らされて、しかしこれは先の委員会の1回だけ、国会で質問時間を巡り揉めて、枝野氏は質問時間の配分で総理に質問して、安倍総理の言うのは毎度おなじみ1+1=サルマタで文章にならず、要するに選挙に勝ったから野党は文句を言うな、であり、これについて木戸さん、リスナーより、議会制民主主義は少数派に配慮すべき、安倍総理は国会無視の独裁体制を作るのでは、との指摘があり、それについて木戸さん、ドイツの政局も流動的だが、大連合時代では与党が議席8割、安倍自民党より多く、2013年以前は野党の議案提案件は国会議員25%以上入り、つまり議案を出せず、与党は20%で議案提案可能にして、与党は少数派を尊重する、少数派切り捨て=議会制民主主義崩壊と与党が認識して、今までのドイツでの質問時間の比率は、ケースバイケースで、日本と形式が異なり一問一答ではなくて単純な比較はできないが、しかし野党の意見は尊重されて「国会を伝えるメディアも野党の主張をちゃんと国民に伝えている」のであり、リスナーより、日本のメディア、特にテレビは政治の問題をちゃんと報じず、ドイツのテレビについて質問があり、木戸さん、ドイツには公共放送、毎朝平日には日本のワイドショーに当たるもので最初に報じるのは政治!特にこの日に面白いからではなく「政治は市民の暮らしに関わる」からで、メディアは政府に耳の痛いものを長し、政府は耳の痛いことを言われて当然、ナチス時代の言論弾圧があり、力、お金で黙らせるのはアカン、今はドイツにも極右政党が出たが、これが原則。
 ヨーロッパは多様性を重視して、しかし「世界的に議会の存在感が薄くなり」、冷戦終結後、アメリカの一人勝ち、政党は多数あっても似たり寄ったり、カレーライスとライスカレーの違い?主義主張の対立はグローバル化で消えて行き、政治的な思想を突きつけるのは減り、しかし選挙に勝つには目立つ=パフォーマンス、マニフェストについて、有権者は選ぶだけ、有権者も参加するものではなく、消費者が商品を選ぶようになり、世界的に先進国で国会の意義が薄れて、これは非常に危険、権力者への権力集中、グローバル化では、お金だけでなく、安全保障、地球温暖化もそうで、一つの国だけで終わらず、海外との話し合いが必要なのに、権力者次第、問題に対処する危機管理、企業のCEO、それに議会が対応できず、水野さん、民主主義は時間がかかり、グローバル化に向いていないのかと問われて、木戸さん、どういうグローバル化か、新自由主義、競争に負けたものは未来なし、経済の、お金のための政治、1%の、1%による、1%のための、超お金持ちだけの政治になってしまったと指摘されました。
 与野党の質問時間について、民主主義は多数決でなく、多数決だけなら議会は要らず、この問題、国をどうするか知恵を出し合い、国会議員は国民の代表で、政党の代表ではなく、良識を問われて、党議拘束はなく、良心で当たるべき、自民党は野党の質問時間を減らせというのは、木戸さん、安倍総理の答弁で答えず、しかし安倍総理は何度も立法府の長と言い、権力を持てば何をやってもいい、与党は政府と国会の前に論議しており、問題を追及するのは野党で「民主主義のためには野党の質問時間を増やすべき」、水野さん、安倍政権のやり方は民主主義否定と指摘されて、木戸さん、その通り、権力は情報、お金もあり、1対1では不平等、権力の抑制のためには野党に力を与えるべき、与野党のやり合いではなく、日本の民主主義が問われて、話は国会の中だけではすまず、国民が国会を監視して声を出すべき。
 自民党の若手が働いていないと言うものの、木戸さん、その意欲は、般若心経を唱えるためではない、質問時間を欲しいなら、そんな無駄をやっているものにアホなことをするなと発するべき。
 リスナーより、安倍総理は誰かに押し付けていると指摘があり、木戸さん、逃げる+恫喝は安倍総理のコインの裏表と言われて、リスナーより、欧米のやり方は優れているかと質問、木戸さん、ヨーロッパでも格差はあるが、ドイツだと教会が、政治家は何をやっていると、党派的な立場ではなく、ドイツでもワーキングプアがあり、解決するのにNGOも参加しているというので、ドイツだとNGOが活動し、政治の方でも接触して、うちから立候補してくれとなり、日本でも市民と野党の協力もあるものの、日本だと戦争準備法案反対の市民連合が協力体制を作り上げたのは、日本の政治史上画期的なもので、「当時の民進党、共産党、社民党、自由党の協力は、国民が政治を自分たちの手で作り上げるもの」であるのです。

 後半のお話、千葉さんにより、今日の代表質問のニュース、森友学園、加計学園のこと、希望の党の玉木氏が情報公開が恣意的になされないと質問して、説明責任放棄、南スーダンPKOも同じ、省庁のデータを出せと迫り、安倍総理のいうものは・・・ヲイ、総理の答弁を書いている官僚、日本語で書け!近藤勝重さんならあんな文章はゴミ箱行きだ!であり…しかし、モリカケ問題が公文書問題に玉木氏もすり替えて、JNN世論調査でモリカケ問題を追及しろは62%と、国民の関心も高く、水野さん、モリカケ問題を追及するかと思いきや矮小化されたと指摘して、枝野氏もモリカケ問題を厳しく追及せず、水野さん、なんでや!と怒られて、木戸さん、政権に疑惑が生じたらドイツではどうかについて、野党の追及だけでなく、日本と違うのはメディア、ドイツのメディアは権力者を追及して、しかし日本だと読売新聞が安倍政権に助け船などドイツではあり得ず、政治家が具体例でメディアを批判することはあるが、権力者にはお金、力、情報があり、要するに権力者にはハンディを与えないといけないのがドイツなのです。
 憲法改悪について、岸田氏は公約で示してどうかと問い、憲法は時代のありようでどうするか、と問い、安倍総理の言うことは日本語ではなく、書き起こし不可能…学会発表なら、師匠から雷を落とされて当然、水野さん、岸田氏は自分の作った物を代弁と指摘して、与党が強いとデタラメ、憲法は野党の質問に答えず、所信表明も最後に憲法はほとんど触れず、木戸さん、政治学者、平和学者として、ドイツでは憲法を60回変えた意味について、変えた回数ではなく、基本法、79条の3、議会の多数派は憲法の基本原理、基本的人権、国の骨格は多数派でも変えてはならず、岸田氏の言い分は、安倍氏が会長の憲法改悪組織では、基本的人権他を否定しないと憲法改悪にならず、「秘密隠蔽法、戦争準備法案、共謀罪を強行した権力者が新しい憲法を守ることはない!」
 ドイツでは、基本的人権は触られず、しかし日本だと平和主義と基本的人権が否定されることに、岸田氏の言う、緊急事態条項=市民権の否定、緊急事態だと内閣が法律を国会を無視して作れる=ナチスの1933年の全権委任法と同じ、全権委任法は民主主義の中で作られて、内閣が法律を作ると、国会はチェックできず、内閣の作った法律は憲法に違反できて、水野さん、違憲でも強行採決と同じと指摘されました。

 その他のニュースも千葉さんの担当でした。
 沖縄で海兵隊員の飲酒運転での沖縄県民の死亡事故、アメリカ軍は翁長知事に謝罪、毎回同じことの繰り返しと批判しています。
 ドイツの総選挙で議席を減らしたメルケル首相は3党の連立がうまく行かず、キリスト教社会同盟は移民問題で議席を減らし、社民党、緑の党と、難民政策、地球温暖化で一致できず、メルケル氏の指導力低下も指摘されて、これについて木戸さん、戦後のドイツでなかった事態、それまで与党が予備交渉→連立政権→首相指名であるのにそれはできず、再選挙について、また負けるので安定政権は困難で、行くも退くも大変、少数与党だと法案が通らず、再選挙で負ける危惧もあり、ヨーロッパへの影響は、メルケル氏はヨーロッパの民主主義のシンボル、2005年から首相をして、ポーランド他、民主主義を否定する政権の生まれている中で民主主義の砦、しかしメルケル氏はギリシア、スペイン、ポルトガルなどに緊縮財政を強要して、多くのヨーロッパの反感を買っている面もあり、今極右ポピュリストがドイツで台頭、ドイツの憲法第1条は人間の尊厳で、ドイツ人の尊厳ではなく、ナチスの反省によるもので、しかし難民問題+貧富の差(格差)拡大でドイツファースト(=きれいごとは言っていられない)の空気があり、ドイツすらトランプ大統領のような空気があり、そういう時に、日本の市民は、真っ当な政治を論理立てて、好ましい未来のために協力すべきなのです。
 1型糖尿病の改善なしで障害年金打ち切りは不当として、9人が大阪地裁に提訴、生活習慣が原因ではなく、インシュリン投与が不可欠、未成年で発症、障害年金の停止を国にされて、障害年金の等級は厚労省が規定して、弁護士は社会保障費の打ち切りと指摘して争っています。
 神戸市垂水区で中学生の自殺、教育委は第3者委員会で検証、母親に提出、しかしいじめがあり、いじめの理由ははっきりされておらず、母親は調査を教育委に求めています。

 今週の特集、来週は水野さん遅い夏休みで、上田崇順さんの司会です。木戸さんのお話、ドイツ政治の専門家で、水野さん、民主主義は何なのかと考えて、数の論理は危うく、少数意見を聞くのが世界的に危うく、リスナーより、国民が自分の目線で国会を監視すべきとあり、木戸さん、ドイツには政治教育があり、特定の方向に向かわせるのではなく、民主主義は国民が主人公、それを育成するもので、どういう目線で、貧しい人、虐げられている人、弱い人のために、であり、日本だとなかなかそうは行かず、自分で考えられるものになれ、貧しい人、弱い人のため、メディアも大事と、水野さん自戒されました。
 …もうお判りでしょう、民主主義の危機は日本だけでなく、まさにグローバル化しており、最も早く日本を地獄に落とさせてはなりません!この内容、例によりいくらでも私に無断で拡散してください、数の論理が正義の安倍政権の暴走を許したら、日本も、世界も破滅です!





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Last updated  Nov 20, 2017 09:05:51 PM
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