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November 7, 2003
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ルース語録
「どのステージにおいても、私はできる限り最高の演奏でもって、
すべての聴衆に一生忘れ得ない美しい音楽を届けられるよういつも努力しています。」

本日(7日土曜日)、御歳78才のピアニストの演奏を聞きに行ってきました。
ルース・スレンチェスカ(Ruth Slenezynska)
初来日のピアニストです。
し、しかし、4才の時に初リサイタルを開き、9才の時ニューヨークデビュー。
9才で急病のラフマニノフの代役をつとめて大成功を収め、ラフマニノフの唯一
の弟子とも、ホロヴィッツが唯一尊敬しているピアニストとも言われている女性ピアニスト。

彼女が現在の歳まで来日しなかったこと、なぜ、初来日が岡山なのか、
めぐりめぐれば不思議な縁で繋がれているのですが、本日はそれは割愛させていただきます。

舞台に登場した彼女は小柄な優しそうなおばあちゃんという感じ。
第一部はショパンの24の前奏曲 作品28。
たぬ子は演奏会でこの曲を聞くのは初めてかもしれない。
24の小曲で構成されているこの作品は、これでもかこれでもかと次々と曲調の違う、
そして様々なテクニックが必要とされる美しいショパンの調べが繰り広げられます。

ショパンの曲ってやっぱり難しいなぁと感じさせらるのは全て完璧な美しさで弾かれな
ければなかなか安心して聞けないんですよね。
彼女の場合、ほんとに、ほんとに微妙なズレが絶妙なバランスをとりながら演奏されて
いるように感じられて、最初は少しハラハラ、緊張感を強いられるものがありました。

なんせ79才ですよ。79才。
普通、座ってるだけでも疲れるお年頃でしょ。

し、しかし、それがだんだん、のめりこんで聞いている自分がいるんですよね。
彼女の世界の中に。
ここの箇所がすごくきれい、とかそういうのではなく、
なんだかワケわかんないまま、心にしみるというか、じわ~と泣けてきましたよ、私は。
多分、全盛期にはもっとすごい演奏をしていたのかもしれない。
でも、それを聞きたいという気持ちにはならず、
今の彼女が描き出す世界が最もすばらしい、
そこにひたっていたいと感じさせるものがあるんですよね。

後半はサン=サーンスの「ピアノ協奏曲第2番 ト短調 作品22」
これはとってもかっこいい曲、ほんとにすごい迫力でした。
なんだか手だけが別の生き物みたいに激しく、美しく動いて、
後ろの倉敷管弦楽団はもちろん、20代~40代の方が中心なんですが、
彼女は後ろのオーケストラのエネルギーを吸い取っているのでは、と
思わせるくらいのパワーでした。

三つ子の魂...と言いますが、このお歳になっても
現役で演奏しているすごさ、最初から最後まで
もちろん「暗譜」ですよ!!!

ちなみに本日、彼女が弾いたピアノは1926年のスタンウェイ。
彼女とほぼ同じ歳です。
なんだかピアノも喜んでいるように感じられました。

このピアノも曰く付きで、この演奏会を企画しルースさんを呼んだお医者様の
友達の家の物置きで打ち捨てられたようになっていたのを
10年くらい前にそのお医者様に救い出されたそうです。
その上、一時神戸に修理に出していて、岡山に戻ってきた2週間後に神戸大震災が起きました。
震災をも免れたラッキーなピアノらしいのです。
いつもはそのお医者様の家の小さな演奏ホールにあるものを
わざわざ本日の演奏会のために運びこんだもの。

なんだかいろいろな縁が紡がれて本日の演奏会があり、
そして私もあまり普段は行き来のない知り合いがたまたま誘ってくれたという、
縁の不思議さも感じさせられた演奏会でした。

彼女がすばらしい、驚異的な女性なんでしょうけど
あ~、ほんとに人間ってすごいよ、すごい力があるんだ、と思えた夜でもありました。

彼女の語録

「どんな人にとっても一日9時間ピアノの前に座って練習するのは正常なことと言えますか?
しかも一番難しいことは、練習することではなく、そのような苦しい練習のあとでも
まだ音楽が好きでいられることですよ。」
「練習をつづけることは確かに非常にむずかしいことである。しかし音楽家として一番大切なことは
自分の感覚に忠実に従い、自分がどのような音を出したいのかを明確に知り、
自分の弾きたいものが出せない限り、ピアノを離れてはいけないことである。」






Last updated  November 23, 2003 03:54:12 PM
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