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カテゴリ:手作り
私が楽天ブログを始めたのは14年前。
その時からのブログ友達だったikuさんは今は染色家であり、織物作家だ。 そのikuさんに藍の生葉染め体験のお誘いを受けたので、いつもの山友夫妻と共に工房のある千早赤阪村に出かけた。 せっかく金剛山の麓に行くので、ちょっと早めに出かけて昼食にし、予定の時刻まで千早城址を散策しようということになった。 昼食に選んだのは「縁(えに)」というお蕎麦屋さん。 ![]() ![]() 4~5台しか駐車できないので、開店の11時に合わせて出かけた。 開店まで庭を見ていると、山野草がたくさんあり、私の大好きな高山植物のコマクサまであったのには驚いた。 夫は"すだちそば"を注文。 ![]() 私は"縁セット"。 ![]() ![]() 量が多いように見えたのだが、蕎麦湯まで完食。 雰囲気も含めて、とても美味しかった。 食後の運動に、ここから車で数分のところにある駐車場に車を停め、千早城址へ。 駐車場から沢沿いに林道を歩き、途中から千早城址へ登るコースを取った。 林道にはまだ色々な花が咲いていた。 クサアジサイ。 ![]() これは? ![]() ミズヒキと薄紫の可愛い花。 ![]() 秋海棠(シュウカイドウ)。 ![]() これはフシグロセンノウだと登山者の方が教えてくれた。 ![]() 千早城の本丸跡は千早神社になっている。 ![]() ![]() 本来なら登るべきなのだろう、500段あるという石段を下りるとバス停がある。 そこから駐車場へと戻り、500円以上の品物を買うと1時間駐車無料なので、1時間まであと2分というところで慌てて手作りベーコンを買った。 ikuさんの工房へは予定通り13時に着いた。 ![]() 簡単な自己紹介の後すぐに作業を開始する。 まずは前日にikuさんが下処理してくれたハンカチや手ぬぐいを縛った。 ![]() いよいよ染色に入る。 藍の生葉染めの手順。 ![]() ikuさんが育てている藍の葉っぱを摘む。 ![]() 2人で100gの葉を4人分摘むと庭中の藍が丸裸になってしまった。 ミキサーにかけ、絞るとまるでお抹茶。 ![]() そこに薬剤を2種類入れてかき混ぜ、ストール・ハンカチ・手ぬぐいの順につける。 ![]() 10分ほど、布が浮いてこないように押し続け、何度も水を替えてすすぐととても綺麗な水色になった。 ![]() ![]() ![]() その後、作業部屋を拝見した。 ![]() 織り上がった作品たち。 ![]() 写真に撮るのを忘れたが、自作の半幅帯も有った。 自分で糸を染め、自分が織った反物で着物を作ってそれを着るという目的も既に達成していた。 桜の木で染めたそうだ。 ![]() 1年、学校に通ったというが、それでこんなに完璧な着物が出来るってすごい。 とても細い糸できっちりと織り込まれたこの着物が光って見えた。 ミンネで作品を販売しているikuさん。 私の初年金の記念に、ストールを安く分けて頂いた。 ![]() この織り方は今この工房にある織機では織れないらしく、学校に通っている時に先生に言われて学校の織機で織った物らしい。 ikuさんは織り方には興味がないらしいので、もしかしたらこれは最初で最後の変わり編みのストールなのだ。 大事に、大事に使わせていただきます。ありがとう。 ![]() 最後に手作りコースターを一人ずつお土産に頂いた。 帰りの車の中で、友人と話したのは・・・。 ikuさんのご主人のさりげないフォローが良いよね~。 自分がやりたいことを最後までやり通すってすごいよね~。 お父様の介護とか、たくさんの大変なことを乗り越えての今がすごく輝いてるよね~。等々。 綿花も栽培してるし、そのうち蚕も飼いだすのでは?と心配(?)しています。 そして、もっともっといろいろお話ししたかったな~。 オフ会、本当に楽しかったです。 3877歩 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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