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カテゴリ:PC関連
TrueImageでSSDにクローン作成しようとして、 ディスクの読み取りエラーで処理が中断していました。 「Lenovo G570 SSD接続~クローン作成~SSD換装」(2017.11.08) chkdskツールでは解決できなかったので、対策を探さないといけません。 グーグル先生に聞いてみました。 結果的に、つぎの2つのツールに辿り着きました。 不良セクタの検出ツール まずは、読み取りエラーの原因を見つけないといけません。 「CrystalDiskInfo」というフリーのユーティリティの評判が良さそうです。 いくつかのバージョンがありますが、イラストがないバージョンをインストールしました。 不良セクタの修復ツール 「hdat2」というフリーのユーティリティを使うことにしました。 ちょっと、手間がかかるようですが、こちらも評判が良いようです。 A.ディスク修復 A-1 CrystalDiskInfoで、不良セクタを見つける いろいろ調べてみたところ、結果を理解するには、それなりに専門的な知識が必要そうです。 でも、不良セクタを探すくらいなら、誰でもできそうです。 以下が、実行結果です。 健康状態が「注意」でした。 黄色のアイコンの「C5 代替処理保留中のセクタ数」というのが、実際に、読み出しエラーが発生したセクタを示しているようです。こちらが問題のようです。 「保留中」なので、読み込みの途中で、ここで引っかかってしまって、止まってしまっている、というのが、読み取りエラー、ということですね。 この「保留中」のセクタを読み飛ばすのか、読み取るのか、はっきりさせるのが、 「不良セクタの修復」ということになるようです。 この修復に適したツールが「hdat2」です。 A-2 hdat2で、不良セクタを修復する 「修復」なので、データがもとに戻るわけでなくて、あくまでも、読み取りできるように、 代替のセクタを使うように変更する、というものです。 だから、修復できても、この不良セクタにあったデータは読めなくなるので、諦めることになります。 このことを前提に、「hdat2」を使う必要があります。 さて、使うには「ちょっと手間がかかる」といったのは、起動ディスクを作る必要があるからです。 作り方は、hdat2のホームページをみてください。 ここでは、流れだけ、紹介します。 1.ホームページから、「HDAT2ISO_xxxx_LITE.EXE」をダウンロードする 2.このEXEを実行して、HDAT2のISOイメージファイルを解凍する 3.DVD作成ツール等を使って、ISOイメージファイルをDVDに書き込む ※ちなみに、私は、使い慣れているフリーの「imgBurn」というツールを使いました。 できあがった、起動ディスクから、PCを起動します。 DOSが起動します。 おそらく、実行ファイル名が長過ぎるので、変換されているようです。 このままだと、このファイル名を入力できないので、renameしておきます。 「HDAT2.EXE」に変更しておきました。 hdat2.exeを実行します。 デバイスのリストが表示されるので、対象のハードディスクを選択します。 「Device tests menu」を選択して、ハードディスクの診断を行います。 続けて、「Detect bad sectors menu」を選択。 このあと、不良セクタの検出方法を選択するメニューが出てきますが、 スクショ撮り忘れました m(_ _)m 私は、「Detect with READ」を選択しました。 これが、一番、チェックが厳しいようです。 一般的には、「Detect with VERIFY」を選択するようです。 しばらくすると、結果がでてきましたが、またまたスクショ忘れました m(_ _)m 「しばらく」というのは、数時間単位と思います。 自分の場合、就寝前に開始しておくとか、会社出社前に開始しておく、とかしましたが、 PCの前で待つには十分に長い時間になると思います。 さて、結果として、不良セクタが見つかっています。 次に、この不良セクタを修復してみます。 「Detect and fix bad sectors menu」を選びます。 不良セクタの検出と修復のメニュが出てきます。 ここでは、「Fix with VERIFY/WRITE/VERIFY」を選びました。 これが一般的な選択のようです。 もし、これで問題が回復しない場合、よりチェックが厳しい「Fix with READ/WRITE/READ」を選びます。 よりチェックが厳しいということは、 「怪しい部分は全部つぶしてしまえ」ということなので、修復する対象が増えます。 つまり、諦めるデータが増える、ということですね。 「検出」と「修復」なので、まず、「検出」が実行されます。 かなり長い時間待つと、「検出」が終了します。 下の方の青いバーのところに「B」がありますが、ここが検出された不良セクタです。 次に、「修復」を行います。 また、すべてのセクタを対象にしても良いのですが、かなりの時間がかかります。 「検出」の結果、不良セクタの場所がわかっているので、 この場所だけを対象にして、「修復」すれば、時間を節約できます。 下のメニューで、5.と6.で開始と終了の位置を指定すれば良いようです。 この指定で実行した結果が、以下です。 青いバーの部分が、指定した範囲です。 「B」の不良セクタがなくなりました。 これで、一旦、「hdat2」の作業は終了です。 「CrystalDiskInfo」を使って、再度、ディスクをチェックしてみます。 健康状態が「正常」になりました。 とりあえず、ディスク修復は、これで終了。 読み取りエラーになっていた部分が、潰れたはずなので、 もとの作業に戻ります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.06.05 23:55:26
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