|
カテゴリ:読書
「本当は萌えるグリム童話」を読み終わりました。
うん。存外面白かったと思う。 あえて揚げ足取りするならば、「萌える」という看板が付いているくせに暗い話が多かったことでしょうか。 本書に収録されている全12話中、アンハッピーエンドだったものは丁度半分(あくまで俺の基準選んだものですが)。 特に酷かったのは、容貌が醜いが故に誰にも愛されずにオオカミが死んだ「オオカミと7匹の子ヤギ」。 この話を読み終わったあと、言い知れぬ哀しみが襲って来ました。オオカミの苦しみはいかばかりのものであっただろうか。 というか本当に悲しい話です。 逆に面白かったのは「ヘンゼルとグレーテル」。 兄妹が互いに愛情を感じているが故に罪を犯してしまったり。 …と、結構よかったですが、「ネット用語」と称して2ちゃん語が登場するのは正直イラつきます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.04.16 21:48:15
コメント(0) | コメントを書く
[読書] カテゴリの最新記事
|