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2009年01月04日
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カテゴリ:ワイン

Alcoholic Armadillo さんのこのページをご覧いただきたい。


 12月25日に公表した野村ユニソンの「ボジョレー ヴァン ド プリムール 2008 フィリップ パカレ」自主回収のお知らせについて詳しく掲載されている。年末年始ゆえにまだご存じない方や知ったところで飲んでしまった方などもおられると思う。物がヌーヴォーだけに大事にセラーにしまうはずがないし、回収対象品もそう多くには至らないであろう。

 

 H.Pの一部を抜粋すると、


 ●混入の原因並びに発生の状況につきましては、野村ユニソン株式会社より以下の見解をいただいております。
    「現在まで、今回の輸入ロット約21000本のうち3本に異物混入が確認されました。パカレ氏の説明によると、瓶詰め前の新しいボトルを、カバーのフィルムを取った(むき出しの)状態で、1パレット(120本分)を2時間程戸外に放置してしまった事が分かったそうで、これがハエの混入の原因になっていると思われるとの事です。」
    「また、今年のヌーヴォーはワインの安定化の為フィルターを使用しております。これにより、タンクでの熟成中に混入したハエが、フィルターを使用していない為に瓶内に流れ込んだという状況ではありません。その為、流通している全てのワインに関して、当該の問題が発生するという可能性は極めて低く、実際にハエの混入してしまったワイン以外については、全く味覚的、あるいは健康被害についての影響は無いものと推測されます。また、ほとんどの瓶の中に、酒石酸の結晶が見られますが、これはおそらく瓶詰め後に温度が急激に下がった事により、結晶化した物ですので今回の「異物混入」との関連性はございません。」


 ここで注目すべきは、日本国中でたいへん崇拝されており、相当高額な値付けにもかかわらず、プロ、アマ問わず熱狂的信者によって支持されているパカレ氏が食品衛生管理上のイロハのイでミステークを犯していることは致命的だということだ。DRCの醸造長云々とかという経歴も耳にタコができるほど聞いたが、正直、彼のつくる多くの屁たれたワインの質以前に、このような某国製造のギョーザ問題と本質的には変わらないことが発生するようでは、その資質には大きな疑念を抱かざるを得ない。 自然派とは物事をすべて成り行きに任すという意味ではないと思うのだが。


 さらに興味深いのは、08のプリムールはノン・フィルターではなかったということだ。私の記憶が確かならば、多くのショップの宣伝文句ではノン・フィルターが売り言葉になっていたようだが、この点も何か後出しじゃんけんのようで釈然としない。また、自然派だから選果や醸造の過程で混入したと皆が連想することを想定した取ってつけた言い訳のように思えてならない。


 いずれにしても、私はパカレのワインを飲むこともないので、どうでも良いといえばどうでもよいのだが、日本でインポーターやショップが神格化したりしてセンセーショナルに宣伝している他の作り手も似たりよったりということにならないのかということを危惧している。


 



 

 

    






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最終更新日  2009年01月04日 22時27分28秒
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