利尻山荘花りしりの中の人の話

　15日は66回目の終戦記念日ですが
ここ数日、小泉総理の靖国神社参拝を巡り
なんとも、ピリピリした動きが見て取れます。
就任以来、アジア周辺諸国の非難を浴びつつも
靖国参拝を続けてきた小泉総理は最後の最後で
国際問題にも発展するかもしれない終戦記念日に
参拝をする事が濃厚になりつつあります。
このことが現実になると確実に嫌悪化するアジア外交問題を
次期総裁(多分、安陪晋三か?)に付きつけられるのでしょう。
おいらとしては靖国参拝には賛成できません。
理由としてはなぜ、戦争を原因を作ったA級戦犯を
祀る必要があるのでしょうか？靖国神社には現在、
戦争で亡くなった戦死者やひめゆり学徒隊と
学童疎開船対馬丸に乗り込んでいた児童達も一緒に
合祀されています。また靖国神社の中には遊就館という
戦争に関する資料をまとめた施設がありそこには
中国や韓国への侵略へ関する記述がないそうです。
そういう、過去の侵略の歴史をひた隠し
戦争を美化するのはいささか疑問に思います。
最近、若い世代の人は靖国参拝を容認する動きが見えます。
しかし、彼らはそういった侵略の歴史やA級戦犯の犯した
行為を知っての上で容認しているのでしょうか?
中国や韓国はこの靖国問題にとんでもないアレルギー反応が
あるみたいですがこれはA級戦犯が合祀しているのが
最大の原因みたいですし戦時中は日本に連れてこられ
タコ部屋労働で結局再び祖国の土を踏めなかった人も
いらっしゃいます。
こういうの過去の歴史が原因で未だに根強い反日の
情を示しているのでしょう。
こういった歴史認識のズレを直さない限り
近隣諸国と正しい外交は難しいでしょう！

ただ、中国の江沢民・前国家主席が「日本に対しては歴史問題を永遠に
言い続けなければならない」と指示したことは
中国の対日姿勢が今後も大きな変化が期待できないことには
いささか憤りを感じるものがありますし。
韓国の盧武鉉大統領は就任当初は良い方向へ向かうかと
思いきや支持率が低下するととっさに竹島問題などで日本の批判をして
支持率回復を狙おうとする姿勢にはとても感心できませんが…!?




今日も利尻は晴れていました。

14日午後5時頃撮影