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カテゴリ:仕事
午後からあるところ主催の有料研修に行ってきた。 5千円という、まあリーズナブルな値段だったので、大して期待はしていなかった・・・だけど、わりと、よかったかな。 先月、12千円の出版社系の研修は、値段がよかっただけに、その内容も期待したのだが、時間もお金も損した気分で、私的には、かなり失敗・・・。 そういう意味では、今日の研修は、バラバラな知識がすっきりとまとめられた有意義なものになったので、ひとまず、満足。 値段、価格というのは、それ相応の価値・バリューを期待するもの。 研修費を払って、交通費を使って、貴重な時間を使って、行くわけだし、それなりの内容のものでなければ、次に行くことはありえない。 要するに、リピーターには、なりえないことになる。 そういう意味では、結局、満足が得られなかったので、前回の主催者の有料研修は、二度と行くことはないだろう。 それはさておき、今日の研修のテーマは、「非上場株式の時価」という内容。 税務における「時価」の概念は、様々。 特に、「非上場株式の時価」というのは、売り手が個人、買い手が法人の場合又は、売り手が法人、買い手が個人の場合や個人が大株主なのか?それとも少数株主なのか?によって、課税関係が異なる。 しかも、大株主、少数株主によってもその「時価」概念が違うし、課税関係の判断も迷うところである。 税法も相続税・所得税・法人税でその「時価」の考え方が異なる。 さらに、税務が絡まない場合においても、その企業評価という点で、様々な手法を用いて、企業価値を計らなければならない。 自己株式の相対取引だって、みなし配当が絡んでくるし、普通の税理士なら、慎重になってあたりまえ。 とにかく、非上場株式の時価というのは、複雑なのだ。 だから、よくある話として、少数株主を整理したい・・・だとか、ちょっと規模の大きくなった会社だと、従業員持ち株会に、社長の株式の一部を譲渡しよう・・・などといったことも、まれにある。 顧問税理士に相談しても、その難解さから、ほったらかしになっているところも、結構あるのではないかと、予想する。 そのうち、やりましょうって(笑) 今日、受講してみて、潜在的なニーズっていうのも、それなりにあるのでは?って感じました。 そして、その手のスペシャリストとして、活躍している税理士もいる・・・という事実。 今日の講師の先生など、まさにそう。 まさしく、ニッチ。 決算や申告だけでなく、税理士が活躍できる場は、気づいていないだけで、まだまだあるのだと思います。 何はともあれ、研修を受けっぱなしにしないで、この分野を武器のひとつにできるように研鑽しなければ・・・とも思いました(苦笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.07.30 22:05:56
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