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今月申告のお客さん、決算を組んでみると、こんなご時世でもなんとか凌いでいる印象。 創業して5年目。 従業員も増えてきて、仕事も地道に増やす努力をした成果がでているのでしょう。 そういや、あの社長ってば、休みもなく、朝から晩まで仕事しているから、当然といえば当然かも。 なので、他が悪い中、よくはないけど、今の現状を考えたら、ものすごく健闘していると思う。 見習うべき点が多い方だ。 しかし、今期に限っては、業績はまずまずだったが、ある災難にあった。 災害により、会社所有の固定資産が被災しちゃった・・・のだ。 その翌日、うちに泣きそうな声で、災害にあったことを電話してきた。 「ここまで、必死になってやってきて、少しずつ順調になってきた矢先に・・・、ホント泣きたいですよ~」と。 その時、かける言葉もなかったし、気の利いたことを言うこともできなかった。 で、その後気にはしていたが、こちらから連絡をすることもなく申告月を迎えたわけだ。 なんていうのだろう、鼻が利くっていうんだっけ? この社長、被災した固定資産にしっかりと保険を掛けていたらしい。 ちゃんと入金されていました、保険金が! う~ん、抜かりないというのか、運が強いというのか? 保険による収入金額が、被災した固定資産の簿価を超えているため、差益がでる。 そういや、保険差益が出た場合の特例ってあったよな~と。 そうそう圧縮記帳できたはずと、その昔勉強した受験当時の参考書を取り出し確認・・・。 しかし、忘れている・・・。受験では、超Aランクのできて当たり前の論点。だけど、実務ではほとんどやることはない。 3、4年前に別の会社で、買換の圧縮記帳をやったのを思い出し、その当時の申告書を引っぱり出す。 で、やっと思い出す・・・といった体たらく。 「圧縮記帳」と言われても、聞きなれない言葉だと思いますが、簡単に言うと課税の繰り延べです。 受験には、頻繁に出題されるのに、実務ではホントないのですよ。 だって、うちの法人税の申告書ソフトには、圧縮の別表がないんだから。メーカーに問い合わせたら、オプションだってさ。 なもんで、電子申告するときその別表が抜けているので、どうしようかと考えています。それだけ紙で出すか、ベンダーの申告ソフトじゃなくて、e-tax使うか悩んでいます。 それとも、税務署から添付がないことを言われるまで、しらばっくれて、そこだけ出さないか(笑) いずれにしても、メンドーくさい・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.09.11 23:18:58
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