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遅きに失する・・・感は否めないけど、本格的に議論されることになるのですね。 そもそも、事業者にとって、消費税は損することも得することもあり得ない、いわば預かりの税金。 けど、滞納が多いのも、消費税・・・。 うちのお客さんもご多分にもれず、滞納しているところがあります。 千円の商品を売って、五十円は預かり分だから、別の口座に留保しておいて・・・なんてことができないんですよね。 で、小規模事業者は、せいぜい消費税の納付は、年2回程度だし。 ただでさえ、金繰りのよろしくない事業者なら、納期限までに使い果たしてしまいますわ。 5%の税率でさえ、滞納者が多いわけですから、税率が倍になれば、滞納する事業者も倍?になるかもしれませんぜよ。 そうならないためにも、財務内容を短いスパンできちんと見ていき、期中での消費税の管理をしていかなければならない。 どこの税理士事務所でもそうだと思うけど、月次の試算表と合わせて、概算の消費税額を計算しているはず。 まあ、月次できちんと経理処理しているところならいいけど、決算の時だけ税理士に依頼している・・・なんてところは、納税資金が足らないから、銀行から借入れに走ることも増えてくるかもしれない。 まだ、融資を受けられるような会社ならいいけど、そうでなければ、税金の負の連鎖が待ち受けている。 相変わらず財務軽視の病気企業は、ますます病気の進行が進むのでしょうね。 まあ、年一回だけ・・・というフレーズで、安価に大量の決算をさばくような税理士事務所にも問題はあると思いますがね。 聞くところによると、こうした税理士事務所は、年間100件の新規顧客を獲得しているみたいですけど、解約率もハンパないようです。 ホント、こういうところのお客さんは、「安物買いの銭失い」にならないようにと、祈るばかりです(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.06.18 12:58:47
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