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来期の経営計画書を作成しているお客さんから質問された。 利益ってどれくらい出せばよいのでしょうか? そりゃ、いくらでもよいですが、最低限の数字も当然のことながら考えなければならない。 固定費は、経験上、ある程度の金額ははじき出せるし、事業規模を2、3倍に拡大するとか、そんなことがなければ毎年大きく変わることはない。 だから、固定費がある程度決まれば、事業内容によっては、売上の上限も決まってきてしまう。 そして、当然のことながら、思惑どおりに売上が上がるのか分からないけど、希望的観測でも数字を入れ込むことで、その行動の指針が見えてくるし、やるなければならないことや課題も見えてくる。 だから、絵に描いたモチ・・・などと言わずに、経営計画書に数字を入れ込む作業は、必要だし、 実際に、計画に近い実績も出してくる会社も少なくないのを経験している。 で、冒頭の「どれくらいの利益・・・」ですが、 中小零細企業では、経営者個人の将来的な保障の意味を含めて、毎年200万円は将来に備えるべく、生活費とは別にプールしておくべきだと思っている。 できれば、300万円は必要で、200万は最低ラインだと考えている。 それがどんな形で留保されていようと、構わないが、プールすべきお金は当然のことながら、課税後の金額であり、 そんなことを考えると、必然的に共済など掛けることになる。 サラリーマンや公務員でない以上、自分の身は自分で守らなければならず、社会構造を考えると、将来の自分も現在の自分が養わなければならないわけで、 そんなことを考え出すと、働いても働いても、まだまだ足りず、ホトホト嫌になること必至だが、 これが、自営業者の現実だと思っている。 それでも、足らない・・・という現実を考えたら、まだ全然働き足らないということかもしれない。 週に40時間といわず、80時間働けばいいということね。 遊んでいるヒマがない・・・(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.06.14 12:56:18
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