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「行き」と「帰り」では、意識して、違う道で帰ってきます。
ある人と郊外のある場所に出かけました。 車の運転は、私ではありません。 この方、付き合いは、かなり長いです。 そして、ある場所に行くのに、いつも決まって同じ道を通ります。 それは、10年前から変わりません。 新しい道ができたにも関わらず・・・。 特別な意識はしていないのでしょうが、いつも決まった道を何も考えることなく、「なんとなく」惰性でそうしているように思えて・・・。 新しい道は、片側2車線で、以前から使っている道は片側1車線。 当然のことながら、片側2車線の方が物理的に考えて時間の短縮になるはずなのに使うことはないようだ。 なぜ?と聞いてみた。 別に・・・という答え。 これって危険だと思うのです。 世の中は、刻一刻と変化をしています。 日々、新しいものが創造され、人の行動も考えも変わっていきます。
にもかかわらず、そういう新しいものに目を向けられない状況というのは、商売をする人間にとっては、とても危険だと思うのです。 誰しも「安定」していることが楽で、面倒でなく、簡単なのですが、我々商人には、その「安定」は「毒」だったりするわけで、 その「安定」の中であぐらをかいていると、突然世の中がまるで別の世界になっているかのように思える・・・なんてことも珍しくないのです。 例えが正しいのか分かりませんが、「安定」の中で、あぐらをかいて変化に対応できないということは、 20年も前のワンレン、ボディコン(←今や知らない人もいるかも?)ファッションで町中を歩いているようなものです。 まして、東京の郊外の都内に比べて変化の少ない町に暮らしている人間は、こうしたところはホントに意識していないと、 「なんとなく・・・」のワナにハマっていくのではないかと思うのです。 だから、「行き」と「帰り」 では、意識して違う道で帰るようにしたり、挙動不審者のように周りを眺めながら、感じながら歩くように心がけています。 世の中が突然のように変化するわけなんかないのです。 変化に気がつかなかっただけなのです。 気がつくか?否か? 商人としては、目の前の変化に敏感でありたい・・・。 そのためにも、「楽で」、「簡単で」、「面倒なことを回避すること」を率先して排除する必要がありそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.05.11 12:39:40
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