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現金と預金だけならまだしも、なんとかpay的な電子マネーやクレジットカードなどなど…
ここ何年かは、現金や預金以外での決済がめっちゃ増えている。 売上も電子マネーはいいけれど、手数料が差し引かれてから入金されるものだったり、そのあたりをお客さんが全く把握していない。 税理士に任せているから、とわからなくてよいわけがないのだ。 お客さんがわからないものは、税理士がわかるわけがない。 おまけに、ペーパーレスの流れで、クレジットカードも紙で明細が来るわけではなく、通帳だって、紙の通帳がなくなり…。 データでもらえばよいのだけど、それをどうアクセスするのか?それすらも分からず、csvにしてメール転送もできないお客さんもおり、どこまで税理士事務所側で面倒を見ればよいのか? IDやパスワードを教えてくれればできなくはないが、何かあったら困るから、こちらで触りたくないのが本音。もちろん、悪いことはしないけど、普通に考えて、イヤでしょ? 本当にうんざりします…。 おまけに消費税はインボイスが来年から入ってくる。 免税事業者からの仕入は、経過措置の関係で8割を仕入税額控除できるというが、そもそも紙の請求書や領収証があるところは良いけど、それでも、わかりづらく、 さらにクレジットカードでの決済だったり、電子取引だったりした日には、きちんとその取引明細を準備してもらえるのか?おそらく無理…。 どうやって免税事業者と見分けるのか? さっぱり見当もつかない。 すべてがドラスティックに電子インボイスになればできなくはないが、現状で考えて、この一年で大きく変わることなど考えにくい。 お客さんもお客さんだ! 税理士が長年関与しているからと言って、その顧問先のすべてに把握しているわけではないのです。 わかっているだろ?ではなく、わかるように預けてほしいのだ。 ここ最近のこうした煩雑な取引が多い現状では、税理士の報酬も上げざるを得ない。 職業的な性(さが)で、誤りのない申告書を作成したいのです。 煩雑にしない、複雑にしない、そんな意識が無用な経費を減らす第一歩かと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.09.30 19:58:49
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