t-cross Private Research Institute (tPRI)
カテゴリ未分類140
Book Review453
Dragon Quest362
Radio Actress50
Music27
Travel Journal13
Baseball21
Science173
IT79
My Law My Theory4
Booze-Up!21
Chinese Character32
English11
Girls' Analysis19
Twitter Novel's Method1
About Me2
全79件 (79件中 1-50件目)
1 2 >
#include <iostream>#include <random>using namespace std;int main(){ const int nst = 40; // 1クラスの人数 const int nrep = 100000; // 繰り返し回数 const int nday = 365; // 1年の日数 int hit[nday]; int count; random_device rdev; // ランダムシード mt19937 engine(rdev()); // MT法乱数生成器にランダムシードを設定 uniform_int_distribution<> dist(0, nday-1); // 一様整数乱数発生器 count = 0; for (int kk = 0; kk < nrep; kk++) { // 初期化 for (int ii = 0; ii < nday; ii++) { hit[ii] = 0; } // 1クラス分の誕生日データ作成 for (int ii = 0; ii < nst; ii++) { int select = dist(engine); hit[select]++; } // ワンペアチェック for (int ii = 0; ii < nday; ii++) { if (hit[ii] >= 2) { count++; break; } } } // 結果出力 double pc = 100.0 * double(count) / double(nrep); cout << pc << " %" << " (" << count << "/" << nrep << ")" << endl; return 0;}
2017.06.17
「Scalaテキスト・基本文法編」(池田成樹、カットシステム)を読む。Perlの本を書店で探していた時に偶々見つけた1冊。実は2年前に(ココとココを参照)Scalaをちょっと勉強したことがある。その時判らなかったことがこの本で判るかな、何といっても「基本文法編」と銘打っているからな、と思って購入。で、実際に掲載されているプログラムを組みながら読んだ(最後の2章はプログラム書かずに読んだだけ)。その結果…やはり2年前と同程度のレベルの内容だった。「基本文法編」なので、文法や概念の基礎はちゃんと書いてあるし、関数型言語がどんなものかというイメージは大体掴める。ただ、明らかな誤植や記載通りに動かないコードもあり、初学者を混乱させるかも知れない。一言で言えば「いたってふつうの入門書」という感じ。「基本文法編」と銘打ったからには、「応用編」などの続編を期待したい。今年74冊目。Scalaテキスト・基本文法編/池田成樹
2015.12.03
「Cによる探索プログラミング-基礎から遺伝的アルゴリズムまで-」(伊庭斉志、Ohmsha)を読む。C言語の基礎で初学者が間違いやすい配列・構造体・ポインタなどの復習から、遺伝的アルゴリズム(GA)の実装や遺伝的プログラミング(GP)の例の紹介までを1冊でやってのけた良書。慣れてない者にはなかなか判りにくい乱数を使用したシミュレーションに第3章をまるまる割いているのもgood。また、焼きなまし法(SA)についてもちょっとだけ解説してあったりと、かなり丁寧に書かれていて初学者にとって判りやすい1冊だと思う。初学者でなくCにある程度慣れてる者ならば、第3章(ランダム関数とシミュレーション)・第8章(最適値の探索)・第9章(GAを作る)の3つの章を読むだけで、簡単にGAを実装できるレベルに到達できると思う。あと面白いと思ったのは、GPを使った作曲支援システムがあるという話。「進化論的手法は最適化のみならず芸術やデザインなどの感性情報を扱うべき問題にも応用され」ているそうである。最後に細かいことを2点。その1.GAの実装として掲載されているコードでは、「集団中の個体は適合度の良いものから線形リストでつながれて」いるとしているが、これは必ずしもこうである必要はないと思う(あくまで私見)。線形リストよりも配列を使った方が簡単だし、適合度順のソートも必ずしもやらなくていいと思う。まぁこの本の流れとして、構造体・ポインタとくれば自己参照構造体で線形リストを実装、って話にしたかったというのは判るけど。その2.こっちは褒めておきたいこと。表中にさらっと書かれていたのだが、突然変異発生率は遺伝子のコード長の逆数程度がよいとのこと。私も過去の経験を振り返ってみると、そういうケースもあるし、そうでないケースもある。そうでないケースでは実は計算がうまくいくまでに時間がかかってしまったのだが、その時はかなり長い遺伝子コード長の問題を解いており、突然変異発生率が低すぎたのではないか、ということに今になって思い至った。繰り返しになるが、Cの基礎からGA・GPの話までを1冊に判り易くまとめた本はあまりないので、これからGAをやる人にはオススメしたい。今年71冊目。
2015.11.25
4月に受けたPM試験の合否が発表された。予想通りではあるが、2連敗であった。午前1:免除午前2:60午後1:35午後2:-例によって勉強してもしても判らなかった午後1で撃沈。その前に、午前2がギリギリっていうのも…。初見の用語とか多かったんだよなぁ。まぁいろいろ言いたいことはあるが…。さて、次は秋のSAだ。この秋が終わると午前1免除権がなくなる。だからというのもあるのだが、SAは4回目だし、もういい加減受からないといけないし、自己研鑽のはずの資格試験が苦痛になってきているので、結果の如何によらず今秋で一度受験を止めようと思う。一応、背水の陣ってことでやってみようと思う。
2014.06.20
今回使ったのは以下の4冊。「ポケットスタディ プロジェクトマネージャ」(具志堅融・葛西澄男、秀和システム)「プロジェクトマネージャ2013年版」(三好康之、翔泳社)「プロジェクトマネージャ 最速の記述対策 午後I」(三好隆宏、TAC)「プロジェクトマネージャ 最速の論文対策 午後II」(三好隆宏、TAC)3・4冊目は「一夜漬けで合格!」と銘打っているが、この2冊で一夜漬けで合格できる人は、この2冊をやらんでも合格できるだろうと思うので、はっきり言ってほぼムダだった。2冊目のいわゆる「赤本」は昨年の使い回しという姑息な方法をとった。しかしまぁこれで今20・21・22・23年冊目。
2014.04.20
まず試験日の朝から目覚ましを止めて30分ほど二度寝しようなんて輩に合格の天使は舞い降りないだろうが、仕方ないんである。そうなっちゃったんだから。まぁいきなり閑話休題だが、今回も前回と同じ明治学院大が会場だった。けっこう早めに家を出たので、午前1がちょうど終わったころに会場に着いた。さて、まずは腕慣らしの午前2である。が…知らない用語が多い…でも一方で過去問の使い回しもけっこうある…が、過去問だと判っても答えまで憶えていないってのがあって…意外と苦戦。早くIPAの速報解答見たい。そしてランチタイムには今や欠かせないアイテムとなっている眠眠打破をドーピング。これ、けっこう効くんだよね。それで、午後1である。今回から、3問から2問選択に変わったので、どの1問を取らないかという選択になる。私は解答用紙が配られた時点で、問1と問3に決めた。直観と、何となく部分点が取れそうな感じがしたのだ。でも、試験前はいくら午後1の過去問を解いても、合格点の60点ははるか遠くという有様だったから、多分今回もダメだろう。しかししかし、実際に問題を解いてみると、答えは間違っているかもしれないが、それなりに答案用紙の回答欄を埋めていくことができたのである。問1と問3で合わせて合格ラインの6割ってのは、運が良ければスレスレ、客観的にはダメだという気がする。そして鬼門の午後2。論文である。これも今回から変更で、2問から1問選択。これは問題をちらっと見ただけで問2のほうが書きやすそうだったからそちらを選択。実は「こんな問題出ないかな?」と思っていたのにちょっと近かったのでラッキーだった。今回は試験勉強で論文は1回しか書かなかったし、それすらも題意を外したものだったので、はっきり言えば論文の勉強は全然していないのである。でもまぁ、まずは規定時間内に規定文字数を書けた。次に設問への対応であるが、これもまぁまぁいいと思う。そんな感じで、30分くらい余らせて取り敢えず書き上げた。その後は全体を読みなおしてちょっとずつ手直しするくらいしかできない。特に、文字数が変わる書き換えはまず出来ないので、うまく句読点の位置を変えたりして直す。まぁそんな感じで「これで書きあがりだな」と思った。のだが!終了直前に2つのミスに気づいた。1つ目は、問題に「再発防止策」とあるのに、文章には「再発予防策」と書いてしまっていたのだ。しかもこれが数か所あって直しきれない。もうひとつは、設問ウの最後に「再発防止策の実施状況を含めて」とあるのをすっかり失念していて、その部分を論文に全く記述していないことに気づいたのだ。嗚呼、やってしまった。この2点を除けば、けっこう出色の論文になったと思うのだが…。多分今回も午後1でダメだとは思うが、奮戦はした。体調不良や野球のナイトゲーム観たさで、試験直前に勉強しなかったのはもちろん自分のせい(体調不良はそれだけではないが…)。勉強してもしても過去問の成績が上がらなくて、自己研鑽でやっていることが苦痛に変わり自己嫌悪に変わっていって、何ともボロ雑巾みたいな状態になってしまった…が、一応終わったので、今は解放された気分だ。さて、これから情報処理技術者試験をどうするかだが、まずは今秋のSAを受ける。ここで午前1免除を使い果たす。それで受かれば敢えてPMを受け続けなくてもいいと思う。PMはそもそもSAのために勘をキープしたくて受けていたので。それに、年に2回違う科目の勉強をするのはかなり大変なのである。今考えているのは、今秋の成績いかんにかかわらずそれ以降は受けない(白紙)にするか、秋のSAだけ(年1回だけ)受けるか、どっちかだなぁと思案している。というか、そんな試案をする前に秋のSAを頑張らないといけないのだが…。とりあえず、2度目のPM試験受験記はここまで。
「マンガでわかるプロジェクトマネジメント」(広兼修・著、さぬきやん・作画、トレンド・プロ・制作、オーム社)を読む。PM試験の対策として、試験対策本以外に何か読んでおこうと思い本書をそのひとつにした。ふだんこういうハウツーのマンガは一切読まないのだが。感想は…なかなかこれだけで「わかる」ところまで行けるかと云われれば否定的な答えをせざるを得ない。マンガと地の解説文で構成されているのだが、マンガ部分が必ずしも判りやすいとは言い難いものがある。PMBOK準拠といっているのに準拠していない箇所があったり。例えば以下のようなところだ。スコープ定義→WBS作成→アクティビティ定義→アクティビティ順序設定→必要資源と期間の見積り→スケジュール作成→コスト見積り→その他計画策定基本この手順自体は間違っていないが、スコープマネジメントとスケジュールマネジメント、コストマネジメントが混在しているのである。まぁ些細なことと言えばそれまでだが、PMBOK的にはどうかな、と。おそらくこのような「マンガでわかる~」という本は、繰返し読まないと知識の定着性に問題があると思うし、まして私のような試験対策の一環として読むならば、書き込みとかノートとりとかをやりながら読まないとダメだと思う。今回はそういうことをしないで読んだが、試験までにもう1回読んでみたい。今度はマンガの特性を活かして短期集中で。とりあえず今年3冊目。マンガでわかるプロジェクトマネジメント/広兼修
2014.01.26
10月に受験したSA試験の合否と得点が発表された。表題の通り、またも涙を飲む結果となった。成績は以下の通り。午前1:免除午前2:88点午後1:54点午後2:―午後1が60点に達しなかったので午後2は採点対象外。今回は午後1で泣くとは…まずは午前2の88点というのは自己採点通りの点数(4択マークシートなので当たり前)だが、ある意味驚異的な正解率である。計算問題を初めから投げていたので、ほぼ満点といってもいいだろう。そして午後1である。確かに難しかった。半分(50点)は獲れてると思っていたが、やはり60点には届かなかったか…まぁ難しくなかったといえば嘘になる。しかし、午後2の論文試験の対策というか、論文の書き方自体がだいぶ判ってきたので、午後1で負けたのは悔しい!正直、午後2は合格レベルの論文が書けたと思うし。まぁ午後1が58点とか59点で落ちたらマジ泣くし、多分その場合は下駄を履かせてくれると思うが、50点台前半では下駄の履かせようもなかったか、と。前回はギリギリ60点だったことを考えると、午後1対策がまだまだ問題だったということだ。今回は参考書にTAC本を使った。トレーニングとテキストと2冊あるうち、テキストは業界知識なども豊富で役に立ったと思う。しかしトレーニングの方は、午後1の問題が全部アプリの問題だったというのがやはり難があったか、と。まぁSAに試験制度変更になって今年でまだ5年目なので、SAとしての過去問の蓄積が少ないし、傾向も読めない(出題傾向の振れ幅が大きい)ので、SAを獲るにはもうちょっと時間がかかりそう(おまけに組み込みも出て、選択の余地が少ないし…)。しかし、3回受けて3回落ちるとは、たとえ自己研鑽のためとはいえ凹むし悔しいし泣ける。次回は午後1重点で対策をしたい。問題は、どこの出版社の参考書を使うかというところだ。今までは翔泳社とTAC(論文はiTec)だったが、次回は変えようかなと思う。翔泳社は去年のを今年も使い回したから、さすがに来期は捨てないと。TACのテキストだけは来期も使えると思うが、共通フレームとかの記述がないので、その辺はどうしても他社の参考書で埋めないとダメだ。さて、今後であるが、午前1免除の権利があと2回なので、来春のPMと来秋のSAを受験して、少なくとも一方は獲りたい。もちろん両方本気で狙っていくが…。PMも受験時に思ったのだが、やはり午後1が難しいんである。午後2は今春のPMと今回のSAでだいぶコツが掴めたと思う(まぁ両方とも採点されていないので、その論文で合格できるかどうかは不明だが…)。来春のPM対策は年が明けたら開始予定。仕事が忙しい年度末にかかるので、うまく勉強時間を捻出しないといけない。しかし、一度受けて知識はある程度着いているので、あとはホントに午後1の実践感覚を身につけたい。今回の受験に関しては以上。
2013.12.20
タイトルの「:」の後ろの記述の意味が判った人は…まぁ古参のアレですね(^^;7:30頃起床。「がっちりマンデー」観ながら朝食を摂って、「サンデーモーニング」を「喝」のところまで観て、それから午前問題の最終確認(後記のTAC本使用)。6割は十分超えられることを確認して家を出る。途中のコンビニでお昼のお弁当と午後の睡魔対策のための「眠眠打破」を購入。まぁ試験中に眠くなって集中が切れるってことはないんだけど、気休めにね。気休めの割には高いけど。そして電車で会場へ。今回は市ヶ谷だったので京王→都営で1本。あまりの近さに降りるの忘れるくらい。市ヶ谷か…某仕事でよく来たな、まさに「ボウ」の仕事で。で、ふとここで気づいた。「お昼のお弁当用のお茶を買っていない」ことに。なので市ヶ谷橋を渡ったところのコンビニに。ちっちゃいコンビニで想像通り受験者らしき人が大勢。まぁちゃんとお茶を買いましたよ、はい。会場着。今回は大学じゃなくてカンファレンスセンターみたいなところだったので、座りにくい階段教室の椅子じゃないのがよかった。しかも、一机二人なのがふつうなのに、私のところは私一人だけだったのもラッキー。机の中央付近までモノが置けるし。ただし、エレベータホールの真正面にタバコ部屋があるのだけは頂けない。ここで午前2の最後の足掻きをするつもりだったのだが、会場入りしてトイレを済ませたらもう着席の時間で…足掻きの時間はなかった。まぁそれはしょうがない。そして午後2の開始。今回は過去問の使い回しがかなり多かった(去年とは対照的)。計算問題なんか計算しなくても答えを憶えてるのあったりして。その一方、まったく知らない用語もいつものことながら出題されていた。で、ひとつケチをつけたいのが、問14でBABOKの問題が出たこと。これってプロジェクトマネジメントの範囲のはず。そしてプロジェクトマネジメントはSA試験の午前問題の「対象外」とされているのである。裏切ったな、IPA。ずるいぞ、せこいぞ。そういうことは事前に通知しろ!まぁそんな1問くらい落としても合格ラインの6割はもちろん固い結果。むしろここで6割取れない人は、最初から受験しない方がいいくらいだ。そしてランチ。食事を終えたらちょっとストレッチをしてみたり…で、午後1のための足掻きをする。実は持って行った本や資料は午後1には向かないものだったが、音楽を聴きながら目を通す。それだけでも違う気がする。ちなみに音楽を聴くのは、春のPM試験の前に「試験の合間には音楽を聴くと成績が良くなる」というのをTVで観たからだ。もちろん聴く曲は桜さんの歌。続いて午後1。ここからエンジンをフルスロットルに入れる。まず解答用紙が配られた時点でどの問題を選択するか考える。問2は「口座」という記述があり会計系の問題だと思われたことと、設問が3までしかないことから(他は4まである)、リスクが高いと判断し、この時点で問1と問3を取ることが決定。いよいよ問題を開けてみると、問1は文章だらけで図表類がないので、問3から解くことに。しかしこの問3で意外とつまずく。図はあるのだが、典型的なテーブル一覧ともうひとつが「フローチャート」。今どきフローチャートですかって気はしたが、取ると決めたものは取るしかないので解く。しかしここで時間の半分以上を要してしまった。何か1年前も同じような状態に陥った気がする。そして問1へ。とにかく文章しかないので急いで読むしかない。で、解答用紙を埋めていくのだが…これが意外と簡単だった(と私には思えた)。これも1年前と似てるなぁ。ただ、1年前は問3→問2だったのだが、まぁそんなことはどうてもよろしい。これで午後1で6割獲れているかが問題なのだが…去年の感じと比べると、今年もギリギリ通過かなってところ。ここで59点とかで落とされたら泣くよ。そういうときは下駄でもハイヒールでも履かせてくれ(^^;最後にいよいよ鬼門の午後2。昨年はここでB評価という苦汁を飲んだ。まぁ昨年は自分でもあまり出来のいい論文じゃないと思ったので仕方ないが。で、今年の問題であるが…組み込みの問3は当然無視して問1と問2を読んでみて…どっちも書きにくい。ただ、問1のほうがまだマシで、問2は苦しすぎるって感じだったので問1を取る。内容は要件定義における提案について。業務で要件定義も提案もそこそこというかかなり経験はあるのだが、私の専門が科学・工学系のシステム開発で、IPA試験で出される流通とか人事とか販売とかそういう系統の開発経験がないので、はっきり言って出題にはほぼ恵まれない。そうは言ってもしょうがないのでネタ出しを開始。一応対象とするシステムは考えていたのと、字数下限制限がないので、設問アは楽勝。あとは設問イとウ。設問イはホントは2つポイントを挙げて書きたかったのだが、問題文に「反応」出来る内容が1つしかなかったので、仕方なくこれ1ポイントに集中。まぁそこそこのネタは出せた。だが、設問ウのネタ出しに苦戦。設問文に反応して、ウー1・ウー2・ウー3に分けるという今までやったことのない分け方をしようとして、ウー3に書ける内容が全く思い浮かばなかったのだ。しかし、この時点で30分以上経っているので、そろそろ書き始めないとマズいってんで論述に着手。そして書いているうちに気づいた、ウー2・ウー3をひとつにまとめてウー2にしてしまえばいいのだと。で、後は書くだけ。ネタをチラ見しながら順調に筆、じゃなくてシャープペンシルを進める。設問ウの下限文字数に届くかどうかがちょっと怪しかったが、到達していなくても合格したという事例もあるらしいし、結果的に文字数カウンタより1、2行余分に書けたので、まぁ字数制限的問題はない。そして時間制限的問題もなく、規定時間内に規定文字数を、そこそこの内容で書いた。書けた(と、少なくとも書いたヒトは思っている)。因みに午後2まで進んだ人の合格率は50%くらいらしい、つまり上半分に入る論文が書ければ合格ってこと。今回私が書いたのはそのレベルに達していると思うのだが、どうだろうか?これで試験は無事終了。しかしまぁ、疲れるね。午前1免除だとはいえ長時間同じ姿勢でテストを受けるってのは。特に午後2は書いている間は集中しているけど、書き終わると体のアチコチが固まってる感じで…。これは春のPM試験の時にも思ったのと同じことだ。さて、今回は3回目のSA受験ということで「勉強ブログ」は作成しなかったが、一応リンクを入れておこう。昨年とその2年前の勉強ブログは、コチラ。今春のPM受験記と、不合格記は、コチラとコチラ。今回使用したテキストは以下の通り。「2013年版システムアーキテクト合格トレーニング」(TAC情報処理講座)「2013年版システムアーキテクト合格テキスト」(TAC情報処理講座)これで今年53・54冊目に到達。あとは昨年の本を使い回したので冊数にはカウントせず。ちなみに上記の「テキスト」のほうは「業界知識」についても書いてあるのが長所。もちろん「会計」の章もある。それに加えて今回は会計の超入門書を読んでいた(コチラ)。しかしやはり、会計の問題には手を出せなかった。これはもう「会計アレルギー」だ。一度公認会計士のヒトとかに会って話してみたいよ、マジで。ってなわけで、3度目のSA試験受験記はここまで。とりあえず午前2の解答速報待ちですな。
2013.10.20
4月に受験した情報処理技術者試験(PM)の合否発表が出た。まぁ予想通りではあるが、不合格だった。予想はしていたが、やはり悔しい気持ちはある。点数は以下の通り。午前1:免除午前2:80点午後1:48点午後2:採点対象外各段階で60点以上獲らないと次段階が採点されないので、今回は午後1で採点は打ち止めとなった。やはり午後1がダメだった。正直、午後1は勉強をいくらしても、いくら過去問を解いても60点なんて獲れなかったので、仕方ないと言えばそれまで。しかし、1.問題の日本語がおかしい2.出題の意図が不明3.PMとして行うのが当然であると思うことに理由を求める出題が多いという、試験そのもの自体がおかしいんじゃないかと、勉強してても受験しても思ったくらいの試験なので、まぁ落ちてもいいやという「投げやり感」みたいなものもある。そして、今回は次回への布石という意味に受け取り、結果は甘んじて受ける。が、もう一度言うが、上記3点に関して私は納得いかない。参考書にも「日本語」ではなく「PM試験語」に慣れろ、みたいな記述があったし(←コレ、おかしいよね?)。私は「日本語は日本語」というスタンスで受けたので、そういう意味では受からなくて当然。ところで、IPAのこちらの統計資料(PDF)を見ると、面白いことが判る。それは、午後1で合格ラインである60点を境に、上下10点の範囲に受験者が集中しているということ。それに加えて、午後2の合格ライン(A判定)の人数は、午後2受験者全体の半分近いということ。つまり、合否は午後1の合格ラインギリギリのところで決まっていて、午後2までいけば約半数は合格できる、ということなのである。嗚呼、だから受験した時に思ったのである。「頼む、俺の午後1」と。正直、午後2は突破できるレベルの論文を書けたと思うので、午後1が出来なかったのが勿体ない。そうはいっても、いくら勉強しても点数が伸びない状態に嫌気がさして、何度も勉強を投げ出してはまた手をつけ…を繰り返したので、その意味でも勉強は十分じゃなかった。でもでも、もう1回言わせて。上記3点はやはりおかしい。これまで2回受けて両方とも落ちているが、秋試験のSAの問題は、こんなにおかしな問題ではない。まともな日本語で書いてある。それに、PMの過去問に複数(場合によっては3通り)の解答が示されていたりするので、これは問題文をどう読んだかによって答えが変わる、すなわち問題文が一意に解釈できないということで、やはり試験としてどうなのかなという疑問は拭えない。まぁ今回PMを受けたのは、秋のSAが本命である今の私にとって、試験の勘をキープしておきたいということと、春試験の中で一番自分の業務で役立ちそうなのがPMだったからという理由なので、秋のSAが獲れれば、ここでPM落ちてもいいっちゃいいんである。但し、もちろん秋SA受かればの話。秋SAは今年が3回目の挑戦なので、いい加減受かりたい。昨秋は論文がB判定という惜しいところまでいったので、今年はそろそろガッチリと合格を手にしたい。今は漢検の勉強をしているが、漢検が終わったらすぐにでもSA対策本を買って、まずは午後1対策(前回はギリギリ60点)から始め、午後2の論文をガッチリ固めて本番に臨みたい。午前で落ちることはまずないと思う。今回の「PM落ち」を受けて思うのはそんなところ。あと、午前1免除が残り3回なので、SA、PM、SAと受けて何とか最低でもどっちかでも獲れれば、と思う。正直午前1対策はかなり時間がかかるので、もうやりたくない。これでとりあえず、t-cross初のPM受験記は終わり。
2013.06.21
書式指定文に「sp」をつければいい。例えばこんな感じ。program SPreal :: a = 3.5real :: b = -5.6write( 6, '(sp,3x,f10.5,3x,f10.5)')a,bend program SP---実行結果--- +3.50000 -5.60000--------------そして今日の教訓。FFTする前は、ちゃんとテーパーをかけること!
2013.06.10
「ITアーキテクト×コンサルタント-未来を築くキャリアパスの歩き方-」(克元亮、ソフトバンククリエイティブ)を読む。アーキテクト、コンサルそしてプロマネになるためには何をどうしたらいいか、どうやってキャリアを積んでいけばいいかを解説した本。私はあまりこういう実用書というかハウツーものは読まないのだが、タイトルに「アーキテクト」という言葉が入っていたので、チョイスしてみた。というのも、ここ2年情報処理技術者試験のシステムアーキテクトを取得しようと頑張っているからであり、実際目指すところはITアーキテクトであると考えているからである。「アーキテクチャ」という言葉は、私にとってはなかなか判りにくいし(基本ソフトウェアエンジニアなので、システム構成とかはあまり考えない)、本書はそういう目的でもない。寧ろキャリアの棚卸と積み方について書かれている。実際に何人かのアーキテクトやコンサルタントのインタビューも載っている。しかも、載っている人たちの年齢が自分の年齢に近く、その割に転職歴やキャリアの積み方が全然違っていて、凄いと思うと同時に参考にもなる。ただ私と彼らとでは業務内容が大きく違うというのもあるが(私の対象業務は「科学・工学」なので)。さて、アーキテクトとコンサルに共通して求められるのは何であろうか?それは「コミュニケーション」。私が苦手とする分野である。私も仕事上、顧客を訪問したり提案書を書いたりするし、提案書に関しては結構自信があるが、顧客と対面で直接ニーズを聞き出したり、顧客自身も何が問題かが判らない時にそれを導き出したりするのには毎回苦労する。この辺に関しては、資格なんかよりも実践あるのみ、それから目標とするアーキテクトなりコンサルの行動から学ぶことが大事とのことである。尤もだと思う。しかし、困ったことに私の周りにはそういうロールモデルの人がいないのである。仕方ないから資格取得の勉強や、こうした書籍での勉強しかないのである。もうひとつ、本書の良かった点は「必読書」が紹介されていることである。とはいえ、数が多いので全部読みこむことは不可能だし、私の場合金融や会計系の仕事はほとんどしないので(最近、地震保険とかは少しやるが)、そういう本は対象外だし、アーキテクトと言っても私は基本一生技術一本で食べていきたいので、対象本はおのずと絞られる。それでも最低2冊は読んでおきたい本があった。因みに、やはりというべきか「五輪書」を推薦する人がいた。コレ、いろんな分野の人が薦めているが、何がいいのだろうか?私はあまり読む気はしないのだが…相変わらず多くの人が薦めるモノは毛嫌いというか食わず嫌いの傾向がある私である(苦笑)もうひとつ、「資格」について。ITの世界では資格なんかなくたってSEにもアーキテクトにもコンサルにもプロマネにもなれるので、あくまで自己研鑽と業務だけでは身につかない技能の習得という位置づけにされていて、それもまぁ尤もだと思う。その上で私は上述のSAを獲りたい。あと、コンサルとしてはシステムアナリストと中小企業診断士がいいらしいが、私にはあまり関係ない気がする。むしろアーキテクトにもコンサルにも必要なプロマネの知識・技術が習得できるPMを取得するのが、やはりいいと思う。この点で、今の私の自己研鑽の方向性は間違っていないと確認できた。因みにアーキテクトにとって一番大事なマネジメントは「リスクマネジメント」が一番重要だそうで、これも尤もである。最後に、本書は2006年初版なので、紹介されている技術は既に陳腐化しているものもあるのに要注意である。しかし、こなれた技術というのは今でも使える。情報処理技術者試験に出るのも、そのレベルの技術がメインなのも納得である。さて、毎度揚げ足を取るのが恒例になってしまった「締め」だが、今回は私も悩んだところがある。それはシステムを「おさめる」を漢字で書くとどの字なのか、ということだ。「納品」「検収」いずれの言葉も使うので、「納」「収」どっちなのだろう?まぁ「モノ」を「おさめる」ってことでは「納」かなと思うのだが…「検収」は「検」の意味が強いし。漢検2級の名折れである(悲)今年29冊目読了。ITアーキテクト×コンサルタント―未来を築くキャリアパスの歩き方―/克元亮
2013.06.08
今回の午前2で出題された問題の中から、(全てではないが、正解選択肢以外のものも含めて)知らなかった用語を整理しておこう。RACIチャート:プロジェクトの責任分担マトリックスの一種。役割分担を明確化するのに特に有効とされる。タスクを4種類の参加者の責任型に分割する。この責任型の頭文字がRACIである。Responsible:実行責任者(タスク達成のため働く責任者。)Accountable:説明責任者(タスクの正しい完了についての外部からの問い合わせに対する責任者。各タスクに1人。)Consulted :協業先(意見を求められる者。双方向の対話。)Informed :報告先(進捗を常に把握している者。一方向の通信。)国際エネルギースタープログラム:OA機器の省エネルギーのための国際的な環境ラべリング制度である「エネルギースター」を、日本で運用する際の制度名称。対象は、PC、ディスプレイ、プリンタ、FAX、複合機、スキャナ。グリーンマーク:古紙を原料に再生利用した製品のための目印。環境ラベリング制度のひとつ。古紙の利用を拡大し、紙のリサイクルの促進を図ることを目的としている。統一省エネラベル:(財)省エネルギーセンターが提供する家電製品の省エネルギー性能に関する表示。RoHS指令:電子・電気機器における特定有害物質の使用制限についての欧州連合(EU)による指令。WEEE指令:廃電子・電気機器に関する欧州連合(EU)による指令。日本語では「電気・電子機器の廃棄に関する欧州議会及び理事会指令」となる。
2013.04.22
早速IPAのサイトに午前2の解答が掲載されたので、採点してみた。結果:正解20問/総数25問、というわけで80点。合格ラインの6割は余裕の通過。間違えた問題や知らなかった用語は後でまとめて整理しよう。まずは今回使用した本から…。「プロジェクトマネジメント標準 PMBOK入門」(広兼修、オーム社)「情報処理教科書 プロジェクトマネージャ 2013年版」(三好康之、翔泳社)「情報処理教科書 秋季高度試験 午前I・II 2012年版」(松原敬二、翔泳社)午前が昨秋の使い回しというのはちょっと情けないが、ちゃんとPM試験の過去5年分の問題は何度も解いたので、そこは問題なし。まぁ午前なんて過去問の使い回しか、計算問題か、知識がなければ解けない問題のいずれかしか出題されないからね。ジャンルも決まってるし。そんなわけで、今年18・19・20冊目をクリア。プロジェクトマネジメント標準 PMBOK入門/広兼修
まぁ今回はあまりちゃんと勉強も出来なかったし、勉強しても難しすぎて判らないことばかりだったから、正直模擬試験のつもりで受けてきた。一応受験記らしきものを書いておく。朝7時起床。8時起床でも間に合ったのだが、目が覚めたので起きた。朝食を摂りながらTVを観ていると、所さんのなんとかという番組で、試験の合間の休憩時間をどう過ごせばいいか、みたいな話をやっていて、音楽を聴くのが一番集中力を持続できるとのことだったので、試験会場に持っていく荷物に急遽iPodを追加。早く起きたのでちょっと参考書に目を通しておこうかと思ったが、結局TVでニュースなんか観たりして、ちょうど昨日の野球の結果とかやってるもんだからついつい…。でも予定より早く家を出た。京王→新宿線直通→三田線で会場の最寄り駅まで。そこから歩いて会場へ。会場は後述する大学なのだが、駅から大学の門までを寒い雨の中歩かないといけないのと、門から試験会場の建物までももちろん歩かないといけないので、結局時間的な余裕はあまりなかった。ちなみに、冬物のコートと手袋をして行った。良かった、クリーニングに出してなくて。でもジーンズとスニーカーはそこそこに濡れた。けっこう降ってたもんなぁ…。で、会場である。最寄り駅は幾つかあるが、私が使ったのは白金高輪である。でね…。・何の因果か、そこは明治学院大学。私の父の母校。・何の因果か、そのそばには去年弟が結婚式を挙げた八芳園。・何の因果か、天気の悪い日の資格試験は、これまで好成績。先に書いたとおり、会場に着いてから試験開始までにテキストを開く時間はほとんどなかった。昨年秋にシステムアーキテクト(SA)を受けた時(試験自体は落ちたが)、午前1は受かっていたので今回は午前1免除。なので午前2から。午前2は25問マークシート4択で、合格ラインは6割つまり15問、なので10問も間違えていいのである。で、解いた感想。相変わらず過去問の使い回しはある。それ以外でも大抵の問題は簡単に解けた。戦略として計算問題は飛ばして最後まで行き、戻って計算問題といういつものパターンを駆使。結果…計算結果が選択肢にないという問題が2問、知識問題でそんなの知らないよって問題が2問。ケアレスミスを見込んでも10問も間違えることはないだろう。もちろん午前で落ちるなんてもってのほかだが。そして昼休み。地元のコンビニで買ってきたおにぎり2個とお茶、そして眠眠打破で午後の準備。お茶はこの寒い中でもまだ温い程度の温度はあった。眠眠打破は…もちろん試験中に寝てしまうことはないだろうが、集中力のため。そうそう、もちろんこの休み時間中はちゃんと桜さんの歌を聴きながらテキストを捲っていた。続いて午後1。正直、ここで落ちるだろうと予想していた。でも手は抜かず全力で。4問から2問選択の記述式問題。SAの場合、4問のうち1問が組み込みなので、必然的に3問から2問(つまり、どの1問を選択しないか)になるのだが、今回は純粋に4問から2問選べる。まずはざっと4問に目を通し、問3から着手。当然ながら判らない。でも何とか埋める努力をする。時間が半分すぎて埋まり切らないところは残して次へ。次は問1を選択したのだが、アレっ、意外と出来るかもって感じ。もちろん首を捻る問題もあるが、正直意外と出来たと思う。そして問3の「解き残し」に戻る。どうしても埋まらない箇所が1つある。仕方ないのでこんな風に書いた。「V社ERPは十分な実績があるから」って、そんな解答あるわけないじゃ~んって己で突っ込み入れたくなったが、判らないのでしょうがない。余程判らなかったら、「PMとして当たり前だから」と書こうと思っていたが、さすがにそれはしなかった。で、2問合わせて6割取れてればいいのだが…まぁ期待は出来ない。あんだけ勉強しなかったんだから。でも落とすなら59点とかで落とすなよ。20点とかで墜としてくれ。続いて論文形式の午後2。もちろんこの前の休憩時間も音楽を注入。論文もSAでは事実上2択なのだが今回は純粋に3択で、もちろん一番書きやすそうなのを択ぶ。とはいっても、自分の経験だけではとても全部は書けないので、ある程度システム開発プロジェクトをでっちあげて書く。で、規定文字数を時間以内に書いた。それだけでなく、ちょっとこれいいかもって感じのものが書けた。参考書にサンプル論文として載ってるヤツとかにも似ているようなのが書けた。最後のオチがちょっとマズいかなという気がするが、こういうのが書けてしまうと、捨てたはずの午後1の結果が気になる。午後1通過しないと、この論文採点対象にならずに足切られちゃうんだもん。頼む、私の午後1。ってなわけで試験終了。午前1がない分ラクかなと思ったが、やはりそこまで甘くない。これだけ拘束時間が長いと心身ともにバテる。もう若くないなぁと思う瞬間のひとつである。まずは早いところ午前2の解答速報を待つ。そして全体の結果は…まぁ果報は寝て待っても通り過ぎていくような気配がそこはかとないくしているが…。あぁ、でもとりあえず終わった。しばらくは情報処理の資格試験とはおさらばだ。でも次がある。6月末に漢検準1級を受験予定。それに向けて明日から頑張らないと!(と、その前に申込これからするんだった…)
2013.04.21
「Scala逆引きレシピ」(竹添直樹・島本多可子、翔泳社)を読む。ScalaだScala。ちょっと本腰入れてみるか、って感じでScala2冊目。2冊目が「逆引き本」ってのもどうかと思うが、前から順に読んでいっても勉強になる。しかし、である。私が使っているのはバージョン2.10.0。この本が書かれたのはもちろんちょっと前なので、旧バージョンで書かれている。なので、本のとおりプログラミングしてもコンパイルエラーを吐くことがある。Scala自体が進化途中の言語なので仕方ないが、中には旧バージョンでも動かないコードもあって迷う。例えば、「import scalax._」は通らない。そもそも「scalax」でいうパッケージ、APIドキュメントにもないし。しかもこれがファイルI/Oに使う基本的なパッケージなので余計に困る。「I」のほうはほかの手段があるものの、「O」のほうは代替手段がないので(そもそもScalaのファイルI/Oの機能は貧弱)、仕方なくJavaのクラスを借りてきている。Javaと組み合わせれば「O」のほうのコード量はかなり減らせる。これはScalaのメリットだ。Javaがそのまま使える、という点。しかし「scalax」、お前ホントに存在するのか?Scala逆引きレシピ/竹添直樹・島本多可子一応今年10冊目。やっと2桁に乗った。
2013.03.02
「オブジェクト指向プログラマが次に読む本―Scalaで学ぶ関数脳入門―」(株式会社テクノロジックアート(著)・長瀬 嘉秀 (監修)・町田 修一 (監修) )を読む。今年はC++を本格的にマスターするとか新年に言っていながら、とあるニュースで「これからは関数型言語だ!」ってなのを見てScalaに興味を持った。関数型言語の中でScalaにした理由は、Scalaは関数型でありオブジェクト指向型であり、Javaのクラスライブラリをそのまま使うことも出来て便利、ということである。そこで本書を選択。でまぁ、本書ではScalaを齧った程度なのだが、雰囲気は掴めたかな。「関数型」の有難みがイマイチ判り切ってないけど、それはこれから2冊目3冊目と読んでいき、実務で使う中で判るのかな。さて、肝心の内容のほうはというと…並行プログラミングの前まではコードを書きながら読んでいたのだが、それ以降はどうもコンパイラが警告を出したり、ちゃんと動かなかったりしたので流し読み程度。そもそも「並行」と「並列」の違いもよく判っていない私も悪いのだが…。でも、Scalaは面白いと思う。twitterのシステムもScalaで書かれているっていうし、今後絶対「来る」言語であることは、やはり間違いなさそう(私のフィールドであるサイエンス系の解析やシステム開発で使うかどうかはともかく)。最後に…勉強程度のコードを書くにはエディタ&コマンドラインで十分だが、それでもそこそこの開発環境は欲しい。webで調べたところ、Javaの開発環境であるEclipseがScalaでも使えるということだったので試してみたが、どうもバージョンの問題でうまく動かなかった。そこで思いついた苦肉の策。それは、Java用のCPadというフリーのエディタ(+簡単な開発環境)を使うこと。JVMにscalaを、コンパイラにscalacを指定すれば、CPadからScalaを動かせる。CPadをフォルダごとコピーしておけば、JavaとScalaの環境を独立させておくことも可能だし、「filename.scala」をダブルクリックしてCPadで開くこともできる。とりあえずこれでScalaの勉強用には十分というところ。今年7冊目クリア。オブジェクト指向プログラマが次に読む本―Scalaで学ぶ関数脳入門―/テクノロジックアート
2013.02.22
プロマネとしての知識を身につけようと思って読んだ1冊(一応、次春のPJ試験の勉強も兼ねて。SA落ちちゃったしね…)。PMBOKはそれなりに憶えることも多いし、憶えても即実務に使えるかというと、一般的には疑問符が必ずついてしまうと思う。本書はシステム開発を事例とした適用の方法や、練習問題もついている。よって、「即戦力」とはいかなくても、繰返し読むことや、実務への適用をある程度試みることによって力になってくるのではないかと思う。ちなみにPMBOKの憶えるべきことは、体系立っているのでそんなに苦ではないと思う(PJ試験の本を見ても、かなり知識問題で解けるものが多いみたい)。本書はその名の通り、PMBOKの「入門書」としては最適だと思う。プロジェクトマネジメント標準 PMBOK入門/広兼修
2012.12.23
今週仕事の合間に通読した本から…。 「憂鬱なプログラマのためのオブジェクト指向開発講座―C++による実践的ソフトウェア構築入門」(Tucker、翔泳社)相変わらずオブジェクト指向がイマイチ判らない私。でも最近は数値計算モノのプログラムもできるだけC++で組むようにしている。Fortran90がイイという意見も判らんではないが、Cに慣れた私としては、できればCに近い言語でやりたいという気持ちがある。でもJavaはガチガチ過ぎて(ファイルの読み込みすら難しい)…なワケでC++なのである。C++は複素数も使えるし、オブジェクト指向なら部品の再利用も簡単なので、Fortran90より劣る理由はもうない。しかし、このオブジェクト指向がクセモノなのだ。さっきも言ったが相変わらずイマイチ判らない。そんなわけで、前から欲しかった本書にトライ。「分析」と「設計」に重きを置いていて、それさえキチッとできれば、あとはそれをそのままソースに落とし込むだけ、という思想は明快。通読しただけなので、後半はちゃんと判ってない箇所も多いが、実践の場面でもう1回読み直せば身に付くかな、と思う。難点は、Cを知らないと難しいことと、古い本なのでUMLやユースケースについての記述が甘いところか。でもまぁ、それは他書を読んでくれってことで十分。しかしまぁ、C→Java→C++という不思議な順番で経験してきた私にとっては、やはり「多重継承」はすべきじゃないなぁ、というか、いつ使うねん、って感じである。いろいろ問題があるので、分析・設計の段階で使わなくていいと判れば(まぁ大概そうなるとは思うが…)、使わないに越したことはないと思う(のは私だけでしょうか?)。ちなみにJavaユーザに同様の本をオススメするとしたら、「Head First オブジェクト指向設計分析―頭とからだで覚えるオブジェクト指向の基本―」(Brett McLaughlin, Gary Pollice, David West、オライリージャパン)がイイ。こっちはそんなに古くないし、あとはリンク先を見て頂きたい。憂鬱なプログラマのためのオブジェクト指向開発講座/TuckerHead Firstオブジェクト指向分析設計 頭とからだで覚えるオブジェクト指向の基本/Brett McLaughlin, Gary Pollice, David West
2012.12.22
今日合格発表があり、表題の通りまた不合格だった。ちなみに成績は以下のとおり。午前1:81.6午前2:76午後1:60午後2:B午後1が辛うじて60点。そこはではよかったが、やはり論文がBでダメだった。やはり論文試験は、自分の経験がある分野が出題されないと難しい…。参考書の類には「経験がなくても知識だけで合格論文が書ける」と書いてあるのだが、私にはそれはあてはまらないというか、そうは思えない。まぁ、また来秋受けるよ。とりあえず2年間の午前1免除権は手にしたし。あ~でも悔しいな。午後2対策が不足していたのは判ってはいたけど、いざ点数が出ると悔しい。悔しい悔しいと言っていてもしょうがないので、今回勉強した内容をまとめておこう。Part0.前回受験の復習Part.1公式編Part2.ハードウェア・システム制御編Part3.ネットワーク編Part4.セキュリティ編Part5.マネジメント編Part6.ストラテジ編Part7.法務編Part8.一般編Part9.午前2&午後1対策用語編Part10.最近の技術動向関連用語集-その1Part11.最近の技術動向関連用語集-その2Part12.午前問題用語補足編Part13.午後1対策編Part14.鬼門の午後2対策編Part15.受験記Part16.今回出題の用語復習編
2012.12.21
試験からだいぶ経ってしまったが、今回の試験で出題された用語のうち、知らなかったものを今後のために復習しておく。SMP(Symmetric Multiple Processor)複数のCPUが同等な立場で処理を分担するマルチプロセッサ技法。「対話型マルチプロセッサ」とも訳される。VLIW(Very Long Instruction Word)マイクロプロセッサの高速化技術の一つ。依存関係にない複数の命令を一つの命令としてまとめて同時に実行する。同時実行される命令の数は常に保たれ、既定の数に達しない場合は、「何もしない」命令で埋められる。1命令の長さが従来のプロセッサに比べて極めて長いため、このような名前で呼ばれる。ETL(Extract/Transform/Load)企業の基幹系システムなどに蓄積されたデータを「抽出」、DWHなどで利用しやすいように「加工」、対象となるDBに「書き出す」こと。また、これら一連の処理を支援するソフトウェア。GoFのデザインパターンオブジェクト指向開発のためのパターンとして、23種類のパターンがあり、生成・構造・振る舞いの3つのカテゴリに分類される。コアデザイン(組み込みシステムにおける)上流工程段階で、ハードとソフトの機能分担を協調シミュレーションによって十分に検証する方法。ソフトシステムズ方法論(Soft Systems Methodology;SSM)かかわる人々の立場によって見方や考え方が違うような状況において、何が問題か、何を目標にすべきかを明らかにして、今後の活動計画を検討する。7つのステージで構成されているが、決められた順番どおりに進めるものではなく、行ったり戻ったりしながら検討を進めていく。BRM(Business Reference Model)業務分類に従った業務・システム体系と各種業務モデルからなる、組織全体で業務やシステムの共通化の対象領域を洗い出すモデルを提供する。シン・プロビジョニング(Thin Provisioning)ストレージを仮想化して管理することにより、必要に応じて装置を追加して対応できるようにすること。システム導入の初期に需要を予測して備える作業(プロビジョニング)がほとんど必要ないことからこのように呼ばれる。RPO(Recovery Point Objective)バックアップ/リストア作業やディザスタリカバリにおける指標で、バックアップデータを取得するタイミングないし頻度のこと。災害や事故、障害の発生によるシステム停止時に、どの時点まで遡ってデータを回復させるのかを示す。組み込みの問題が午前で出題されるとは…。それだけでなく、勉強したが知らなかった用語がけっこう多く出て予想外だった。
2012.11.04
とりあえず、「受験記」である。昨夜はどうも寝つきが悪かった。元来寝つきの悪い私であるが、資格試験如きで緊張して眠れないとは不覚であった…が、起きてみれば寝不足でもなく、問題用紙出されれば「ハイ答えます」的な状態で家を出る。会場は調布の電通大。京王線を都心と逆方向に1本で行けるのでラク。会場のイメージは、やっぱり国立の理工系の大学だなぁって感じ。良くも悪くも我が母校・東工大に似ている。そしてここからがメイディッシュ。まず午前1と午前2。「えっ、そんな用語知らないよ」というような問題が多発。正直これには参った。午前1の最初のほうなんか、マジで本気で(と、同じことを2回言うほど)驚いた。午前1ってこんなにレベル高かったけ?って感じ。しかも知識問題なので、知らなければアウト。勘で答えるしなかない。何となく単語から推測して消去法とかやってみても、4択が2択になる程度でダメ。その割に、というか予想はしていたが、過去問の使い回しもなかなか多かった。もう「問題見ただけで答え判っちゃうもんね」的な問題もかなりあった。あとは過去問に似てる問題とか。そういえば最近の動向で出るかもしれないと言われていた「IFRS」が出てたなぁ。まぁこれは元々知っていた言葉なのだが。まぁ想定外の出題も多かったが、たぶん午前で6割ボーダーラインで足を切られることはなさそう。午後1。この辺からエンジンの回転数を上げていく感じ。事実上3問から2問の選択。まず解答用紙を見ただけで「問3」はいけそうだなと思った。オブジェクト指向のクラス図かなって感じで。実際ふたを開けてみたらE-R図だったけど。まぁそこら辺はよく勉強していたので、まずはこの問3から着手。ところが意外と難儀して…2問分の解答時間を考えると「そろそろもう1問に移らないと」という時点でもまだ空欄が。でもそこは「後でやろう」と気持ちを切り替えて、もう1問の選択へ。順当にいけば問1で出るであろうシステム設計の問題をとるはずだったのだが、会計系の問題だったので出来れば避けたいな、と思った。しかし問2はWeb系の問題で正直こっちも避けたかった。けれどそんなこと言ってられないので、会計よりはマシかって感じで問2を選択。で…問2は思ったよりかなり簡単だった(と、今の時点で言っていいのか判らないが)。で、時間を余せたので問3に戻ってどうにか穴を埋めた。でも、問3はちょっと出題ミスじゃないのかなって思ったところがなくもないが…。でもまぁ、2年前の受験時の経験と照らし合わせると、6割足切りラインは超えたと思う。さて、鬼門の午後2。問題は事実上2択の論文形式。両問を見たところで、正直どっちも書けない気がした。自分の経験からして題材を搾り出すのが難しい。でもどっちかとらないとしょうがないので、問1を選択。そして経験と知識と一部でっちあげを混ぜて書いた。事前に設問1は準備していたのだが、ちょっと出題パターンが違ったなという気がした。一番重要な設問2では、2つの事例をあげて記述。何書いたかはとりあえず今は忘れさせておいて。そして設問3。これはは読んだ時に「意外と甘い出題だな」と思った。旧制度のアプリの設問3に似てる感じだった。「SAとしての評価」とか入ってるし。だけど実はこの認識が甘かった。設問ウのネタ出しをあまりやらずに書き始めちゃったものだから、正直ネタ切れした。いや、ネタはあったのだが、出題に適したネタになっていなかったので、あの書いた内容で採点者にどう映るかな、と心配…。「運用」って「設計」に入るんかな、というのが本音。一応「運用設計」という言葉はあるが…それと、問題文の例に沿った解答がほとんど出来ず、自分の経験を軸としたオリジナルな解答になってしまったのも心配だわ。でもってさっき帰宅。さすがに半日拘束されたせいで、心身ともに大ダメージな状態。どっちかというと精神面より肉体面が…同じ姿勢でずっと物書きしてたから、あちこちバキバキになってる。そして正直、ご飯を食べる気もしない。さて、そういえば午前の解答発表っていつだったかな?
2012.10.21
さて、鬼門の午後2対策である。午後2は2時間の論文形式。勉強するにも2時間論文を書いて、それを見直すのに30~1時間かかるので、平日は正直なかなか時間が取れない。では週末はというと、それはそれで時間がない。と、言い訳ばかりしてあまり勉強していないのが実態である。まぁそれでも、iTec本の前半の「論文の書き方」部分は2回通読したし、翔泳社本はサンプル論文もすべて目を通した。そして実際、5本論文を書いてみた。その感じでは、まず設問アで定番の「システムの概要」と「業務の概要」が反転していたり、設問イと設問ウの内容が逆になっていたりで、やはりなかなか難しい。慣れてきたり、落ち着いて書いたりできればもっといい論文になるのに…といつも思ってしまう。ただ、時間的な面では最短で1時間で書き上げることができ、2時間という制限は問題にならないと思う。が、早く書きあがったものを消しゴムで消しながら添削する、というのは本番では難しいと思う。これを避けるためには、いわゆる「ネタだし」の段階で、各見出しの下に何をどう書くかということを明らかにしないといけないと思う。本番まであとわずかなので、あと何本論文をかけるか判らないが、とりあえず本番でそういう意識を持とうと思う。まぁ午前1から午後2すべてに関して言えることだが、落ち着いてやれば大丈夫そうである。ただ、勉強の段階で落ち着けないのに本番で落ち着けるかと言われれば疑問符が付く。それと、最低限やっておくべきこととして、午後2の設問アの解答の準備がある。これは今やっている。具体的には、今まで経験したシステム開発の中で書きやすそうな案件5件分、解答を用意している最中である。さて、試験まであとわずか。がんばってラストスパートだ。
2012.10.13
今日は「午後1対策」編。試験対策本(翔泳社のヤツ)に掲載の午後1過去問をとりあえず2回解いてみた。ただし、組み込みシステムについては1回だけ。そもそも私は組み込みのエンジニアではないし、やってみたところで問題文中に答えを導くための記述がない問題が多すぎて、全然点数が取れる見込みが立たなかったので。2年前の受験時に「誤って」選択してしまったH22-午後1-問2(債券システムの問題)は相変わらずさっぱり判らず(2年前の受験時のほうがまだマシな出来だった気がする)、ほとんどの問題で2回やっても間違えることや、1回目に正解したのに2回目で間違えることがあった。あと「属性名で答えよ」とか「クラス名で答えよ」と書いてあるのに、そうじゃない答えを書いたりというケアレスミスも。更に加えれば、ちゃんと時間を測って解いたわけではないので、本番は時間的に間に合わないかもしれないという危惧もある。ただ、2年前の受験時の経験と、今回勉強して問題を解いてみた感じでは、記述の部分点をうまく貰えれば何とか合格ラインである6割の正答率には届くかなぁ、といった感じではある。以下、自分の感じたポイントをまとめておく。・問題文中のテーブル名、クラス名、属性名などは下線なり矩形なりでマークしながら読む。・問題文中に、明らかに常識的ではない設定があれば、これもマークしておく。・システム設計の設問で、運用側での対応を答えさせる問題は、意外と問題文の最初の方にもヒントがある。・DTDやE-R図、UMLなどがなく、文章量の多い設問は、基本的には選択しない。・オブジェクト指向の問題は、基本が判っていればそんなに難しくない。・慣れない分野の問題は、よほどのことがない限り選択しない(特に金融系は用語が判らないので)。・設問は、後のもののほうが簡単な場合もあるので、解く順番にこだわらない。・設問に対応した答え方をする(「属性名で」とか、「○○の中から選べ」とか)。基本的には、時間さえかけさえすれば「国語の問題」として8割以上の正解率が出せると思うが、そうもいってられないのが現実。ただ、午前問題は繰り返し解くことで正解率を上げることが出来たので、午後1についてもちょっと時間をあけて3ターン目をやってみようと思う。選択する問題としては、翔泳社本のジャンル分けでいうと、「業務分析・設計」は毎年出てるようなので、これで1問決まる。残りで「オブジェクト指向分析・設計」があれば選択したい。「システム再構築・改善・移行」はあまり経験はないが、そこそこ解けそうなので選択しても悪くはないと思う。避けたいのは「パッケージ導入」と「開発管理」。解いてみた感じはそんなに悪くはないが、過去問が少なすぎるのと、経験の少なさから何とも言えない。というか、アーキテクトになってからまだ年が浅いので、全般的に過去問は少なくて、前身のアプリの過去問で我慢しなければいけないところが辛い。そして今は午後2の論文の勉強を主にやっている。今は翔泳社本を読んでいるだけだが、アイテックの本も買ってあり、こっちが役立つのではないかと期待している。なので、翔泳社本の通読を早めに終えてアイテック本に取り掛かりたい。幸い、試験までの間に遅い夏休みをとることができるので、そこで午後2論文の準備をしっかりやりたい。特に、論文を実際に数本書いてみる必要があり、そのためには1回2時間要るし、業務概要とシステム概要は予め準備しておけるので、これを含めるとまだだいぶやることはある。それにしても、アーキテクトの試験から組み込みの問題を外して欲しい。組み込みはエンベデッドの試験でアーキテクト的な問題を出せばいいのだから。組み込みがアーキテクトに入ると、組み込みを選択しない私のような受験者は、最初から選択肢が狭まってしまうので困る。末筆ではあるが、これまでに書いた午前対策の用語集はかなりタイプミスがあるので、使う人は気をつけて欲しい。
2012.08.27
今回は、「午前問題用語補足」編。RAID0複数のディスクにデータを分散させて格納して高速化を実現(ストライピング)。RAID1複数のディスクに同じデータを格納して冗長化し、高信頼性を実現(ミラーリング)。スワップアウト仮想メモリ技術において、物理メモリ(メインメモリ)の容量を空けるために、当面必要ないデータをHDDに書き出すこと。逆に、書き出して退避していた内容が必要になったとき、メインメモリに戻すのがスワップイン。メモリインターリーブメモリをいくつかの区画に分割し、連続したメモリへのアクセスを高速化する。ラウンドロビン各プロセスを一定時間ずつ順番に実行すること。持ち時間(タイムクォンタムまたはタイムスライス)を使い果たしたプロセスは、一旦中断されて待ち行列の最後に回される。S\MIME(Secure Multipurpose Mail Extensions)テキスト以外の画像などをメールに添付するためのMIMEを拡張し、メールデータを暗号化して送受信できるようにしたもの(でも何でこの場合だけバックスラッシュを使うのだろう…)。DLP(Digital Light Processing)光源からの光を微小な鏡に反射させて、その反射光を拡大投影するというプロジェクタの動作方式。DAFS(Direct Access File System)データセンタやクラスタ環境でのファイルアクセス管理のためのプロトコル。多数のサーバからなる環境でもローカルシステムのように見える。DAS(Direct Attached Storage)コンピュータ(サーバ)に1対1に直接接続されたストレージ。ネットワークを介して接続されるNAS(Network Attached Storage)の対義語。CP(Certified Policy;証明ポリシ)CA(Certification Agency;認証局)が発行するデジタル証明書の記載事項や本人確認方法などを明記した文書。CPS(Certification Practice Statement;認証局運用規定)CAの運用規定を定義する文書。インスペクション(レビュー技法としての)進行役である管理者(モデレータ)を設置し、管理者が参加者の役割を決めたり、レビューポイントを絞り込んだりして、レビュー効率を上げる手法。パスアラウンド(レビュー技法としての)レビュー対象となる成果物をメール等で複数のレビューアに配布・回覧し、フィードバックを求める方法。ウォークスルー(レビュー技法としての)成果物の処理の流れを追いながら確認し、問題点やバグの早期発見を行う方法。ラウンドロビン(レビュー手法としての)参加者全員が持ち回りでレビュー責任者を務めながら行うレビュー。参加者全員の意欲が高まる。クロスセクション法先行している他の事例などから、似たような事例が起きることを想定して、将来像を予想する方法。指数平滑法時系列データから将来値を予測する代表的な分析手法。より新しいデータにより大きなウェイトを置き、過去になればなるほど指数関数的に減少するウェイトをかけて移動平均を計算する加重平均法のひとつ。機能情報関連図(DFD)データ(情報)の発生源、到達点、処理、保管を統一記述規則によって表現したもの。組織の業務の流れと情報の流れを明確にし、業務プロセス改善(BPR)やシステム化を行うために作成する(DFDといえばデータフロー図-Data Flow Diagram-の略でもあるのだが、この場合は何の略なのだろう…調べてもどこにも載ってない)。EVA(Economic Value Added)事業活動から得られた利益から、投下資本に係る資本コスト相当額を引いた余剰利益。当該事業が一定期間内にどれだけの経済価値を創出したかを示す。ポートフォリオ理論投資対象をひとつに絞るのではなく、互いに相関の低い対象に分散する投資理論。
2012.08.18
そして、「最近の技術動向関連用語集-その2」。DRM(Digital Rights Management;デジタル著作権保護)デジタルデータによる著作物(映画、音楽、小説など)の著作権を保護するために、再生や複製回数の上限などを提供者が指定できる仕組み、またはその技術のこと。特別の符号化(暗号化)方式でデジタル化することによって、特定の機器やソフトウェアを使わないと再生できないようにする方式が多い。広義では画像ファイルに対する電子透かしなどもDRMに含まれる。アクティベーション(activaion)ソフトウェア等の機能を有効にするという意味で、インストールされたソフトウェアの機能を有効にして実際に利用できるようにするために、販売元である会社との間で、通信によるライセンス認証を行う方式をとることが多い。従来の一般的なライセンス認証方式で用いられたシリアル番号に加え、そのソフトウェアを利用するコンピュータの情報(機器構成やMACアドレスなど)を販売元の会社で管理できるため、より厳格なライセンス認証を行うことができる。CAAT(Computer Assisted Audit Techniques;コンピュータ支援監査技法)会計監査などの監査手続きの実施に当たって、監査対象企業内でコンピュータにより管理されている多くの財務データや業務データについて、監査用プログラムを用いたデータの抽出や分析によって、監査業務の効率をあげるという技法。CSA(Control Self Assessment;統制自己評価)第三者だけで行う監査と異なり、内部統制の状況を対象業務に関係する管理者や担当者を含めて、業務処理システムに関する問題点を自己評価する方法。自分たちで業務に存在する統制上のリスクを認識できるため、改善しやすくなというメリットの一方、客観性に欠けて正しい事情が把握できにくいというデメリットがある。クラウドコンピューティグ現在のIT企業の中で最も重要視されている「サービスオリエンテーション」「仮想化」「コンピューティングの標準化」の3つのトレンドを、インターネットを通じてひとつに合致させる技術。特に、インターネットを利用して、外部に存在する多くの顧客にITの機能性を「サービスとして」提供する技術。DCF(Discounted Cash Flow;割引キャッシュフロー)企業において生じる金銭の出入りを、現在割引価値として求めたもの。金銭は時間によって価値が違うと考え、一般的な利率を用いて現在価値(PV)は1年後の将来価値(FV)よりも利息分だけ多くなるとする。つまり、1年後に得られる利益(将来利益)の現在価値は、将来利益より1年分の利息分だけ少ない金額となる。DCFは、投資の意思決定における企業価値の算出方法で、ある一定期間に生じるキャッシュフローを全て現在割引価値として計算し、この合計値を現時点での企業価値とする考え方である。IRR(Internal Rate of Return;内部収益率)NPV(Net Present Value;正味現在価値)がゼロとなる割引率のこと。ある投資案件について、将来獲得できる金銭の現在価値の合計が、最初に投資した金銭と等しくなるように、現在価値の計算に使う利子を逆算して求めるもので、これが多ければ多いほど儲かることになる。ブルーオーシャン戦略競合他社が多い既存市場において優位を築くために、コストをかけて既存のサービスや製品を改良していく血みどろの競争領域を「レッドオーシャン(赤い海)」と呼ぶのに対し、競合他社が存在せず可能性がひろがる未開拓の市場を「ブルーオーシャン(青い海)」と呼ぶ。この市場を切り開き、顧客に対して付加価値の高い製品やサービスを低コストで提供することによって、利潤を最大化しようとする戦略がブルーオーシャン戦略である。シェアドサービス企業には経理・財務・購買といった共通的な業務がある。これらの業務を個々の企業から切り離して集約し、専門に行う会社で引き受け、複数の企業が共通して利用することによって、経営効率を高めるといった手法。インキュベータ会社を新たに作る「起業」を支援する事業者や人。起業には資金集めや施設の確保、会社制度や人材募集、創立までの準備など、多くのことを行う必要があり、専門のインキュベータに依頼することによって、円滑に起業活動を進めることができる。PEST分析起業の外部環境を分析する手法のひとつで、次の4つの要因で今後の事業に影響する因子を分析する。・Political:法規制など・Economic:景気動向など・Social:世論や安全状況など・Techhnological:特許や新技術などIFRS(International Financial Reporting Standards)現在、国際的な財務活動または事業活動を行う一定の上場企業の連結財務諸表について適用できるようになっている国際財務報告基準。ウィルス作成罪悪用を目的とするウィルスの作成、提供、所持などに適用されるもので、刑法の一部改定として2011年7月から施工されている。特定電子メール法(迷惑メール防止法)電子メールの送信を求めた旨、または送信することに同意する旨を通知した者以外へのメール送信を禁止しているほか、送信者情報を偽った電子メールの送信、架空電子メールアドレスを宛先とした電子メールの送信を禁止している。クリエイティブコモンズWeb上で利用されている作品の作成、提供、流通、利用などの新しいルール作りの国際的な活動およびその推進母体である非営利団体の名称。公益通報者保護法企業の内部告発者の保護を目的とした法律。企業が不正行為などを行っている場合など、公益を害している場合に、内部告発者が行った者が労働契約上の不利益を被ることがないように保障している。内部告発先は、事業者内部、監督官庁や警察・検察などの取締当局、マスコミ、消費者団体などと指定されているため、ネット上の掲示板などへの書き込みといった告発方法では、保護対象とならない。特定商取引法訪問販売・通信販売・電話勧誘販売・連鎖販売取引などを特定商取引という。これらの取引を通じた悪徳商法が増え、購入者が被害にあうケースが出てきたため、取引を公正にして購入者被害の防止と購入者利益の保護を主とした目的で策定された法律。リサイクル法資源や廃棄物の再利用や再資源化を目的として、回収と再利用、再資源化を義務付けた法律の総称。対象となる資源(廃棄物)には、PC、家電、自動車、建設資材、包装容器、食品ごみがあり、それぞれに対応した法律(リサイクル法)によってその内容が規定されている。ITに関連するものとしては、パソコンリサイクル法(資源の有効な利用の促進に関する法律)、建築リサイクル法(建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律)がある。参考サイト:iTEC
2012.08.12
今回は、「最近の技術動向関連用語集-その1」。ECMAScript(ECMA:European Computer Manufacturers Association;欧州電子計算機工業会)Webブラウザ上で動作するスクリプト言語の仕様。実際にはJavaやJscriptのことで、新しい言語というよりは互換性のある仕様にまとめたもの。文法はJavaに近いが、実行はインタプリタ形式で行われるため、Javaとは全く動作原理が異なる。CLI(Common Language Infrastructure;共通言語基盤)マイクロソフトによって.NET Frameworkとして策定され、ECMAやISOによって標準化されたソフトウェア実行環境。異なる言語やコンピュータアーキテクチャで同じ動作をするための言語基盤であり、Java同様中間バイナリコードとしてプログラムを格納し、実行時にはこれを機械語に翻訳して実行する。ただし、Javaとは異なり、VB.NET、C#、その他の言語など、複数の言語から同じ内容のバイナリコードを作成できる。ブートストラップコンピュータの起動時に、HDDからOSをロードして動作準備を整える機能。IPL(Initial Program Loader)とも呼ばれる。WebAPIHTTPまたはHTTPS通信をベースにするプログラム間のインターフェイスのこと。APIとは元々OSやミドルウェアがアプリケーションに対してその機能を提供するための関数定義やコマンド定義だったが、SOAPやREST(Representational State Transfer;Webのような分散ハイパーメディアシステムのためのソフトウェアアーキテクチャのひとつ)といったHTTP上のプログラム連携形式の定義が広まるにつれて、これらがまとめてWebAPIと呼ばれるようになった。WebAPIによるパラメタ送受信方法としてはHTTPヘッダ部もしくはHTTPボディ部を利用する方法があり、HTTP要求がGETかPOSTかによって変わってくる。送受信のデータフォーマットとして一般的なものはXML形式やJSON形式。HTTP上でパラメタの送受信を行う際にはBASE64によるエンコーディングも関わってくる。FPGA(Field Programmable Gate Array)特定のマイクロプロセッサやASIC(Application Specific Integrated Circuit;特定用途向けに複数機能の回路をひとつにまとめた集積回路の総称)で実装できる任意の論理機能の仕様をプログラミングで実現できるLSIのこと。専用のLSIより動作は遅いが、ソフトウェアでシミューレーションするより速い。PLD(Programmable Logic Device;製造後にユーザの手許で内部の論理回路を定義・変更できる集積回路)の一種である。現在ではASICよりコスト的に有利であり、多くの電子機器の論理回路はFPGAで実現されている。MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)機構部品、センサ、アクチュエータ、電子回路をひとつの半導体基板やガラス基板などの上に集積化したマイクロデバイス。機構部品と電子回路が別々のチップとなるハイブリッド構造のものもある。現在では、例えばインクジェットプリンタのヘッド、圧力センサ、加速度センサもMEMSの一種である。ビッグデータ従来の構造化データ以外に、Webサービス、SNSなどで集めたデータ、更に各種産業機器、機材、自動車などの各箇所にセンサやRFIDなど付けてリアルタイムに集めた大量のデータのこと。ペタバイト(ギガバイトの1000倍の1000倍)級以上のデータをいうことが多い。このような大規模データの集積と分析には、大規模並列処理の技術が必要となる。JISEC(Japan Information Technology Security Evaluation and Certification Scheme)IT関連製品のセキュリティ機能の適切性・確実性を、ISO/IEC 15408(セキュリティ評価の国際基準)に基づいて第三者(評価機関)が評価し、その結果を認証機関が認証する制度。主に日本の政府調達において活用されている。IPAがこの制度の認証機関としてJISECを運用している。JCMVP(Japan Cryptographic Module Validation Program)IPAによって運用されている暗号化モジュール試験および認証制度。暗号モジュールがその内部に格納するセキュリティ機能ならびに暗号鍵、およびパスワード等の重要情報を適切に保護していることを第三者(IPA)が組織的に試験を実施し、それを認証する制度。OAuthWebアプリケーションやデスクトップなど様々なサービスがリソースにアクセスする際には、それぞれのサービスの属性に応じてアクセスさせることが必要になる。このような認可(Authorization)制御を行うために必要となる情報を、それぞれのサービス間において、安全にやり取りできるようにしたプロトコル。例えば、OAuthに対応したサービスでは、ユーザが外部にパスワードを教えることなく認可情報の委譲が可能であることから、APIを通じてアクセスできるリソースの種類や期間を指定すれば、ユーザが外部ザービスに全ての権限を渡すことなく、自分が利用したいサービスに最低限必要な権限を委譲できる。アジャイル開発従来のウォーターフォールモデルに対して、軽量な開発手法を目指したもの。開発対象を限定してイテレーション(反復)と呼ばれる短期間(1~4週間)以内で、設計、開発、テストを行い、完成したプログラムを利用者にリリースする。そして、このイテレーションを繰り返しながら、システムを完成させていく。利用者と協調しながら開発を進めていくこと、ドキュメントよりも実際に動作するプログラムを重視すること、開発者のコミュニケーションを重視すること、計画を守るよりも変化への対応を重視することなどが、この開発手法の基本となる考え方である。具体的な開発手法としてはXP(eXtream Programming)や有名である。XPでは。ペアプログラミングやリファクタリング、テスト駆動開発(開発に先立ってテストケースを記述し、そのテストケースをクリアすることを目指してプログラムを開発する)などの手法があり、プラクティスと呼ばれている。参考サイト:iTEC
だいぶ間があいてしまった…その間は午後1問題をちょっとずつ進めている。ってなわけで今回は「午前2&午後1対策用語」編。<一般系用語>割込み:内部割込みと外部割込みがある。内部割込み:原因がプログラム内部にある。外部割込み:ハードウェアに問題がある。デュアルシステム2系統のシステムで常に同じ処理を行い、結果を照合・一致することを確認することで信頼性を高める。デュプレックスシステム主系と従系を用意し、主系に障害が発生した時に従系に切り替える。以下の3つがある。1.ホットスタンバイ主系障害時に自動的に従系に切り替える。2.ウォームスタンバイ従系はOSのみ立ちあげているが普段は業務を行っておらず、主系障害時に業務システムを起動する。3.コールドスタンバイ完全に手動で従系に切り替える。MVCモデルモデル層、ビュー層、コントローラ層からなるアプリケーション開発のアーキテクチャ。・コントローラ層:ユーザと入力機器のやり取りを受け持つ。・モデル層:コントローラ層からの入力に対する業務処理を行う。・ビュー層:表示内容のレイアウトとユーザへの出力を行う。フェールオーバー/フェールバックサーバに障害が発生した場合、他のサーバに処理を一旦引き継ぎ、障害が回復した後に元のサーバに処理を戻す。<データベース系用語>データウェアハウス(DWH)は、以下の4つの特徴を持つ。1.合目的(Subject-Oriented)2.統合化(Integrated)3.時系列(Time-Variant)4.非更新(Non-Volatile)OLAP(Online Analytical Processing)DWHにように、データ分析を主体とする処理を行う。OLTP(Online Transaction Processing)基幹業務系システムのような、オンライントランザクション処理を行う。MOLAP(Multi-dimensional OLAP)多次元データベースの形でデータを持ち、合計などの計算処理は登録時に行われる。検索処理は高速である半面、登録には長時間を要する。ROLAP(Relational OLAP)RDBの形でデータを持ち、合計などの計算処理は検索実行時に行われる。そのため、検索処理などは低速である半面、登録時間は短い。また、データ構造の変化に対して、関係する部分のテーブル変更のみで対応できるという利点もある。<オブジェクト指向・UML系用語>クラス図クラスの名称、属性、クラス間の関連と多重度を表現するダイアグラム。シーケンス図イベントの発生順序、オブジェクトの存在期間、オブジェクト間のメッセージを表現するダイアグラム。アクティビティ図アクティビティ(業務や処理)の実行順序や条件分岐などの流れを表現するダイアグラム。フローチャートを起源としており、見た目も似ている。
2012.07.28
続いて、「一般」編。偶数パリティ(奇数パリティ)データのビット列の0または1の個数が、偶数(奇数)になるように付加された冗長ビット。2次元データの場合は、垂直パリティ・水平パリティになる。チェックサムデータの総和を冗長データとして付加したもの。ハミング符号2ビットの誤り検出と、1ビットの誤り訂正を可能とした誤り制御方式。CORBA(Common Object Request Broker Architecture)分散オブジェクト技術の仕様のひとつ。SMIL(Synchronized Multimedia Integration Language)独立して作成されたマルティメディアコンテンツ(音声・画像・動画)を、webページ上で組み合わせ、一体的に表現するためのXMLベース言語。SVG(Scalabe Vector Graphics)XMLベースのベクタ画像記述言語、及びそれによって作成された画像ファイル。
2012.07.14
今回は「法務」編。ABC分析商品の重要性、需要変動等によって発注方法を選択する際の分析手法。例えば、累積構成比70%までの商品をA品目、90%までをB品目、残りをC品目に分類する、等。2ビン発注法2つの入れ物を用意し、在庫を保存する。一方の入れ物から使用し、空になったら他方の入れ物を使用して、その間に空になった入れ物の分を発注する。需要が非常に少ない品目に適している。生産者危険合格となるべきロットが過って不合格になる確率。消費者危険不合格となるべきロットが過って合格になる確率。GPL(GNU General Public License)ソフトウェアライセンス体系のひとつで、GNUプロジェクトで開発されたソフトウェアに適用される。ソースコードを公開すること、誰でも自由にソフトウェアを改変してよいこと、改良されたソフトウェアに対してもGPLが適用されること、等が主な内容。ROE(Return On Equity)自己資本利益率。自己資本(株主からの出資及び損益の累積)を活かして事業を行い、それに対してどれだけの割合で純利益を出したかという収益性の指標。ROAより重視される傾向になる。ROA(Return On Assets)総資本利益率。負債を含めた総資本に対する、当期純利益の比率。<ROEに関する公式>総資本回転率=売上高÷総資本自己資本比率=自己資本÷総資本自己資本利益率(ROE)=当期純利益÷自己資本<減価償却に関する公式>減価償却率=(購入価格-残存価額)×償却率
今回は「ストラテジ」編。ROI(Return on Investment)投資利益率。効果金額を投資額で割ったもの。NPV(Net Present Value)正味現在価値。現金流入の現在価値から、現金流出の現在価値を引いたもの。PBP法(Pay Back Period)回収期間法。投資分の回収にかかる期間の長短によって、投資効率を評価する方法。BABOK(Business Analysis Body Of Knowledge)ビジネスアナリシス知識体系。ビジネスの専門家の知識を集め、現在広く受け入れられている事例を反映させたもの。バランススコアカード(BSC)財務、顧客、ビジネスプロセス、学習と成長の4つの視点を用いて、企業を多面的に評価する。SECIモデル暗黙知と形式知によって知識を共有、創造するプロセス。S:Socialization(共同化)暗黙知を暗黙知のままで、グループで共有すること。E:Externalization(表出化)暗黙知を目に見える形にして、形式知とすること。C:Combination(連結化)形式知を集めて連結すること。I:Internalization形式知を個人が習得して、個人の内面での暗黙知とすること。EMS(Electronics Manufacturing Service)電子機器受託製造サービス。電子機器を対象とし、設計と製造を専門に、複数メーカから受託するサービス。EDINET(Electronic Disclosure for Investors' Network)金融商品取引法に基づく有価証券証明書等の開示書類に関する電子開示システム。セル生産方式1人または少人数のグループで、1個の製品を最初から最後まで作り上げる生産方式。多品種少量生産に向いている。ライン生産方式1人の担当者は製品の特定の部分のみを専任で担当し、多人数で分業して製品を作り上げる生産方式。SGML(Standard Generalized Markup Language)文書の論理構造を記述するための言語。文書の種類ごとに定義されたDTDによって、文書の要素にタグを付けることで記述される。XBRL(eXtensible Business Reporting Language)財務情報を記述するために標準化されたXMLベースのマークアップ言語。
2012.07.11
今日は「マネジメント」編。HIPO(Hierarchy plus Input-Process-Output)モジュールの構造図を示す図式目次と、各モジュールの機能を、入力・処理・出力の形式で記述した図。トップダウン設計に向いている。ペトリネット分散システムに現れる並行プロセスの状態変化を表現する図。ステートフル通信の開始から終了まで、クライアントとサーバの間のセッションを維持する方式。ステートレス細かい単位で通信をその都度完了させる方式。定性的リスク分析リスクの発生確率と影響度を評価して、識別したリスクに等級付けをする。インスペクション法プロジェクトチームのメンバに複数の専門家を加えて会議をし、リスクに対する意見を出し合い、進行役がリスクとしてとりまとめる。EMV(Expected Monetary Value)ある事象の発生によって生じる利益または損失の金額に、その事象の発生確率を掛けたもの。定量的リスク分析技法のひとつ。実費償還契約実コストに納入者の利益相当額を上乗せした金額を支払う契約。タイムアンドマテリアル契約(=単価契約)工数の単価にかかった工数を掛けた金額を支払う契約。定額契約(=一括請負契約)請負契約の全体で一括して金額を決める契約。フォールトトレラント電源を含めたシステムの一部に障害が発生しても、機能全体に影響を及ぼさない方策。例えば、UPSの設置など。プルーフリスト入力したデータをそのまま出力した一覧。昔勉強した項目が明らかに重複して入ってるなぁ…。まぁいろいろ忘れてるし、覚えることは山ほどあるので、仕方ないんだよね。
2012.07.10
今日は続いてもう1つ。「セキュリティ」編。RSA桁数の大きな2つの数の素因数分解の困難さを利用した、公開鍵暗号方式。AES(Advanced Encryption Standard)現在の共通鍵暗号方式の標準規格。CRL(Certificate Revocation List)何らかの理由で有効期間中に失効となったデジタル署名の一覧を示すデータ。ゼロデイ攻撃セキュリティパッチが提供される前に攻撃すること。Smurf攻撃ICMPの応答であるパケットを大量発生させるDos攻撃。耐タンパ性ハードやソフトの第三者による解析に対する耐性EAP(Extensible Authentication Protocol)データリンク層(イーサネット、無線LANなど)での認証に用いられるプロトコルのひとつ。ESS-ID(Extended Service Set Identifier)無線LANを識別するために付ける名前。WPA2(Wi-Fi Protected Access 2)動的に更新される暗号化鍵を用いた通信を実現する。DKIM(Domain Keys Identified Mail)送信側のメールサーバで、デジタル署名をメールのヘッダに付与して、受信側で検証する。SMTP-AUTH送信側メールサーバで利用者が認証されたとき、メールの送信が許可される。Sender IDメールのヘッダや配送経路の情報から得られる送信元情報を用いて、送信元のIPアドレスを検証する。
2012.07.09
今回は「ネットワーク」編。インフラストラクチャモード無線LANでアクセスポイント(親機)を介して子機が通信を行うモード。アドホックモード子機同士が直接通信を行うモード。カウンタモードブロック暗号で安全性を高める方式。DNSSEC(DNS Security Extensions)DNSサーバから受け取るリソースレコードに対するデジタル署名を利用して、リソースレコードの送信者の正当性とデータの完全性を保証する。DCOM(Distributed Component Object Model)ソフトウェアコンポーネントを分散環境(ネットワーク経由)で使用できるようにする技術仕様。マイクロソフトが開発。通常使用されるポート(well-known port number)FTP : 21SSH : 22SMTP : 25DNS : 53DHCP : 67,68(サーバ、クライアントの順)HTTP : 80POP3 : 110IMAP : 143HTTPS: 443
今回は「ハードウェア・システム制御」編。CPI(Cycles Per Instruction)1命令を実行するのに必要なCPUクロック数。1命令を実行するのに要する時間=CPUクロック周期×CPIスーパースカラ複数のパイプラインを持ち、1つの命令ステージを同時に実行することで処理効率を向上させる技術ビッグエンディアンアドレスの小さい方から大きい方へ、データの上位バイトから下位バイトを格納する方式。逆がリトルエンディアン。フォールバックシステムの一部に不具合が生じたとき、その部分を切り離して、残りの部分で機能を限定して運用を継続する。RASIS情報システムの総合的な能力を表す。Reliability, Availability, Serviceability, Integrity, Securityデマンドページングページフォルトが発生した時に、そのページをHDDからメモリに読み込む。プリページングあるページをメモリに読み込むとき、後続あるいは関連するページもメモリに読み込む。DSP(Digital Signal Processor)デジタル信号処理に特化したプロセッサの一種。積和演算を高速実行できる。バイポーラ電流の強さによって増幅を行うトランジスタ。常時電流が要るので、消費電力が大きい。CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)電界効果トランジスタが用いられ、電圧によって増幅するので、消費電力は少ない。クロックゲーティングプロセッサを構成するブロックのうち、現在使用していないブロックへのクロック供給を止めることで省電力化を図る技術アクチュエータ(Actuator)供給されたエネルギーを物理的な動作に変換する装置リアルタイムシステム処理を所定の時間内に完了させるため、優先度を考慮してタスクを実行する。ECCメモリ(Error Checking and Correction Mmemory)誤りの検出と訂正の機能を持つメモリ
2012.07.08
前回(2010年)受験時の勉強内容と区別するため、今年はPart.1からナンバリングして用語集などを作っていくつもり。まず最初の今回は「公式」編。稼働率の公式(1)2台の装置から成る直列システムの稼働率:x1・x22台の装置から成る並列システムの稼働率:1-(1-x1)(1-x2)ここで、x1、x2は、各装置の稼働率稼働率の公式(2)稼働率=MTBF/(MTBF+MTTP)損益分岐点の公式損益分岐点=固定費/(1-変動費/売上高)待ち行列の公式λ:平均到着率μ:平均サービス率ρ=λ/μ:平均利用率Ta=1/λ:平均到着時間Ts=1/μ:平均サービス時間L=ρ/(1-ρ):待ち行列Tw=L×Ts:平均待ち時間Tq=Tw+Ts:平均応答時間アーンド・バリュー・マネジメントの用語・公式PMS(Project Master Schedule)各タスクの納期と担当者が示されたガントチャートPV(Planned Value:計画価値)当該期間末までに完了しているものとして計画された作業の予算EV(Earned Value:出来高)当該期間末までに進捗した作業を、その作業の計画価値に対する比から評価した値AC(Actual Cost:実コスト)当該期間末までに実際に投入した総コストBAC(Budget at Completion:完成時総予算)プロジェクトの完了時点におけるPV(完了までの当初予算)コスト差異(CV:Cost Variance)CV=EV-AC(0以上であれば良好)スケジュール差異(SV:Schedule Variance)SV=EV-PV(0以上であれば良好)コスト効率指数(CPI:Cost Performance Index)CPI=EV/AC(1以上であれば良好)スケジュール効率指数(SPI:Scedule Performance Index)SPI=EV/PV(1以上であれば良好)完成時総コスト見積(EAC:Estimate at Completion)EAC=AC+(BAC-EV)/CPI=ETC+AC残作業のコスト見積(ETC:Estimate to Completion)ETC=(BAC-EV)/CPI
2012.07.07
今秋の情報処理技術者試験・システムアーキテクトを受験すべく勉強を始めようと思う。実は2010年秋にも受けて、その時は午前I免除になったものの不合格。その2年後なので、午前I免除の権利が残る最後のチャンスなのだが…午前I免除の書類は、もう捨ててしまって手許にないのだ(泣)何故なら、去年の秋は心身ともにとても受験できる状態じゃなくって、もうしばらく受験することはないだろうと思って、参考書とともに捨ててしまったのだ。それが何故、今年受けようという気持ちになったかというと…職場で今年の目標とかを書くときに「取りたい資格」という欄があって、思わず書いてしまったのだ。イヤ、思わずというのは正しくなくて、ここ数年取りたい、取ろうとは思っていたのだ。そして運よく今年は今月一杯仕事がラクそうなので、今から勉強を始めればリードタイムがとれるかな、と思ったのである。そして、2010年受験時に勉強した内容をこのブログにも書いていたので、改めてまとめてリンク集にしておこうと思う。午前I・II対策その1「ネットワーク・プロトコル関連」編その2「ネットワーク・略語」編その3「ネットワーク・一般」編その4「データベース」編その5「セキュリティ」編その6「ハードウェア・システム制御」編その7「ソフトウェア」編その8「規格・標準」編その9「マネジメント・法務・その他」編その10「補足」編午後I対策午後II対策受験記合格発表(不合格)今回は「合格発表(合格)」のブログが書けるように(←動機がおかしくなっている)、それから資格取得一時金がもらえるように(←本当の動機はこれか!?)、今日から少しずつ頑張っていこうと思う。それにしても、この2年間で頭の中からほとんど知識が抜けてしまっているのには愕然とした。
2012.07.03
今年初のブログということで、抱負というか目標を…とりあえずひとつ。「情報セキュリティスペシャリスト(SC)の資格を獲る」昨秋システムアーキテクト(SA)に落ちたので、そのリベンジマッチ。対策として、まずは昨秋の頭が覚めないうちに午前問題を補充すべく「ITプロ/ITエンジニアのための徹底攻略ポケット 高度試験共通午前I・II対策」(五十嵐聡、インプレスジャパン)を年末年始の休みで通読。コンパクトサイズで問題数も300問もあると知らない問題も多く、その点は勉強になった。しかし、欠点を挙げるとすれば、問題ごとに付けられたタイトルがそのまま問題の解答になっている、というケースが散見されたところか。さて、午後問題の対策をどうするかだな。本は既に買ってあるけど…。
2011.01.04
昨日、表題の件が合格発表になった。で、まぁ予想通りではあるがダメだった。得点は以下の通り。午前I得点:78.20点午前II得点:68.00点午後I得点:53点午後II評価ランク:- 各段階で60点以上獲らないとそれ以降が採点されない「足切り方式」なので、午後IIは採点されず、不合格。正直午後Iはもっと悪くてもおかしくない出来だったから、だいぶ「部分点」を貰えたのかなぁという感じ。とりあえず、来春のターゲットを論文のあるプロジェクトマネージャ(PM)から、論文のない情報セキュリティプロフェッショナル(SC)に変更してリベンジの予定。しかし、ここにきて俄かに仕事が年度末行軍というアヤシイ状態に突入したので、勉強する時間が取れるかどうか、かなり不安。悪くすると3月の納品後からの1カ月くらいしか時間がとれないかも。
2010.12.21
@昼下がりのオフィス隣の席にいる、同僚にしてある大型案件のプロジェクトリーダでもあるFさんが、客先からもらってきた名刺か何かに書いてある「鎭」という漢字をPCで入力したいのだが、読み方が判らないので…と困っていた。「そんなの簡単ですよ~」と私は早速、IMEパッドの手書き機能を使って見せたところ、Fさんはそれを知らなかったようで凄く驚いていた(ふつう知ってると思うのだが…)。「あと、もう1コ方法がありますね~たしかあのサイトを使えば…」と、今度は私、ブラウザのブックマークを調べて…あったあった、コレコレ。そのサイト、「漢ぺき君」という名前。使い方は…サイトを見て頂ければ判る通りなのだが、今回の場合「鎭」という漢字は、「かねへん」に真実の「真」の旧字体なので、各々頭文字をとって「かし」と入力すれば、同じ構造を持った漢字が一覧表示される、というモノ。部首や読み方が判らない部分がある時は「ん」で代用すればOK、というとっても便利なサイトである。コレを読んでいる人で「漢ぺき君」を知らない人がいたら、速攻ブックマークすることをオススメする。そして時は過ぎ…。@夕方の打合せテーブル上司のA氏とFさんと私の3人で打合せの最中、Fさんが「確認」を「確任」とメモっていた(^^;そういえばFさん、漢字苦手だもんなぁ…。そんなFさんは実は理学博士だったりするから驚きだ。
2010.11.05
今日は情報処理技術者試験(システムアーキテクト:略称SA)を受験しに朝から渋谷へ。私は渋谷区民なのだが、住んでるところはいわゆる「渋谷」ではないので新宿で電車を乗り継いで渋谷の会場へ。以下、受験体験記。午前1&2さすがに午前1は免除者が多くて、私の会場で受けたのは10人以下。午前2からはだいぶ人数が増えた。午前問題はマークシート式で、過去問がかなり使い回しされているのを見破れるほどだったので、合格ラインの60点には届いていると思う。ただ、午前1で値そのものを求めるのではなく値の変化量を求める問題があり、値そのものを計算した結果が選択肢になくてちょっとうろたえた(元の値から引き算すればちゃんと選択肢にあった)。それから、初めから捨てる気満々の難しいネットワークの問題が1問あって、そこは(イ)を選択。何故なら、過去問をやっていて答えが判らなかった時、(イ)が正解であることが多かったような気がしたからというヤマ勘。午後1ここで落ちるわけにはいかないのだが多分落ちた、というか墜ちたという感じ。4問から2問を選ぶ選択式なのだが、問4の組み込みシステムの問題は経験がないので必然的にパス。残り3問でどれを選ぶかということになるのだが、解答欄を見ると、問2だけが小問が3問で、他は4問。問2をとるのはリスクが伴うが、嵌れば楽勝。とりあえず解答欄だけ見て問2&問3を選択することに決定。ところが、問2の問題分を読み始めて???となった。「債券なんとかシステム」に関する問題。思いっきり金融システムの問題じゃないか!?そんなの経験ないから判らないよ~と思ったところで、問1&問3の組合せに変更すればよかったものの、もう問題文読み始めちゃったし…という感じで、とりあえず解答欄は全て埋めたが、多分全然出来てないと思う。何せ「勘定科目」だの「約定」だのって用語自体が判らないから、システムや業務のイメージが全く湧かないのである…。でも何とか残り時間を半分とちょっと残して次の問題へ。次は問3の予定だったのだが、またまた問題分を読み始めて「ヤバッ」と思った。「システムの改善」という私にとっては鬼門な問題。ここで作戦変更して問1を選択することに。でも、「問2でショック→問3もアテが外れ」な状態で問1がまともに解けるわけがなく、ここで撃沈がほぼ確定した感じ。ちなみに問1は余裕があればもっとちゃんと解けたと思うし、今問題を見れば問3もある程度行けただろう。これは完全な作戦ミス。ちなみに、作戦ミスの部分を除いてもシステムアーキテクトの午後1は、前身であるアプリケーションエンジニアの午後1より難易度が上がっているのは間違いない。試験制度が変更になってまだ2年目なので、もうちょっと過去問の蓄積を待つ必要があるかも。コイツの取得にはチト長い時間がかかってしまいそうだ…。午後2午後1でほぼ撃沈したわけで、午後2はほぼ「記念受験」状態。でも、今後の模擬試験のつもりで真面目に受けた。午後2は論文試験で、2時間で2000文字以上書かなくてはいけない。問題は3問から1問を選ぶのだが、午後1同様に、組み込みシステムの問3は初めから除外なので、事実上2択。そして問1の問題文の「統一コードの整備方針」の文言を見て、「これは経験がないから書けない」となってしまい、祈るような気持ちで問2の問題文へ。そこには「システム間連携方式」の文字が。これなら何とかネタがある、しかも比較的最近開発した新鮮なネタが。というわけで、まず最初の30分を使って、問題用紙のメモ欄に論文の構成や盛り込む内容をグチャグチャとした本人以外解読不能な文字で書き連ねた後、残りの1時間半を使ってそれを論文に起こしていった。勉強に使った参考書には、「論文試験は5問くらい実際に手を動かして書く練習をしておくこと」などと書いてあったが、受けた感触では、文章を書くことが得意ならばその必要はないと思う。むしろ、設問内容と自分の経験が如何に合致するか、という運任せの要素が強い。かく云う私の論文も、改めて読み直してみると設問の意図をちゃんと反映しているものとはいえないなぁという感じのものになってしまったが、とりあえず時間内に規定文字数を書く、ということはできることが判った。とりあえず今回の経験を次回以降に活かしたい。多分、午前1免除の点数は取れてると思うので、次回は来春プロジェクトクトマネージャ(PM)を受けようと思う。そしてその後、SAにリベンジ。その後は出来れば情報セキュリティスペシャリスト(SC)とITストラテジスト(ST)も取得したいなぁ、などと考えている。
2010.10.17
システムアーキテクトの午後II対策を一通り完了。私の普段の仕事はシステム開発とはいっても、科学・工学系のシステム開発が中心なので、「フレームワーク」「システム連携」「セキュリティ」「障害時対応」「DWH」「システム移行」「組み込みシステム」「HWとSWのトレードオフ」「パッケージ利用」などのテーマではなかなか論文にしがたく、過去問と解答例を見てもなかなかピンとくるものがなかった。そこで、過去の業務履歴の中から、システム開発系の業務経験で使えそうなものをピックアップしておかなくては、と思った。そしたら、一応論文のネタになりそうな開発業務として以下のようなものが出てきた。・深海底鉱物資源探査に関するデータベースシステムの開発・石油流体実験のヒストリーマッチングプログラムの開発・地質図作成ソフトウェアの開発・G-XMLを用いた地質情報の測地系・投影法変換プログラムの開発・G-XMLを用いた地質情報データベースシステムの開発・トンネル切羽前方探査システムの開発・放射性廃棄物の地層処分に関するデータベースシステムの開発・ボクセル型有限要素法による地震波動伝播解析ソフトウェアの開発・保守・津波の波源インバージョンプログラムの開発・河川氾濫シミュレーション及び損害保険支払金算定システムの開発・地震波解析システムの開発これらを元に、「問1」のネタだけは仕込んでおかなくては、というところ。あと1カ月ほどあるので、また午前I対策から問題集をやり直し、午後Iまで復習しつつ、この午後II対策をするつもり。
2010.09.10
とりあえず午後I対策終了。つかった問題集はコレ。内容としては「業務分析・設計」「オブジェクト指向分析・設計」「システム移行」「パッケージ導入」「開発管理」からなる。問題の傾向を見ると、以下の3つに大分されるようだ。1.勉強すれば解ける問題2.異様に簡単な問題3.問題文中に答えのヒントがなく、SEの常識や業務経験で答えなければならない問題このうち、クセモノなのはもちろん3.である。まぁIPAから問題作成を受注しているであろう企業がア○テックだからしょうがないか、と思うのだが、本番でそんな問題を選択しないように気をつけなければならない。全般的に、「業務分析・設計」に関する問題数が多く、毎回出るようなのでまず1問選択する問題が決まる。ただし、組み込みシステムに関する問題は避けたい。経験がないし、やってみたところ合格ラインの6割に届かなさそうだったから。あとは経験のない「システム移行」「パッケージ導入」も避けたいところだが、ここは問題によって難易度が大きく変わるので要注意な感じ。「オブジェクト指向分析・設計」も問題によりけり。UMLがバッチリ出るとちょっと難しい。それから、ITの資格試験なのに国語の問題みたいな設問が意外と多いのも予想外。これでは時間さえ十分あれば解けてしまう。ホントにそれでいいのかと思いつつ、解く方としてはその方がラクなので出来ればそういう問題が出ることを祈るばかり。正直、午後Iは何が出るか、どれを選択するかが非常に重要な気がする。ちなみに先日まで書いていた午前対策の問題集はコレ。
2010.08.21
今回で一応最終回、「補足」編。自律システム(AS):大規模なTCP/IPネットワークにおいて、各組織が保有・運用する自律したネットワーク。インターネットはマクロに見るとASを相互に接続した形態となっている。ASは単一の経路制御ポリシーを共有するネットワークで、個々のISPや企業などが保有・運用するネットワークがこれにあたる。UTPケーブル:Unshielded Twisted Pair cable。非シールドより対線。通信ケーブルの種類の一つ。銅でできた線材を2本ずつより合わせたケーブルで、シールドしていないもの。Ethernetなどの配線に用いられる。G3ファクシミリ:アナログ電話回線を用いるファクシミリ。現在最も普及しているファクシミリである。G3はGroup3の略。ハフマン符号:可逆圧縮の代表的なアルゴリズム。一定ビットごとに文字列を区切り、区切られた後の文字列を統計的に処理して、出現確率がより高いパターンに対してより短い符号を与える方式。ランレングス法:主に画像データの圧縮に用いられる符号化方式の一種で、連続する同一の値を「色×回数」という列の長さ(run-length)の情報に置き換える方式のこと。UDP:User Datagram Protocol。インターネットで利用される標準プロトコルで、トランスポート層に当たる。ネットワーク層のIPとセッション層以上のプロトコルの橋渡しをする。インターネットではTCPも使われるが、UDPは転送速度は高いが信頼性が低い。
2010.08.09
今回は、「マネジメント・法務・その他」編を。CMMI:Capability Maturity Model Integration能力成熟度モデル。組織が開発と保守のプロセスを改善するのを助ける。レベル1~5で表わされる。バランススコアカード(BSC):財務、顧客、業務プロセス、学習と成長の4つの視点から企業を多面的に評価する。税効果会計:法人税等の額を適切に期間配分することにより、税引前当期純利益と税金費用を合理的に対応させる。EIP:Enterprise Information Portal。企業内データベースを横断的に検索して、最適な情報を選択・提供する。実費償還契約:実コストに納入者の利益相当額を上乗せした金額を支払う契約。タイムアンドマテリアル契約:単価契約とほぼ同じ。単価×工数の金額を支払う契約。アレスタ:避雷器。雷サージによって通信回線に誘起された異常電圧から機器を防護する装置。リエンジニアリング(BPR:Business Process Reengineering):古い組織を根本的に見直して、ビジネスプロセス(業務プロセス)を改革する。BPO:Business Process Outsourcing。業務と情報システムを一体として外部委託すること。BPMN:Business Process Modeling Notation。業務プロセスモデリング表記法。イベント、アクティビティ、分岐と合流、処理などのフローを表記できる。3PL:3rd Party Logistics。企業の物流業務全体を請け負うアウトソーシング。BI:Business Intelligence。企業内の膨大なデータを分類・加工・分析し、迅速な意思決定に活用しようという方法。SOW:Statement Of Work。作業範囲記述書。業務処理の概要、入出力情報の一覧、データフローなどをまとめた文書。ベンチマーキング:自社の業務プロセスを改善する際に、他社のベストプラクティス(優良事例)と比較分析を行う。マネジメントバイアウト(MBO):子会社や事業部門の経営陣が自社の株式を買い取って独立する。マネジメントバイイン(MBI)買収対象企業の外部者による買収。株式公開買い付け(TOB):価格と期間を公示して、不特定かつ多数の株主から株式を買い付け、経営権を獲得する。EBO:Employee Buyout。経営陣に属さない一般従業員が自社の株式を買い取り、経営を引き継ぐ。プロダクトポートフォリオマトリックス(PPM):各々の事業を市場成長率と市場占有率によって分析し、経営資源の最適な配分を行う。花形:PPMにおいて、市場占有率・市場成長率ともに高い事業。金のなる木:PPMにおいて、市場占有率が高く、市場成長率が低い事業。問題児:PPMにおいて、市場占有率が低く、市場成長率が高い事業。負け犬:PPMにおいて、市場占有率・市場成長率ともに低い事業。ターゲットマーケティング:市場を分析し、特定の市場(地域、顧客層)に対象を絞って、そのニーズに合致する製品・サービスを提供する戦略。ベネフィットセグメンテーション:事業や製品を市場の消費者の観点から分析し、分類(セグメンテーション)すること。MRP:Material Requirements Planning。資材所要量計画。ロングテール:売れ筋商品に絞り込んで販売するのではなく、多品種少数販売によって大きな売上や利益を得る。規模の経済:デファクトスタンダードとなった製品は、生産規模が2倍になると、生産性がさらに向上し、収益が2倍以上になる。パレートの法則(80:20の法則):全体の2割の優良顧客が全体の売上の8割を占め、全商品の上位2割が8割の売上を占める。バンドワゴン効果(ネットワーク外部性):利用者が増えるほど、個々の利用者の便益が向上し、その結果ますます利用者が増えることで寡占化が進む。純粋戦略:複数の戦略がある時、その各々の戦略のこと。混合戦略:複数の純粋戦略を適当な割合で組み合わせる戦略。マクシマックス原理:各戦略の中で最大の利益が得られることに賭けて、更にその中で利益が最大となる戦略を選ぶ。マクシミン原理(ミニマックス原理):最悪の場合でも、損失(利益の減少)を最小限に食い止める戦略。PTS法:Predetermined Time Standard System。既定時間標準法。人間の動作を基本動作に分解し、基本動作ごとに予め定められた標準時間を当てはめ、作業時間を見積る方法。ワークサンプリング法:統計理論に基づいて、観測回数や作業時間を設定して得られた実地観測点数の比較によって各作業時間を見積もる。OC曲線:Operating Characteristic Curve。横軸にロット不良率、縦軸にロット合格確率をとったグラフ。(0,1)から(1,0)を結ぶ右下がりの曲線。QFD:Quality Function Deployment。品質機能展開。2次元の表を用いて、表の行に目的とする品質を、列に直接管理可能な要素を記入し、互いの関係付けから重要度の高い品質要素は何かを明らかにする方法。FMEA:Failure Mode and Effect Analysis。故障モード影響解析。FTA:Fault Tree Analysis。フォールトツリー解析。ROA:Return On Assets。純資産総利益。ROE:Return On Equity。自己資本総利益。SFA:Sales Force Automation。営業支援システムを構築し、営業活動を効率化する。RFI:Request For Information。調達条件などを決定するために必要な情報を集めるために発行される。ITIL:IT Infrastracture Library。ITサービスマネジメントにおける成功事例をまとめた書籍群。COCOMO:Constructive Cost Model。ソフト開発の工数・期間の見積手法。開発規模、難易度および開発の特性による要因を考慮。SLA:Service Level Agreement。サービス提供者と委託者の間でサービスの内容・範囲・水準を明確化したもの。
2010.08.08
今回は、「規格・標準」編を。UCS:Universal Character Set containing。UCS-2とUCS-4があり、UCS-2はUnicodeと同じ。Unicode:全世界で使用されるあらゆる文字を1つの文字コード体系で表現するために制定されたもの。1バイト目で漢字かどうか判別できる。シフトJIS:1バイト目で漢字かどうか判別でき、漢字とASCIIコードを混在可能にしたコード体系。ASCIIコード:7ビットの文字符号で、アルファベット、数字、特殊文字、制御文字が規定されている。漢字に関する規定はない。EUC:主としてUNIXで使われ、2バイト以上で1文字を表す。漢字圏の文字を表現でき、日本語EUC、韓国語EUCなどがある。CODE39:商品識別コード及びバーコードの規格。数字、アルファベット、記号の43文字をコード化。CODABAR:NW-7ともいう。NarrowとWideの2種類の7本の黒白のバーで構成されるバーコード。ITF:Interleaved Two of Five。商品物流の標準シンボルとして用いられるバーコード。JAN:Japanese Article Number。日本で最も普及している商品識別コードで、POSやSCMで使われる。MPEG-1:1.5Mビット/秒程度の圧縮方式。CD-ROMなどの蓄積型メディアを対象としている。MPEG-2:60Mビット/秒程度を超える圧縮方式。高品質TV放送(ハイビジョン等)を対象としている。MPEG-4:数M~数十Mビット/秒という広範囲の圧縮方式。蓄積型メディア、放送、通信に利用できる汎用方式。MH:Modified Huffman。修正ハフマン符号。ランレングス法とハフマン符号を組み合わせた可逆圧縮方式。G3ファクシミリに利用されている。MR:Modified Read。MHを改良したもので、ファクシミリの走査線と垂直な方向のデータの相関関係を見ることにより、圧縮率を高めている。
2010.08.07
今回は、「ソフトウェア」編を。リエントラント(再入可能):複数のタスクから並列して実行されても、それぞれのタスクに正しい結果を返す。リロケータブル(再配置可能):プログラムをメモリ上のどこにロードしても正しく動作する。STS分割:データの入力(Source)、変換(Transfer)、出力(Sink)の3つにモジュール分割する手法TR分割:トランザクション単位でモジュール分割する手法で、トランザクションごとに処理が異なる場合に適する。データの構造には無関係。ジャクソン法:データの構造に着目して分割する手法。バッチ処理に適する。ワーニエ法:入出力データの構造に着目するモジュール分割手法。順次・選択・繰り返しの制御構造を明確化する。リファクタリング:プログラムの外部から見た動作を変えずに、ソースコードの内部構造を整理すること。Ajax:Javascriptの非同期通信機能を用い、画面遷移が起こらない動的インターフェースを実現する技術。CSS:Cascading Style Sheet(スタイルシート)HTMLで要素の修飾を定義するための仕様。JSF:Java Server Faces。webアプリインターフェース設計のフレームワーク。XLink:XML Linking Language。XMLに双方向のハイパーリンク機能を持たせる仕様。XSLT:eXtensible Stylesheet Language Translation。XMLを別のXMLやHTMLに変換する仕様。クロスコンパイラ:異機種で動作するプログラムを生成するコンパイラ。プログラムジェネレータ:データと手続きを入力として、言語に応じたソースを自動生成するツール。BIND(バイント:Berkeley Internet Name Domain)DNSサーバのデファクトスタンダード。ラジオシティ:光の相互反射を利用して物体表面のエネルギーを算出し、表面の明るさを決定する。メタボール:物体を球や楕円体の集合として疑似的にモデル化する。ワイヤフレームモデル:物体を頂点と頂点をつなぐ稜線で表現する。ソリッドモデル:物体を中身の詰まった固形物として表現する。サーフェスモデル:物体をポリゴンや曲面パッチを用いて表現する。アサーションチェッカ:変数間で論理的に成立すべき条件が満たされているか否かを検査するコードをプログラム内に挿入し、実行時に検査結果が確認できるツール。コードオーディタ:ソースがコーディング規約に従っているかを静的にチェックするツール。テストカバレージモニタ:多くのテストケースでプログラム内部の処理実行経路を解析し、テストの網羅率を集計するツール。トレーサ:命令を1ステップずつ実行しながら、関数呼び出しや変数値の変化を追跡することでデバッグを行うツール。パブリックドメインソフトウェア:作者が著作権を放棄したソフトウェア。ソフトウェアの品質特性:機能性、信頼性、使用性、効率性、保守性、移植性。EAI:Enterprise Application Integration。既存の個別業務システムが持つデータをシステム間で連携させるためのソフトウェア。田口メソッド:品質工学(Quality Engineering)の手法。技術・新製品開発を効率的に行う開発技法。リポジトリ:小さなデータベース。ソフト開発の仕様や機能、設定情報をまとめて記録する。
2010.08.06
今回は、「ハードウェア・システム制御」編を。ライトスルー方式:キャッシュメモリと主記憶に同時に書き込む方式。両者の内容を常に一致させられる。ライトバック方式:一度キャッシュメモリのみに書き込み、フラッシュするタイミングで後から主記憶に戻す。高速化が可能。ダイレクトマップ方式:1つのメモリブロックをキャッシュ内の単一のロケーションに割り当てる。フルアソシアティブ方式:メモリブロックをキャッシュ内の任意のロケーションに割り当てる。セットアソシアティブ方式:メモリブロックをキャッシュ内の2つ以上の配置可能なロケーションに割り当てる。DMA:Direct Memory Access。入出力装置と主記憶、主記憶相互間でCPUを介さずに直接データを転送する仕組み。フォールトアボイダンス:故障回避。システムの構成要素の個々の品質を高めて、故障が発生しないようにする。フェールセーフ:障害発生時に常にシステムを安全側に制御すること。フェールソフト:システムを全面停止とせず、必要最低限の機能を維持すること。シーケンス制御:家電や生産機械で、予め定められた順序に従って制御の各段階を進めていくこと。PLC:Programmable Logic Controller。ラダー図を使ってシーケンス制御を実現する制御装置。ウォッチドッグタイマ:プログラムの正常な実行を監視する仕組み。予め設定された一定時間内にタイマがクリアされなかったら、システム異常とみなしてシステムに通知する。
2010.08.05
今回は、一応旧制度の資格(情報セキュアド)の資格を持っている「セキュリティ」編を。SSL:Secure Socket Layer。TCPの上位側で暗号化を行うプロトコル。SSH:Secure Shell。暗号化や認証機能を持ち、リモートからの遠隔操作の機能を持ったプロトコル。L2TP:Layer 2 Tunneling Protocol。公衆回線上に仮想的な専用通信路を確保するプロトコル。VPN接続のために用いられる。RADIUS:Remote Authentication Dial In User Service。リモートアクセス制御を一元管理するプロトコル。ダイアルアップや公衆無線LANなど、多数のアクセスポイントを持つ会員制の接続サービスに利用される。AES:Advanced Encryption Standard。現在の共通鍵暗号の標準となっている規格。3種類の鍵長をサポートしている。IPsec:ネットワーク層のプロトコルであるIPのレベルで、パケットの暗号化を行うプロトコル。SHA:Secure Hash Algorithm。セキュリティ分野で用いられるハッシュ関数群。ルートキット(rootkit):侵入先サーバ等で、侵入を露見しにくくするために用いられるツール群。ストリクトルーティング:TCP/IPネットにおいて、データの伝送経路を送信者が明示的に示すこと。フォレンジック:電磁気記録の法的証拠能力を確保する技術。MACアドレスフィルタリング:無線LANにおいて、事前にアクセスポイントに登録した端末以外の接続を制限すること。ステガノグラフィ:画像データなどにメッセージを埋め込み、メッセージの存在そのものを隠す。OP25B:Outbound Port 25 Blocking。ISP等のネット内部から外部へのSMTP接続(ポート番号25)を禁止する設定。認証VLAN:レイヤ2スイッチや無線LANアクセスポイントで接続を許可する仕組み。SMTP-AUTH認証:クライアントがSMTPサーバにアクセスしたときに利用者認証を行い、許可された利用者だけからメールを受け付ける。IDS:Intrusion Detection System。侵入検知システム。LDAP:Lightweight Directory Access Protocol。ディレクトリサービスにアクセスするためのプロトコル。通信全体を暗号化する仕組みがある。TEMPEST:Transient Electromagnetic Pulse Surveillance Technology。電磁波盗聴。漏えい電磁波から情報を盗み出す技術。
2010.08.04
苦手なネットワークはひとまず前回で終了。今回は得意科目で資格も持っている「データベース」編を。自然結合:2つの表に共通して含まれる列の値が一致する行を取り出して、共通する列の重複を排除したもの。ACID:トランザクションに求められる4つの特性の頭文字。原子性、一貫性、独立性、耐久性。第2正規形:全ての非キーが候補キーに完全従属している。(部分関数従属が存在しない。)(どの非キーも主キーの真部分集合に関数従属しない。)第3正規形:推移的関数従属が存在しない。原子性(Atomicity):トランザクションは全ての処理が行われるか、全く行われないかのいずれかである。一貫性(Consistency):トランザクション実行後も、結果に矛盾がないこと。独立性(Isolation):複数のトランザクションは互いに独立であり、並行実行しても互いに影響を及ぼさない。耐久性(Durability):トランザクション完了後は、故障が発生しても実行結果が維持される。クレンジング:DBに生じたデータの表現不統一、欠落、誤記などを補正して標準化すること。ダイス(ダイシング):データの分析軸の組合せを変更すること。ドリルダウン/ロールダウン:集計単位を細かくすること(例:県→市→区)。ドリルアップ/ロールアップ:集計単位を大きくすること。得意なので用語はネットワークに比べて用語はかなり少ない。データベースは今回1回で終わり。
2010.08.03