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山形達也85歳の心理学

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2011.03.24
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さえ おさえ:

サーチナ 3月22日(火)に次の記事が載っていました。

『乗客が拾って届けた1万元に、「私が落とした」と21人が届け出=中国河南省鄭州市』

『現地新聞が「バス乗客が1万元(約12万3500円)を拾い、車掌に届けた」と報じたところ、路線バスを運行する鄭州交交三公司に、「あの金は自分のものだ」と主張する電話が、次々と、合計21人から掛かった』とのこと。

『「だめでもともと、うまくいけば濡れ手に粟」と考える人もいる中国社会の縮図となった』と報じています。その通りですね。笑っちゃいました。

『バス会社職員は、落とした時の状況や落し物の特徴をたずね、1件、1件と間違った主張を排除して、最終的に、落とし主を72歳の男性と突き止めた。現金を拾った乗客の名は伝えられていない』という。

めでたし、めでたしで一件落着ですね。

落とし主として21人も名乗りでたことは、この国なら不思議ではないでしょう。濡れでに粟でもうけられるものなら遠慮しない、というのは、ここでは生きていくためには当然の倫理なのですから。

感心して良いのは、1万元を拾ってバス会社に届けた人です。『乗客のひとりが20日、バス前部のステップに札束が落ちていたと乗務していた車掌に届けた』そうです。

拾った人も、車掌も、会社も、その金を私しようとしなかったということが、素晴らしい朗報ですね。

この話がニュースになったと言うのは、逆に、滅多にないと言うことでしょうけれど、でも、素晴らしい明るい未来を予感させますね。

「衣食足って礼節を知る」時代が到来しつつあるのでしょう。そう、衣食足ることが最低限必要なのですね、人間らしく生きるためには。





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最終更新日  2011.03.24 15:26:29
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