摩耶山
11月8日に摩耶山に行きました。参考にしたコースは、この本の摩耶山・長峰山(天狗塚)、11km、4時間25分のコースです。ところで、私が今まで選んできたコースは自宅からそれほど遠くなくて、駅から歩いていけるところ。そして、“上級向き”は避けて“一般向き”と“家族向き”のコースを選んできました。ところが、この摩耶山・長峰山(天狗塚)コースは、“健脚向き”でした。実は、自宅に帰るまで“健脚”を“健康”と見間違えていました脚には自信がないけど、勘違いから選んでしまいました阪急王子公園駅から30分ほど歩いたら、摩耶橋があり青谷道に入りました。この辺は、まだ道が整備されていて歩きやすいです。しばらく歩くと六甲観光茶園がありますここでは、お茶もできるようだけど、出発時間が遅かったので今回はやめておきましたちょっと時間が遅いのが気になったけど、六甲観光茶園を過ぎた辺りで「こんにちは。」と言って男性が抜かして行きました。ちょっと安心でも、彼はあっという間に見えなくなっていきましたこの後、とても足場が悪くなってきましたこれで、上級向きじゃないなんて信じられないと思うほどつらい道のりでしたそして、さらにこの後、330段あまりの石段が続きました汗だく、そして激しく心臓が鼓動していました。15時半くらいに摩耶山史跡公園に到着。ここで、しばらく休憩。この時点で、帰りは長峰山経由では帰らず、このまま下山するか、ロープウェーに乗ろうと思っていました。ホントは、このまま下山したかったけど、掬星台まで15分で行けるようだったので、頑張ってみることにしました。もうすぐ掬星台というところで、下山する人に「頑張って。帰りはもっとしんどいよ。」と言われましたすれ違う人が皆、挨拶をしてくれるので、山っていいなぁと思いました。そして、掬星台の手前で観光茶園のところで追い抜いていった男性が下山して行きました。結局、摩耶山史跡公園から掬星台まで30分くらいかかりました掬星台に着くと、人で溢れていました。どうやら何かの大会が行われていたようです。帰宅後に調べてわかったのですが、この日は年1回行われる六甲全山縦走大会の日だったようです。須磨から宝塚までの約56kmを1日かけて歩くようです掬星台からの景色頑張って登ってよかった~ここからの夜景は、日本三大夜景に選ばれているようです。遠くは、関空まで見えるようです。さて、同じルートで下山するか、ロープウェーで帰るか、どうしようところで、長峰山に行くならどっちなのかなぁと見に行ってみると、そっちの方面に行く人が数名いました。休憩したら体力回復したし、同じ方面に行く人がいて心強かったので、ついていってしまいましたしばらく歩いた後、アゴニー坂という山道を下りました。この坂が大変慎重に歩かないとすべり落ちてしまいそうです。山道に慣れていない私は、どんどん抜かされていきました。びっくりしたのは、トレッキングポールを使って走って下りている人がいたこと。ただ、一人だけ私と同じペースのおじさんがいましたが途中で抜かしてもらいました。アゴニー坂を下ると車道に出ます。六甲全山縦走大会のチェックポイントでボランティアの人が立っていました。ボランティアの人が若いカップルに「ここを通ると確かに近道だけど・・・。」という話しをしていました。女の子が「行けそうな気がする。」と言ってアゴニー坂を登りはじめました。スニーカーを履いていたけど、スカートだったし大丈夫かなぁ下るのより、登る方が楽なのかなぁそんな私も決して登山向きの格好ではなかったけど、ボランティアの人に「しんどかったリタイアする」と参加者に間違われたので、彼らよりはマシな格好をしてたのかなしばらく車道を歩いた後、六甲全山縦走大会の人たちは山道に入って行きました。なんか、この道じゃないかも~と思いつつついていってしまいました途中で、道が二手に分かれていました。地図を見ていると六甲全山縦走大会のボランティアの人が「参加者の人ですか」と声をかけてくれました。この時、道を尋ねたらよかったのだけど、「違います。」と答えて彼らの方についていってしましましたアゴニー坂で同じスペースだったおじさんが前にいました。抜かす時にボランティアの人に「○○さん、行けそうですか今、最後尾から10分くらい遅れたところにいるんですけど。」と言う会話が聞こえてきました。おじさんは大丈夫と言ったみたいで、ボランティアの人は私に「もうすぐ車道に出ますからね。」と言って私を抜いて行きました。車道に出た後、私は確実に道を間違えているということに気付きましたそれでも、戻ることは危険だと思ったので前に進むことしかできませんでした途中で、ボランティアの人たちと参加者が立ち話をしていました。ここで、道を聞けばよかったのだけど、何だか聞くのがこわくてそのまま素通りしてしまいました。六甲全山縦走大会の参加者は宝塚まで歩くから、まだ4時間くらい歩くのです。でも、この時の私はそんなこと知らないから、彼らについて行けばどこかの駅に行けるはず・・・と思って前に進みました。でも、彼らの荷物が半端なく多いのです。もしかして、どこかに泊まるんだろうか・・・でも、明日は月曜だし・・・暗くなってきたし、とっても不安になってきましたオロオロしていると、アゴニー坂で一緒のペースだったおじさんが来ました。で、おじさんに阪急六甲駅の行き方を聞いてバスで下山することにしましたおじさんも、同じバスに乗りました。阪急六甲駅までは約25分、730円でした。無事に帰れて、ホントよかった~この日は、暖かくて汗だくになったけど、夜は冷えたので体が冷えてしまいました。風邪はひかなかったけど、道に迷ったことといい反省点がいっぱいです阪急王子公園駅から、六甲山ホテルまで13,064歩でした。歩数は少ないけど、今までで一番疲れましたいつか、このコースちゃんと完走したいなぁ