カテゴリ:美術館・博物館
去る10/25に行ってきた、
美術館「えき」KYOTOにて開催の、 『シダネルとマルタン展』。 JR京都駅隣接の、 伊勢丹7階に美術館はあり。 京都駅 ![]() 構内 ![]() 『シダネルとマルタン展』 ![]() 伊勢丹に美術館が入ってるのは 知ってたけど、 行ったのはこれが初めて。 また、 伊勢丹の上階に昇ったのも、 これが初めて。 ^ ^; いつもは 食品のデパ地下しか行かず・・・苦笑。 伊勢丹って、 エスカレーターが 斜めの吹き抜けなのよ。 ずーっとひたすら、 前進して昇ってくの。 ちょっと小洒落てて、 斬新。 19世紀末から20世紀前半にかけて、 フランスで活躍した アンリ・ル・シダネル(1862-1939)と アンリ・マルタン(1860-1943)。 共に印象派、新印象派の流れを汲みつつ、 象徴主義など 同時代の表現技法を吸収しながら 幻想的な主題を扱ったほか、 生活の情景や身近な人々を 親密な情感を込めて描く アンティミスト(親密派)としても 知られています。 2人は1891年の最初の出会い以降、 生涯にわたり親交を深めましたが、 シダネルは 北フランスで薄明かりに包まれた穏やかな光を、 マルタンは 南フランスで陽に照らされた明るい光を描き出し、 それぞれ独自の画風を築きました。 本展では、 これまで日本で紹介される機会の少なかった 2人の画家の画業を 9つの章に分けてご紹介します。 光と色彩に彩られた作品を ぜひお楽しみください。 シダネルもマルタンも、 全然知らなくて。 でも最後の印象派と言われるだけあって、 色彩のやわらかで、 鮮やかで、 そして美しいこと ! ! ! 出展作品すべてに 魅了されてしまったわ。 ホント、よかった。 綺麗だった。 ≧▽≦ ※追記 この展覧会で、 シダネルの絵、 見てたわ。 ;・∀・ 『印象派への旅 海運王への夢 ーバレル・コレクション 展』 | TEA&GARDEN ちょっとひとりごと - 楽天ブログ (rakuten.co.jp) 撮影可の作品が3点。 マルタン 『二番草』 ![]() ![]() ![]() マルタン 『ガブリエルと無花果の木 (エルべクール医師邸の食堂の装飾画のための習作)』 ![]() ![]() ![]() ![]() シダネル 『ジェルブロワ、テラスの食卓』 ![]() ![]() シダネルは 食卓の絵をよく描いたとか。 以下、 ポストカードより。 シダネル 『薔薇に覆われた家』 ![]() これもそうよね。 食卓の絵。 シダネルは1900年以降、 親しい人たちを素画で描く以外に 人物を描くことはほとんどなくなっていて。 でも食卓の絵を見ていると、 誰もいないのに、 人の気配を感じるというか、 不思議なのよね。 なんか好きだわ。 シダネル 『ブリュッセル、グラン=プラス』 ![]() 夜のグラン=プレスの景色。 この色彩、 なんか心に響いたのよねぇ。 家に灯った窓明かりが なんとも言えない感じ ? どこか人間のぬくもりを感じさせるような ? これもねぇ、 人は描かれてないのに、 人の気配を感じるのよ。 これって シダネルの絵の魅力かもしれないわねぇ。 マルタン 『マルケロス、テラス』 ![]() さっきまで雨が降っていた、
テラスの床が 花たちも、 マルタン 『コリウール』 ![]() シダネルもマルタンも、 印象派の技法を用いているところは 共通しているけれど、 シダネルの方が静。 マルタンはより明るく情熱的な色彩で、 どちらかといえば動。 結構対照的。 アタシはシダネルの方が好みかな。 ^ ^ この伊勢丹の美術館、 フロアがあまり広くないのか、 狭い通路状態に仕切られていて、 あまりバックして見られないのよね。 対面に展示されている絵にぶつかっちゃうから。 印象派の技法は、 遠くから見た方が美しいので、 ちよっと離れて眺めたいんだけどなあ。 印象派の絵画の展示には、 ここは向かないなあと思ってしまった××× ^ ^; この展覧会は 11/6まで。 そのあと、 三重県菰野のパラミタミュージアムへ巡回。 12/3~1/29まで。 興味を持たれた方はいずれかへ是非。 ^ ^ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 14, 2022 11:37:49 AM
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