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TEA&GARDEN ちょっとひとりごと

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朝寝嬢

朝寝嬢

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September 12, 2023
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カテゴリ:ドラマ

​​​


​​父1人娘1人父子家庭で、​​
​​ろう者である
耳代わり口代わりを務めてきた娘が、​​

ふとしたきっかけで出会った男性と​恋に落ち、​
結婚するまでの​
親離れ子離れの物語
明るく温かく描くホームコメディ。​







​​

野々村静(吉岡里帆)は、​
​​​地元商店街で写真館を営む
ろう者父・純介(笑福亭鶴瓶) と​​​

二人暮らしをしている。​


​静は​
​純介の通訳、家事、送迎など
甲斐甲斐しく働いており、​

地域から愛されながら暮らしていた。






​そんな時、
地元商店街を対象とする、​

​​大規模な再開発
「スマートシティときのき」計画
が​​

持ち上がり、
計画を知った地域住民たちは、
​街ぐるみで
行政、都市開発事業者と
対立​
を深めていく。​







そんなさなか、
​画を推進する会社の社員である
道永圭一(中島裕翔)
静は親密になり、

​​何事も
物事の本質を
素直に問いかける
との交流の中で、​​
これまでの人生の中で抱えてきた
周りの人と上手くいかないことへの悩みや​
父純介との関係
深く考えるようになるが・・・​
​​

​​





このドラマ、



 めちゃくちゃ
  良いドラマ ! ! !

                             T_T​



毎回、
心が温かくなって、
毎回、
​うるっ​としちゃってる。




​秀作​だわ。
とても秀作だわ。







いや評判は
耳にしていたのよ。

去年、
BSで放送されてて、
​いいドラマ​だって。



以前から。







見たかったけど、
うちはBS見れないから・・・


    ↑

  ダンナがケチ








でも今回、
地上波で
放送してくれて嬉し~。


*´▽`*












吉岡さんは、
普通の子を演じるとうまいと思う。


そのへんにいそうな
平々凡々とした子。

うまいと思う。







売れ始めた時は、
エキセントリック
普通じゃない役柄が多かったんだけどね。


​『あさがきた』のあさの娘の友達​とか。
あさみたいになりたいってガンバル子。


あと、
​『カルテット』のありすちゃん。​
あの得体のしれない魔性。
ラストの
『人生、チョロかった ! !』​
は、
いまだにインパクト大過ぎる。  ^ ^;






でもあれから
いろんな役柄を演じてきて、
​どんどん演技もうまくなって・・・​


今は​普通の子を演じるのがうまい​と感じている。












このドラマは、
​父と娘の物語​​であり、
​ろう者の物語​であり、
聞こえない親を持つ
健常者の子供(CODA)の物語であり、
衰退していく田舎の町の
これからの姿を問う物語でもあり・・・


いろんなことを
丁寧に描いている
なあと思ったわね。








ドラマでさあ、
​再開発反対​ってハナシが出てくると、
たいてい住民側が勝っちゃうのよ。


なんかミラクルなエピソードで。




でも​このドラマは違う。​


開発会社の社員の圭一(中島裕翔)が、
真摯にこの問題に取り組んでいて。


住民の心を組んだ再開発にしたいと。






昔捨てたくないとごねたランドセルを、
財布に作り替えてもらったこと。


そんな風に
この町も再開発したいと。






斬新だと思ったわ。
現実的だとも思ったし。







その圭一。


ちょっとアレなのかな。
軽い​発達障害​の気がある感じ ? ? ?




空気読めないし、
目の前の事実に
そのまま
ストレートに反応するところとか。




やっぱりそんな感じだった、
数年前のドラマ、
​『デート』。​

杏演じる依子がそんな感じだったわね。



あの子に喋り方とか
そっくりだなあと。

でさ、
その子に求婚する青年
この​​中島裕翔くんが演じてた​​​のよ。




     ​・・・依子を
              参考にしてなあい ?​





                              て、勘ぐり。(笑)







でも何の忖度もしないが故
圭一の物事の本質を
素直に問いかけるところに、
静はたくさんたくさん救われて・・・






  ​夢はなくったっていい。​

   夢は追いかけるものではなくて、
   向こうからやってくるもの。





  ​壁は乗り越えてはいけません。​
   必要だからそこにあるんです。

   引き返して別の道を探すものかと。








圭一の発言には、
いつも​目からウロコ。​


静だけでなく、
アタシもちょっと
​感銘を受けちゃってた​わよ。

​^ ^;​








そんな圭一のお母さん(宮田早苗)。


息子に甘々の
子離れできない人っぽく見えてたけど、​​
いやいやいや。





静パパが
​耳が聞こえないのは​​

​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​遺伝するかもしれない​
告げた時、


筆談するパパのその手を止めて、​




      ​私たちにはあなたがいます。​


          と。​





   そのときは
    あなたがその子に教えてください。

   どうやったら
    あなたみたいに
     楽しく生きられるのか。








・・・いやあ、
このお母さん、
スバラシイ。


見かけによらない。(笑)






アタシ、
このお母さんみたいなこと、
即座に言える自信ない。

スバラシイ。





このシーン、
とても好き。​​​​​​​​​​










このドラマで、
初めてろう者の親を持つ
健常者の子供の内情を知ったわ。


​CODA​と呼ばれているんだそう。





​ろう者である親との接し方の癖​が、
そのまま普段の生活にも出てしまい、
相手の顔をじっと見つめてしまったり、
指差ししてしまったり、
必要以上に相手のことを察してしまったり・・・



そのせいで、
異性に気があるのではないか
​勘違い​されたり、
トラブルがちょこちょこ。

それゆえ
媚びてるだのなんだの、
周囲のひとに嫌われることも多々。








その悩み
すべて吹き飛ばしてくれたのが
圭一なんだけれども。



​あなたはなにも悪くない​と。






  あなたは媚びてないし、
  あざとくないし、大げさでも、
  うざくも、きもくも、怖くもないし
  不幸自慢なんかしていません。

  あなたをそう見る側に
  なにか理由があるんだと思います
​   あなたに
  そうであってほしい何かが。​

 













そういえば、
静がパパを呼ぶとき、
​お手玉を投げる​のね。


あと、
​体をトントンと叩く。​

​振り向いて、​と。






ああそうやって会話を始めるのかと、
初めて知った。


そうよね。
最初から自分の方を
見てくれてるわけじゃないものね。

日常生活では。






耳が聞こえない人のドラマ
最近多いし、
昔からいくつかあったけど、
そーゆーシーンって
今まであったっけ ?


ちょっと記憶にない。

あったとしても、
シーンとしては多くはなかったのでは?




このドラマはリアル。
何度も何度もでてくるから。






そう言えばこのあいだ、
スーパーで、
ろう者のお母さんと
小学生の男の子を見かけたの。



男の子が何か悪さをしたのか、
お母さん怒り狂っちゃって、
言葉になっていない言葉
大声で発してやまず。

誤解を恐れず言えば、
​怪獣の雄叫び以上。​


  ​うおるるるるるるーっっっ。​


       ・・・・みたいな感じで。




しかも
エンドレスなんだわよ。

ちょっと​ヒートアップしすぎ。​
明らかに。
気が短いお母さんだったのかなあ。




男の子は必死で
お母さんの体を
トントンしてた。

お母さん、
僕の話を聞いてって
言ってるんだなって思ったわね。


​リアル静ちゃん​だなあって。





ちなみにそのお母さん、
子供を​ガン無視。​


ずーっと​雄叫びのような声​を発しながら
怒り狂ったまま、
男の子を引きずるようにして
歩いて帰っていったわ。




こういうと怒られるかなあ。

自分聞こえないこら、
今発している声がどう人に聞こえてるか
わからないのよね。

たぶん音量も分かってない。






​あの大声は
ちょっとありえなかった。​

普通じゃなかった。

工事現場でもかき消されないんじゃないかと
思っちゃうような
ものすごいレベル。




周り一斉に振り向くし、
男の子は
いたたまれないんじゃないかと...





お母さん、
ちょっと堪えて欲しかった。

健常者だってあの怒り方は
あり得ないし。

​ただのヒステリー​になっちゃってるし。





なんとも言えない気持ちになったなあ。
ちょうどドラマ見てたし、
CODAについて色々考えちゃったな。










圭一
パナマに栄転​
になって、
​静についてきて欲しい​と言う。


でも静は​パパをひとりにできない​
それを泣きながら断って...






これは子離れ
親離れの物語なので、
最終的には
二人は結婚するんだろう​
なと思う。









そこにたどり着くまで、
次回最終回、
​どんな感動物語を見せてもらえるか、​
楽しみにしている。


^ ^
















追記

最終回を見て。





さくら先生(木村多江)
この言葉が​印象的。​



   その人が可哀想かどうか
    決められるのはその人だけ。

    人の可哀想を、
      勝手に決めてはいけません。
​​​





耳の聞こえない静パパ
のことを
​可哀想​という子供たちに言った言葉がコレ。



娘と仲良く楽しく暮らしている
静パパと比べて、
離婚して、
息子とも離れ離れ。
ひとりっきりの自分の方が
耳は聞こえても可哀想だ、と。



なるほど。(苦笑)









親離れ子離れ。


パパのことが心配で
外に出ていけないのではなく、
自分が不安で出ていけないだけだ。


そのことに気がついた静は、
圭一との結婚、
パナマ行きを決意。




町のみんなが開いてくれた結婚式のあと、
空港へと向かうその時、
パパ


     ​しずかー​


       と、声に出す。




何年ぶりのことか。


その発音がおかしいと、
小学生の時、
静が男子たちにからかわれて以来のことで。





あーもー、
泣かされたわあ。


ここでパパが静の名前を呼ぶとは。









ほんとにいいドラマだったなあ。





​​​​​​​​​​​​​​​​​​






​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​






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Last updated  September 25, 2023 11:52:38 PM
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