去る1/16に行ってきた、
『ガウディとサグラダ・ファミリア展』。
![](https://image.space.rakuten.co.jp/d/strg/ctrl/9/300e5abfe4bf45a7d01ce5453e4b15b4e3401833.42.9.9.3.jpeg)
名古屋市美術館にて開催。
![](https://image.space.rakuten.co.jp/d/strg/ctrl/9/2c9406aa6dbee6b6a824f2200a770772dfa49da4.42.9.9.3.jpeg)
スペインのバルセロナで活躍した、
建築家アントニ・ガウディ(1852-1926)は、
一度見たら忘れることのできない
そのユニークな建築で、
今なお世界中の人々を魅了し続けるとともに、
様々な芸術分野に影響を与えてきました。
![](https://image.space.rakuten.co.jp/d/strg/ctrl/9/02f238eedd565338c18c5067a13833110a4b79d1.42.9.9.3.jpeg)
本展では、
長らく「未完の聖堂」と言われながら、
いよいよ完成の時期が
視野に収まってきた
サグラダ・ファミリアに焦点を絞り、
ガウディの建築思想と創造の源泉、
さらにはこの壮大な聖堂のプロジェクトが持っていた
社会的意義を解き明かします。
![](https://image.space.rakuten.co.jp/d/strg/ctrl/9/cccec5efe7506f801d5df7189cf574c87963921b.42.9.9.3.jpeg)
図面のみならず
膨大な数の模型を作ることで
構想を展開していった
ガウディ独自の制作過程や、
多彩色のタイル被覆、家具、鉄細工装飾、
そして彫刻を含めた
ガウディの総合芸術志向にも光を当て、
100 点を超える図面、模型、写真、資料に加え、
最新の技術で撮影された
建築映像も随所にまじえながら、
時代を超えて生き続ける
ガウディ建築の魅力に迫ります。
ガウディにも、
サグラダ・ファミリアにも、
まったく興味がなくてねぇ。
テレビで特集されてるの、
たまたま見かけたことあったりしたけど、
いつもスルーしてた。
ていうか、
興味がないのにもほどがあって、
サグラダ・ファミリアと
ピサの斜塔を
混同していたことも
あるんだわね。(汗)
・・・って、
そこのアナタ、
今、
アタシのこと、
白い目で見たでしょ。
^ ^;
すべては、
絵画には興味あるけど、
建築物には興味がないゆえの
無知×××
そんなアタシが、
何でこの展覧会を見に行ったかというと、
今年度は東海地方に
コレといった展覧会が来てないからで。
多分これ、
かなり良い方なんで。
興味ないけど行ってみるか。
まあそんな感じ。
でも行ってよかった♪
ガウディが、
その建築物が
いかにすごいか、
よーくわかったし、
とても勉強になったわ。
今まで食わず嫌いしていたなあって
後悔。
^ ^;
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展覧会は4章仕立て。
第1章「ガウディとその時代」
第2章「ガウディの創造の源泉」
第3章「サグラダ・ファミリアの軌跡」
第4章「ガウディの遺伝子」
1と2章は
建築家アントニ・ガウディについての展示。
ガウディが
建築を勉強していた学生時代から、
その後の建築構想の根本的な部分を紹介。
制作した図や模型、
書き残したノートなどを展示。
3章からは、
サグラダ・ファミリアについて紹介。
模型がたくさん。
写真撮影が基本可。
サグラダ・ファミリア聖堂
全体模型
![](https://image.space.rakuten.co.jp/d/strg/ctrl/9/f1dbe62ab386493886e943208d52b6150153a58a.42.9.9.3.jpeg)
いろんな角度から。
![](https://image.space.rakuten.co.jp/d/strg/ctrl/9/1210a3e040f6827a59447867853b360c94e02cea.42.9.9.3.jpeg)
![](https://image.space.rakuten.co.jp/d/strg/ctrl/9/f81b3c26fb4af281b6f184debad2a3e24faed74a.42.9.9.3.jpeg)
模型見てるてだけで、
スゴイって思ってしまうわねぇ。
◎_◎;
サグラダ・ファミリア聖堂
身廊部模型
![](https://image.space.rakuten.co.jp/d/strg/ctrl/9/dbe47e54d5931971207c8b9d34b2fafca34f92a6.42.9.9.3.jpeg)
縮尺25分の1
すべての円柱が枝分かれしていて、
アーチを描く天井を支える様子は、
静かな森を連想させる。
これはガウディの作。
サグラダ・ファミリア聖堂
側廊高窓オリジナル模型
![](https://image.space.rakuten.co.jp/d/strg/ctrl/9/806d3ab24d6664cb1cb7307dd1149bac9f32b636.42.9.9.3.jpeg)
色が異なる部分があるのは、
1936年のスペイン内紛の折、
破壊されてしまったため。
その修復・復元跡。
ガウディは
彫刻についても深く研究。
会場には、
『降誕の正面』を飾るための
人体彫刻塑像断片や、
植物や小動物、虫などの彫刻が展示。
※ 降誕の正面とは
降誕の正面
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東側のファサード
(建物を正面から見た時の外観)で、
サグラダ・ファミリア聖堂の大きな見せ場。
スペイン独特のファサードである
「前方祭室」として、
扉口空間はイエスの生涯を表した浮彫や彫像で
装飾されている。
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ガウディ
『サグラダ・ファミリア聖堂、
降誕の正面、女性の塑像断片』
![](https://image.space.rakuten.co.jp/d/strg/ctrl/9/17c4e4e5d6342acb6cee6c08c91d0872376b88a0.42.9.9.3.jpeg)
ガウディ
『サグラダ・ファミリア聖堂、
降誕の正面、女性の顔の塑像断片』
![](https://image.space.rakuten.co.jp/d/strg/ctrl/9/c575e8c099268a011d979aa34d873ced3c635704.42.9.9.3.jpeg)
ガウディ
『サグラダ・ファミリア、
降誕の正面:アヒルの浮彫』
![](https://image.space.rakuten.co.jp/d/strg/ctrl/9/8be3707066c2698a879930d2cb7e0288a77d57a0.42.9.9.3.jpeg)
ガウディ
『サグラダ・ファミリア聖堂、
降誕の正面:カエルの浮彫』
![](https://image.space.rakuten.co.jp/d/strg/ctrl/9/99c56dd86cc91500b6db6880be7102e75b8c6af0.42.9.9.3.jpeg)
ガウディ
『サグラダ・ファミリア、
降誕の正面:葉の浮彫』
カエルとアヒルに萌えた。(笑)
↑
生き物好き。 ^ ^;
それから
コレ、
逆さ吊り実験の模型。
![](https://image.space.rakuten.co.jp/d/strg/ctrl/9/4b7a325902389173b441460ad455a8fd39089b75.42.9.9.3.jpeg)
無数のたるませた鎖に、
たくさんのおもりを下げてできた形状が、
自然の力学の中で
最も合理的なものである。
コンピューターのない時代に、
構造体に伝わる力が
平均化する形を
実験で求めた
ガウディ。
この
逆さ吊り実験を、
ガウディは
10年ほど続けたという。
文系アタマなので、
言ってること、
ちんぷんかんぷんだけれども、
面白いなあとは思ったわね。
この模型、
ひっくり返すと
サグラダ・ファミリアの形になるから。
^ ^
ポストカードより
大聖堂内観
![](https://image.space.rakuten.co.jp/d/strg/ctrl/9/0f867414d8c5b633b4a1df7614a7bb80f9e2b896.42.9.9.3.jpeg)
ステンドグラスが素敵♪
ポストカード見てるだけで、
いやこれは
すごい建築物だわと
思うんだけれども、
でも
作ろうとした時代に完成しなくて、
ずっとずっと後世に完成する。
(2026年完成予定)
・・・それってどうなんだろう。
って思うの
アタシだけかなあ。
ここは
祈る場所なんだよね ?
その時代の人が祈る場所だったはずで。
・・・・・・・。
建築物としては素晴らしいけど、
実用的な面でどーなのというか・・・
そんなこと思うのって
野暮なのかしらん。
;・∀・
この展覧会、
開幕して一か月後に行ったわけだけれども、
平日なのに
かなりの人だったわ。
12月のミュシャより多かったわ。
↑
ミュシャも結構多いのに。
ガウディって人気あるのねぇ。
◎_◎;
この展覧会、
3/10まで開催中。
興味のある方は是非♪