TEA&GARDEN ちょっとひとりごと

2024/03/29(金)19:28

『さよならマエストロ ~父と私のアバッシオナート~』。

ドラマ(133)

​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​ ​夏目俊平(西島秀俊)は、​ ​​海外で活躍する​​優秀な指揮者。​​​​ しかしあるとき、 ​​ヴァイオリンをやっていた​娘・響(芦田愛菜)​の身に​​ ​「最悪のこと」が起こり、​ それをきっかけに、 ​彼は舞台に立つのをやめてしまう。​ それから​5年後。​ ​​家族と別居し、​​ ​ウィーンで​ ​ひとりきりの生活を送っていた俊平は、​ ある日、 ​​仕事のためフランスに行くという​​ ​妻・志帆(石田ゆり子)から頼まれ、​ しばらく日本​に帰って​ 子どもたちと過ごすことに。 ​​​しかし市役所で働く響は、​​​ ​父に刺々しい態度をとり、​ ​​​その弟である海(大西利空)が フォローしても、​​​ ​​​家の雰囲気は 気まずいまま・・・​​​ そんな中、 ​​市役所観光課の古谷悟史(玉山鉄二)が​​ ​俊平のもとにやってくる。​ ​​​彼は​​市民オーケストラ、​​​ ​​晴見フィルハーモニーの指揮を、​​ ​​俊平が引き受けてくれたかのように​​ 話すのだが……? 芦田愛菜の 終始​ふくれっ面​に、     ​​​メッチャイラつく~。​​​ なに怒ってんだ ? この娘は。 5年前、 響に何が起こったのか。 そして響と父・俊平の間に 何があったのか。 はっきりとは描かれないまま、 物語が進んでいく。 ただただ、 響が父親を毛嫌いし、 険しい顔を見せ続ける。 ・・・・・・・。 ​よっぽどのことかと思う​わよねえ。 よっぽどのひどいことを、 父・俊平は娘・響にしたのかと。 でもねぇ、 ​ナニソレ​だったんだわよ。 世界的な指揮者である 父の指揮で ヴァイオリンをひく夢。 けれど自分には 父の隣に立つだけの ​才能がない・・・​ 思いつめた挙句、 ​ヴァイオリンがひけなくなった​んだな。 父は、 コンテストのファイナル直前に、 もっとこうするといいと ​アドバイス​をしただけ。 至極当然のアドバイス。 なんてことのないアドバイス。 けれど いっぱいいっぱいだった 響の心には するどく突き刺さり、 ​​これ以上 うまくなんかひけない​​のにと、 お父さんには私の気持ちはわからないと、 そこで崩れてしまったんだな。 ・・・・・・・。 まあそこで崩れちゃうのは いいとして、 ​それで父親と断絶なの ?​ 5年もの間 ? 俊平、 そんなに悪いことした ? 俊平も俊平で、 それで 指揮者辞めちゃうんだ ? うーん・・・ ちょっと動機としては 弱くないかい ? うーん。 なんか共感しづらいわ。 モヤっとしちゃうわ。 響の弟が一度言ってたけど、 響、​『思春期か ! !』​だよね。 ​~_~;​ まあ​拗らせちゃん​って、 ​扱い難しい​のよねえ。 うちの次男もそうだったからわかる。 トーダイセイの長男を意識しすぎて、 拗らせてたもんなあ。 高校のころ。 長男の横に並びたい、 だから阪大に行くと。 勉強もせずに 何ほざいてんだって感じだったわよ。 お兄ちゃんはお兄ちゃん、 君は君だよと、 何度言ってもダメだった。 逆に​​僕に期待してくれない​​と 怒り出す始末。 どうにもならないモヤモヤを ​親にぶつけてる​んだなと、 あの時はそう理解したけど。 ​​親に甘えてる​​んだな、と。 ・・・・・・・。 そうか。 響も同じか。 才能の限界に悩む気持ちを、 ​親にぶつけて甘えていた​んだな。 でも5年はちと長い気が・・・ ~_~; 俊平は 人の気持ちに疎いタイプだと思われ。 音楽に目覚めた高校球児の俊平。 憧れの指揮者のコンサートに行きたくて、 ​​甲子園の予選をすっぽかし、​​ 四国から​​​​一路東京へ​​​​と。 ・・・いやあ。 ​これはない​わぁ。 びっくりしたわ。 野球って団体戦じゃない。 ピッチャーで有力選手だった俊平がいなくては、 ​勝てない​じゃん。 甲子園への夢は、 俊平だけじゃなくて、 他の部員たち、 みんなの夢でもあったのに。 俊平、 無責任すぎる××× 野球から音楽へと 道を変えるのは別にいいと思う。 でもそれは 高校野球を やり終えてからに すべきではなかったのか ? 何かに夢中になると、 ​周りが全然見えなくなる​みたいだ。 だから妻にも 離婚を要求される始末。 ワンオペ状態で、 家事育児に追われ、 描きたかった絵(仕事)が全く描けない。 そんな思いをしていること、 アナタは全然気がついてくれなかった。 音楽の世界にひとり のめり込んでいて・・・ 甲子園の予選をすっぽかしちゃえる 俊平ならば、 さもありなん。 まあでも、 世の中のダンナさん、 奥さんの不満には なかなか気が付かないんじゃない ? 男の人ってそんなもんよ。 とも思うけど。 ^ ^; 芦田愛菜ちゃん、 『Mother』で 実母に虐待されていた小学生を演じていた時は、 その​演技力に驚いた​ものだったけど、 成長するにつれて、 変に知恵がついて、 ​計算して演技する​ようになったから、 段々と​​​苦手​​​になって行ったのよね。 こうやって演技したら、 上手に見えるでしょ的な、 子供の浅知恵っぽい感じ。 でも今回、 久しぶりに彼女の演技を見たら、 苦手に感じてた 計算した演技が消えてて、 ずいぶん​​ナチュラル​​になってたなあ。 19歳だっけ。 おとなになったんだな。 そう好意的に見ていたらば、 このあいだの過去のシーンの演技。 自分の才能の限界に思い悩む演技。 うーん・・・ ​ただ泣き叫んでるだけ​っぽい。 大げさに泣き叫んでるだけっぽい。 うーん・・・ 感情がついてゆかない・・・ 引き込まれない。 ふくれっ面の演技は うまかったけど。 そう、 見ていると イライラするくらいに。(笑) でも感情爆発マックスで 泣き叫ぶ演技は ​外側だけ。​ うちからこみ上げるものが まだまだ足りない・・・ 気がしたかな。 世間がもてはやすほどの 女優さんかな ? 根が真面目な役しか できなさそうだし。 女優さん的には美人じゃないし。 普通だし。 背もかなり低いよね ? 賢い、賢いって、 世間はもてはやすけど、 愛菜ちゃんレベルの賢い子は、 世間にはいくらでもいる。 まあ芸能界では知らんけど。 恋愛もののヒロイン、 できるかなあ、 愛菜ちゃん。 今のところ、 色気ないけど。 ^ ^; 悪女とかもね。 できるかな ? 優等生じゃない愛菜ちゃん、 期待するわ。 見てみたいわ。 ・・・って、 なんかドラマ自体に 関係なくなっちゃったけど。 ^ ^; ついでに ストーリーに関係ない感想。(笑) 西島さん・・・ 響パパ。 料理が下手な設定だったけど、 ついこのあいだまで、 ​『何食べ』​で 料理上手なシロさんやってたから、 ​メッチャ違和感。(笑)​   シロさんなんだから、    もっと作れるはずだっっっ。            と、         何度頭の中で叫んでいたことか。             ^ ^; あと、 玉山鉄二。 市役所勤務で 市民オケの古谷さん。 最初、 誰だかわからなかった。(汗) ・・・太った ? ? ? びっくり。(汗) ◎_◎; ​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​ 最終回を見て。   ・・・フェスが終わってから、     ドイツ行けばいーやん。 なんですぐ旅立つ ! ? しかも リハすっぽかしって、 こーゆーの主催者側に ​迷惑かけてる​んじゃないの ? フェス参加資金を カンパしてくれた人たちや、 楽器売ってお金用立ててくれた ジーサン(西田敏行)にも​ 悪くないか ?​ タイトルが ​『さよならマエストロ』​なんで、 最後はドイツでまた 指揮者するんだろーなって、 初回から予想はついてたけど、 こーゆーストーリー運びは どうかと思う。 それから離婚。 俊平と志帆って、 修復不可能なほど 拗れてるようには見えないんだよなあ。 ​​  アナタのマネージャーは    もうたくさん。​​       ・・・っていうのが        志帆の主張。 だったら 世話をやくのをやめて、 放っておけばいいわけで、 何が何でも別れなければいけないのか ? いや、 ​弟くんがかわいそう​だなって。 まだ高校生だし、 五年もの間、 思春期ねーちゃんのせいで、 家族バラバラなのガマンしてたわけだし。 本音じゃ ​またみんなで・・・​ なんだと思うんだよね。 なんかかわいそう。 かーちゃん、 キーキーダンナに愚痴垂れる前に、 もうちょっと弟くんの気持ちに 寄り添ってやれや。 ・・・って思ったかな。 離婚は 彼が大人になってからでも いいんでないかい ? まあソレなりに見てたけど、 見られるんだけど、 共感しがたいところが ちょこちょこと。​ 脚本、 イマイチだったかなあ。 ​​~_~;​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​

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