自己肯定感の育て方
*『ほめる、叱る、言葉をかける 自己肯定感の育て方』 ほんの木*子どもに対して、マイナスのイメージの言葉をかけないよう気をつけなければいけないと実感。子どもの気持ちに常に寄り添うことが重要。親も一人の人間だから、つい子どもに対してイライラして怒ってキツイ言葉をかけてしまうこともあるけれど、そこでグッと思いとどまって、深呼吸して考えてみなくては。・本当に叱るべきか、一呼吸して考える1.自分の感情のままに叱ってないか?2.叱っても意味のないこと、叱っても仕方ないことは叱らない (本人がしまったと思っていることを叱っても怯えさせるだけ) (叱ってもできるようにならないことは叱らない・・年齢的に)3.気持ちを伝える言葉に変える (ドアを閉めなさい!ではなく、ドアが開いてると寒いわ、など)・1日3回子どもをほめる・子どもが反発するのは、自己主張の現われ →頭ごなしに抑えつけない まずは子どもの言い分を聞く ○○ちゃんの言いたいことはわかるけれど、お母さんはこう思うよ ・「イヤ」といわれて怒ったら親の負け →成長したなぁ、との余裕。ママは大好きだよと伝える・聞き上手になる →せかしたり、遮ったりしない 話の先回りをしない(子どもの表現を待つ)・子どもと一緒に「質問の心」を感じる →科学的に答えなくてもいい。 必ず、子どものほうを向いて答えてあげる・言ってはいけない言葉 1.いたずらしたとき 「どうしてそんなことをするの?」 2.失敗したとき 「何をやってるの!ダメじゃないの」 「やっぱりダメじゃない」「言ったでしょ」 3.同じ間違いを繰り返すとき 「この間も同じことをして、何度言ったらわかるの!」 4.お手伝いをしたがるとき 「何やってるの?余計なことしなくていいの!」 5.子どもが甘えてねだるとき 「今日だけよ」 6.やるべきことをやらなかったとき 「どうして、お母さんの言うことが聞けないの!」「なぜ忘れたの?」・子どもの気持ちに寄り添う →こけて泣いているとき、「痛かったね」とまず寄り添ってあげる そして大丈夫だよと言ってあげる ・自分で決めたことは大切にさせる →もっと遊びたいとき 例)パズル1回終わったらお風呂に入る、と言ってまず折り合いをつける 終わってお風呂に入らなかったら、 「1回終わったら入るって決めたね。○○ちゃんが自分で決めたことだね。 自分で決めたことは大切にしなさい。」・他の子に手を出す →物を貸してほしくて他の子を押したりした場合、 まずは、「○○ちゃんも使いたかったのね」 「一緒にお友達としたかったんだね」と寄り添う でも、押すのはだめだよ、痛いからね、と説明。・本を読み終えた後、感想を聞かない →あらすじを追うだけの子になる・子どもとの会話は「開かれた質問」で →はい・いいえ で答えれらない質問で会話する