カテゴリ:自分のこと
ある本を読ませていただきました。
小さなアルバムのような形の、手作りの本。 「うちの娘の本なの。良かったら読んでね。」 ![]() ![]() ![]() ジージという名前のライオンのお話し。 ジージが「私、おもいびょうきになってしまったの ![]() だんなさんに言うところから始まります。 病院に入院することになり、治療が始まります。 その時起きたこと、自分の心の様子、周りの人のこと。 ジージを取り巻く動物がたくさん登場し、物語が進んでいきます。 退院する日、病院の先生に言われます。 「あなたはもう大丈夫。病気は治りました。もうここへ来なくていいですよ。」 ![]() ![]() ![]() その場面でお話は終わり。 やさしい絵と言葉でつづられた本でした。 最後に、「お父さん、お母さん、ありがとう」と、ご夫婦連名で書いてありました。 望んでいないのに、与えられる試練ってあると思います。 どうして私が? 何も悪いことしてないのに。 いくら考えても、どうにもならない。 ただただ、そこにいるだけで精一杯。 悲しくて、泣き暮らす日々。 周りの人も泣いている。 自分はどうなってしまうのか、不安で仕方ない。 もうどうなってもいい・・・。 逃げてしまいたい! でも、逃げずにちゃんとその場にいる。 周りの人の愛情、心配に思う心。 頑張れ!って祈るような気持ち。 これを感じるから、逃げられない。 ギリギリのところで、かろうじてつなぎとめられている。 自分一人だったら、乗り越えられないかもしれない。 でも、心を支えてくれる何かがあったから、 乗り越えることができる。 それはやはり、人なんだと思います。 帰りの車を運転しながら、涙が出て止まりませんでした。 自分が生死の境をさまよった時のことを思い出しました。 今、こうして元気に過ごせることに感謝します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.05.23 23:42:00
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