|
カテゴリ:カテゴリ未分類
アメリカのミシガン州にある病院で、研究報告がされました。 心臓病のバイバス手術をした患者さんの術後に、各部屋に絵を飾ったそうです。 絵は、全部で3種類。幾何学模様、動植物、人物のものです。 どの部屋の患者さんの痛み止めの量が少なかったでしょうか? もし、自分がすごく痛い思いをしていて、どの絵を見ると気分が晴れやかになりそうですか? ピカソのような絵ですか?それともミレーのような牧歌的な風景?はたまた、こちらを見つめているような人物画? この研究結果は、動植物の絵を飾った部屋の方が、痛み止めの量が少なかったとのことです。 この話を聞いたとき、当然の結果と思う反面、こんな重要なことが日本の病室には生かされていないなぁと思いました。 日本では、アートセラピーといって描いた絵を分析するような活動をされている方はたくさんいますよね。でも、このように病室や待合室にかける絵を真摯に考えられる人はどれぐらいいるでしょうか?私は、そのようなことを考えている病院を一軒でも増やしたいです。 そのために、美術の勉強を続けています。 この研究は、たぶんかなり以前の結果だと思いますので、きっとアメリカではもっと資料があるのになぁと思いますが、私自身医師でもないので文献の探し方もちょっと想像がつかないのが、残念でなりません。 こんな地道な活動がいつか芽が出て、一軒でも多くアートも含めたコーディネートしていきたいです。どなたか私に仕事任せませんか?(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|